認識のズレ
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以前、こんな事例があった事は皆さん覚えているとは思いますが?!
「今更」と言う感は否めませんが…
公務員の意識(認識)と民間の意識(認識)のズレをとても象徴している事例なので。
(注:私は橋下支持者では有りません!)
本日(10月31日)で知事を辞職した橋下前知事が就任当初の2008年3月13日に、府庁で30歳以下の府職員約330名を集めて初めての朝礼を行い、「府庁を変えるのは現場の皆さんです。何よりも府民のためという意識を持って、一緒にがんばりましょう」などと意識改革を呼びかけ、始業前に朝礼を行うことになったことを説明した時、「どれだけサービス残業やってると思ってるんですか!」「あなたのすることは逆のことばっかりや!」と朝礼の場で噛み付いた女性職員がいましたが…
「どれだけサービス残業やってると思ってるんですか!」
業績の悪い赤字続きで倒産寸前の民間企業では、サービス残業は当たり前(?)
(この感覚は「誤り」だと言われれば…まあ、、そうなんでしょうけれど。。しかし、会社が倒産してしまえば、元も子も無くなりますから…)
民間ではミーティングは始業前や終業後に行う事は「当たり前」
「サービス残業」との「認識」はありませんし、「サービス残業」と文句を言う社員は居ないと思います?
まぁ、上司が何時までもタラタラ結論の見えない下らない(要するに)「何の生産性も得られない話」をしていると「時間の無駄」、「サッサと仕事を始めたい」又は「帰宅したい」と思う事は何度も有りますが…
しかし、「自社の売り上げ向上」のための朝礼(ミーティング)とか、仕事の効率化を図るためのミーティング等は、それが始業前だろうが終業後だろうが、文句を言う社員はいません。
まぁ、内心は如何であれ…
この場合、倒産寸前の自社(大阪府)を立ち直らせるための「意識改革」を訴えたミーティング(朝礼)ですよねぇ?
ならば、社員(府の職員)一同、心を合わせて、倒産の危機を回避するため、一人一人が「危機感」を持って立ち向かわなければならないのではないでしょうか?
不況だろうが赤字続きだろうが、倒産の心配の無い「公務員」の皆様に取っては「危機感」なんて無いのでしょうかねぇ?!
「意識改革」なんて行って、作業効率を考え、仕事を効率よくこなす職員が現れたら、大あくびこいて、書類整理をしている振りをして、優雅な昼休みを取り、仕事を適当にこなしている職員達は居心地悪くて仕方ないでしょう!
この様な民間との「認識(意識)」のズレが、今の公務員批判の「一因」にもなっているのではないでしょうか?
しかし、この女性職員の方
「あなたのすることは逆のことばっかりや!」
知事を「あなた」呼ばわりですか?
民間で言えば「知事=社長」ですよ!
民間企業で、社長の朝礼で、社長の発言中に立ちあがり「あなた」呼ばわりしたら、、如何なるでしょうねぇ??
勇気ある方は試してみて、結果を聞かせてください☆私にはその勇気はありませんので。。悪しからず!
これ見よがしに作業服を着た(通常もこの様な格好をしているのでしょうか?この方は事務職では無いのでしょうか?)勇気ある女性職員とは、どの様な方なのかネットで検索してみました♪
便利な世の中ですね♪
調べてみると、、なるほどねぇ♪
って、感じですね☆
全員がとは言いません。
中には必死に、国民のため、地域住民のために働いている公務員の方々もいらっしゃいます。
しかし、やはり、多くの公務員の方々と民間との意識(認識)のズレは大きいのではないかと思います☆
最後に、私が目にした記事の資料によると
フランスの公務員の平均年収は310万円
国民の平均年収は350万円
アメリカの公務員の平均年収は340万円
国民の平均年収は495万円
イギリスの公務員の平均年収は410万円
国民の平均年収は410万円
日本の地方公務員の平均年収は743万円+150万円(諸手当との名目で?)合計で893万円
日本の国家公務員の平均年収は663万円+150万円(諸手当との名目で?)合計で813万円
日本の国民の平均年収は430万円
日本の公務員は高待遇ですね!
国民の平均年収が430万円に対して公務員の年収は800万円以上…
国の「赤字」の要因は、こんな所にも有るのではないかと、単純な私は思って仕舞いました。 |
私も橋下氏の支持者では、決してございませんが、件の彼女の物言いには些か、呆れ果てました。仮に民間企業で買収された、企業だった場合には、当然の事ですが、過去経営に携わっていた!取締役及び執行役員の殆どは、外すされるが極当たり前の話です。しかしながらその常識が、公務員には通じないのが、我が国の病巣の深さを物語っておりますね。
2011/10/31(月) 午後 8:31 [ 短足おじさん ]
pochi&戴きますね。
2011/10/31(月) 午後 9:04 [ 短足おじさん ]
サービス残業や時間外のミーティングについては、私と全く同じですが、左系の労働組合は公務員と同じ発想ですね。
会社は敵であり、権利ばかりを主張する。それでは会社は持ちませんよといっても、それは経営者が悪いのであって、組合員の権利を侵害するなとなります。
私の会社の労組は、そういったことは無く、一部の組合員からは御用組合と言われる場合もありましたが、会社は経営者だけでは無く、組合員のものでもあり、大勢の家族もその会社で生活しているのです。倒産させるわけにはいきませんからね。
大阪市だけでなく、多くの自治体の経営が厳しい状況であることをわきまえた自治をしなければ、夕張やギリシャと同じことになるのは明らかですね。
2011/10/31(月) 午後 9:21 [ ラッくん ]
公務員の門は難関だということですが、通過すると待遇はいいで、驕った体質がしみついてしまうのでしょうか。日本は国会議員をはじめ公僕の待遇が良すぎることは、諸外国とは違って役人色が強いのでしょうか。改めるべきです。ポチ☆
2011/10/31(月) 午後 9:26
短足おじさん:
府の財政赤字を全て大阪府職員に擦り付ける心算は有りませんが、しかし、責任は「大」だと思います
自分達の権利を守る事は大切だと思いますが、府民を守る権利があると言う事も忘れて欲しくありませんね
2011/11/1(火) 午前 10:40
短足おじさん:
ポチ☆&転載有難うございます
2011/11/1(火) 午前 10:45
ラッくんさん:
右肩上がりに経済成長をしている時代や、内部留保をたっぷり貯め込み社員をモノ扱いして切り捨て、しかし株主投資家には配当金を配る様な大企業(所謂、腐りきった企業)には、権利の主張は大切だと思いますが、倒産寸前の大阪府の様な自治体や、赤字の続く企業及び、体力の無い企業でも同じ事をしていては、権利を「守る」処か「失い」かねませんね!
一度、夕張の様になれば、民間人の痛みが理解出来るかも(?)
公務員=公僕
誰の権利を一番に守らなければ為らないのか...その点を理解できている職員ってどれ位居るのでしょうか
2011/11/1(火) 午前 11:09
おせいさん:


不況の時代は公務員は狭き門ですね
政治家がバカすぎるから「公務員がもさばる」と言う点も有るのでしょうね
必死に働いて過労死をする人もいる位なのに...
如何に無駄な人材が多いかを象徴していますね
少数精鋭性にしてみたら如何でしょうかねぇ?
ポチ☆有難うございます
2011/11/1(火) 午前 11:14
東北さん:
それが庶民感覚と言うモノですね
公務員にも「庶民感覚」を身に就けて欲しいモノですε=(‐ω‐;;)
2011/11/1(火) 午前 11:15