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2011.06.14
たぶん日本最速のChromebook(SAMSUNG)レビュー、chromebookは普通にすごかった
たぶん日本最速だと思うのですが、アメリカでもGilt限定で先行発売されたサムソンのchromebookが、手元にあります。
さっそく、開封しますよ。
なぜか、ついでにchromebookを入れるためのCHROMEもあるわけですが、それはどうでもよく、大事なのは中身です。
あら、そっけないですね。
あ、これはきっとchromebook本体だな。
上の箱の中には、ACアダプター・電源ケーブル・D-subのディスプレイ出力のケーブルが入っています。
電源はけっこうコンパクトです。
そして、chromebook本体!じゃじゃーん。
うん!やっぱり白で正解だった!Chromeのロゴがよく映えています。
本体の薄さは十分な感じ。
重量は、見た目からの印象よりは重い感じ。実際の重さの問題ではなく、持った感じは、Macbook Airの13インチの方が軽く感じます(でも値段ぜんぜん違いますからね)。
ACアダプターと本体の接続がちょっと心もとない感じかも。
開けると、中は見事に真っ黒。実はちょっと心配していた安っぽさはありません。
キーボードも、Macbook Airほどの快適さはないものの、これはこれで文句はないレベル。これも安っぽさはありません。この辺はネットブックと差別化できていると思います。
電源を入れると、いきなりchromeのロゴが登場します。これは、ちょっとかっこいい。
日本語の設定をして、ネットワークの設定をします。
いきなりアップデートのインストールがはじまったのは、少し笑いましたが、常に最新版が提供されるというGoogleの言葉通りですね。
しばらくすると、もうGoogleアカウントの設定画面です。
初回だけ、ログイン前にログイン時のアイコンの設定があります。
すると、イントロダクション的に「トラックバックに慣れよう」なんていう画面が出ていますが…。
うへええ!
なんか!もう普段とchromeの環境、まったく同じになっているんですけど!
ブックマークとか、拡張機能とか、いつも使っているそのまんまだよ!
知ってはいたけど、これはすごいなあ。
だって、電源入れたら、即!普段の環境再現ですよ。これはすげえ。やっぱ、すげえ。
買ってきて、すぐにホントにいつもどおりに普通に使える。この普通さがすげえ。
ある意味、普段からchromeユーザーである私にとっては、新鮮さがほとんどないという罠がここに同時にあるわけですけどね。
各種設定は、右上のスパナみたいなアイコンから設定できますが、まああんまりいじるところはないです。
なにしろ、自分の環境がすでに再現されてしまっていますからね。
ハード的な特長としては、キーボードのサーチアイコンが書かれたキーがあることです。
Youtubeの1080PのフルHDの動画もフル画面で普通に再生しますし、GmailとかGoogle Docとかも、ホントいつも通りに動きます。
※上の画面はこの動画です。
きのう紹介したturntableでは面白いことが起きるよと言われていたので、早速DJブースに上がりました。
うーん、素敵!かっこいい!
で!
ひとしきり遊んだところで、一度電源を落としてみました。
噂のすぐに起動する!ってのは、どんなもんだろう?と確認したいからですね。
ホントに!6秒で起動したよ!
chromebookすげえ、なんだこれ!
で!
実は事前にamazon.comでのChromebookの評判を入手していました。
@masakiishitani 起動早い、ただmail Calendar misicなど、google縛り有り。機能で欠けてるものはやがてアップデートされるだろうが、ハードの制約は2ndジェネ待ち。1sfとしてはまずまず。tablet版が欲しい。星3-4 って感じです。
これはもうホントそのとおり。
さらに、このChromebookの初号機をどう評価するのかということのヒントもいただいていました。
@masakiishitani 時間とコストの制約の中で何を優先したのか、彼らなりの答え=chromebook が読み取れるのでは。
そう!
Googleは初号機で何を優先したのか!
それはね、たぶん電源まわりです。
開封した時点で、バッテリーの残量は70%ぐらいだったんですが、残り残量を気にすることなく普通に使えました。
さっきやっていたセットアップとかも、実はACつないでやってました。
フル充電で家から出れば、普通に1日使えそうな予感がします。
GoogleI/Oでは、chromeOSはWebそのものだ!という予告がありました。
それにしたって、初号機でここまで普通に使えるものを出してくるGoogleすごい。
そして、電源という使い勝手に直接影響する部分に集中してきたのも、さすが運用のGoogleですね。
まあ、私にはiPad2があるので、外での作業は、iPad2で十分足りているのですが、このchromebookをどう使うかは、また考えていこうと思います。
しかし、ホント余計なことしなきゃ、Webはこれで十分ですよ、十分すぎますよ。
なんとなくですが、路上はないまでも、量販店とかで、このchromebookがただ同然で配布されている未来を想像してしまいました。だって、これ初号機でも500ドル以下ですからね。
【追記】
バッテリーについては、以下のエントリーでレビューしてます。
リンク: Chromebookのバッテリーはどのぐらい長持ちするか?:[mi]みたいもん!.
▼Google Chrome OS ~最新技術と戦略を完全ガイド~
▼Google Chrome OS: Visual QuickStart Guide
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投稿:by いしたにまさき 2011 06 14 09:30 AM [Chromebook] | 固定リンク
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