キム・ジョンイル総書記死去
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キム・ジョンイル総書記死去

12月19日 12時11分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

北朝鮮の朝鮮中央テレビは、先ほど、最高指導者のキム・ジョンイル総書記が、今月17日、現地視察に向かう列車の中で急死したことを伝えました。69歳でした。

朝鮮中央放送は、正午から黒い喪服姿の女性アナウンサーが、特別放送として、キム総書記の業績などをたたえる放送を続けています。キム・ジョンイル総書記が死去した状況について、北朝鮮のメディアは、キム総補記は心臓や脳の疾患で長期間にわたる治療が続くなか、各地への視察が続いて疲労が重なり、今月17日、移動中の列車の中で心筋梗塞にかかったと伝えています。朝鮮中央テレビによりますと、死去した今月17日から29日までを哀悼の期間にするとともに、今月28日にピョンヤンでキム総書記の葬儀が行われるということです。北朝鮮の国営メディアがキム総書記の動静を伝えたのは、今月15日、ピョンヤンにある音楽施設とスーパーマーケットをそれぞれ訪れたと報道したのが最後でした。この中で、キム総書記は、後継者のキム・ジョンウン副委員長らとともに視察を行い、スーパーマーケットでは、商品がより多くの市民に行き渡るよう指示したとされています。また、音楽施設の前で撮影されたとされる写真では帽子をかぶりサングラスをかけたキム総書記の姿が映っていました。