先週知ったのだが、アフリカのカメルーンで活動していた協力隊員が現地で不慮の交通事故で遭い、亡くなってしまったと聞いた。 隊次も職種も派遣国も違うのでもちろん彼のことは知らないのだが、やはり途上国で活動する同じ協力隊員ということもあり、大変ショックを受けた。 もしも自分が・・・、もしも今のサモアの隊員が・・・、もしも異国で活動中の訓練所の同期が・・・。 そんなことを考えれば考えるほど、ますます暗い気持ちになってしまう。 若干30歳。 本人も志半ばで不幸を迎えてしまい、本当に無念だったと思う。 何より日本で突然の訃報を知らされた家族や友人、訓練所の同期隊員、そして同じ任国で活動していた隊員たちの悲しみは計り知れない。 1965年に青年海外協力隊が発足して以来、これまでに60人以上が不慮の事故や病気で亡くなっているらしい。平均して毎年1人以上が亡くなっていることになる。 途上国における交通事情や運転マナーの悪さ・危険度は日本の比ではない。実際にアフリカの同期隊員もタクシーの衝突事故に遭って重症のケガを追って日本への帰国を余儀なくされている。 ここサモアはまだ他国に比べるとよい方だと思うが、それでもいつなんどき事故が起こってもおかしくないことは事実である。1台に何十人もの人がぎゅうぎゅうに押し込まれて走るバスが横転でもしようものなら、ひとたまりもない。 生きるということ。無事帰るということ。 彼の死を通して、改めて強く認識させられた。 謹んでご冥福をお祈りしたい。 |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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無事に帰ってきてね。 |
いづ 2011/04/16 14:28 |
>いづさん |
管理人 2011/04/16 20:31 |
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