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鳥取

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サッカー:ガイナーレ効果、6億5000万円 土産、飲食店が好調--鳥取市 /鳥取

 鳥取市はこのほど、サッカー・J2のガイナーレ鳥取が同市にもたらした経済波及効果が6億5000万円に上ると発表した。同市蔵田のとりぎんバードスタジアムで開催された21試合(公式戦や東日本大震災のチャリティーマッチなど)の観客動員数やガイナーレの運営会社「SC鳥取」への聞き取り調査などをもとに、とっとり地域連携・総合研究センターが試算した。

 経済波及効果は、ガイナーレのホーム試合に伴う市内での土産物の購入や飲食店での売り上げ、交通費などの直接的な売り上げ(約4億円)に、商品を納品する業者の売り上げ(約1億円)など間接的な経済効果も合わせて試算した。

 市はシーズン前、ホームの1試合当たりの観客動員数の平均を5000人、経済波及効果を6億5500万円と見込んでいた。実際の平均動員数は3692人と目標を大きく割り込んだが、経済効果については「アウェーサポーターの土産の購入やスタジアムグルメなどが好調で、1人当たりの消費単価が予想を上回ったことで、見込み額に迫る数字が出た」(市企画調整課)。

 同課は、観客動員数が「5000人を下回ったことは残念」としながらも「予想を上回る高い消費単価にはJリーグ効果を感じた。目標人数を達成するこができれば見込み額は十分達成できる」と手応えを語った。市は来季も5000人の来場者を目指す方針。

 また同市は、SC鳥取と連携し同市の経済振興策などを考える「ガイナーレ効果による鳥取力向上チーム」についても引き続き推進するほか、スタジアムの大型ビジョンや練習施設(同市若葉台北2)などハード面の整備も取り組む。【加藤結花】

毎日新聞 2011年12月19日 地方版

 
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