*最近の生活*

●「神聖かまってちゃん」「撃鉄」のマネージャーをしています

●ピアニカ・ダブエレクトロバンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」でベースを弾いています

●鬼束ちひろさんとニコニコ生放送で「包丁の上でUTATANETS」という番組をやっています

●リリー・フランキーさんのサイトで、不定期連載中
 気になるあの人の卒業アルバムを覗きに行きます
 「劔樹人のこんな風に過ぎて行くのなら」

『EYESCREAM.JP』のブログも書いていますが、ここと大差がありません。

●KARAを応援してゆくことを心に誓っています



1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2011年12月14日 06時03分59秒

12/13 神聖かまってちゃん@新木場スタジオコースト。

テーマ:神聖かまってちゃん
珍しく、今日というか昨日、あったことを書きます。
かまってちゃんの追加公演、スタジオコーストでのライブです。

出来事の詳細までは、ニコ生のタイムシフトを見て頂いてもいいし、どうせ竹内くんなんかが死ぬほど長い日記を書いたりすると思うので、そちらでご確認頂いてもいいと思います。でもほら、竹内くんは言っても外の人なので、それなりに美化した話になってしまうかなと思うので、僕からお伝えすべきこともあるかと思いまして。
でもまあ、僕もメンバーではないので、僕の立場でしかないわけですが。


ライブの最後、の子さんとmonoくんがケンカになって、最後はみさこさんも怒り出して、乱闘みたいになってライブが終わってしまいました。

最後、僕に一言終了を告げてこいというお達しが上層部からありまして、のこのこ出て行ったら、案の定「金返せ!」「責任取れ!」といった罵声がすごくあって。

でも、僕はさっきも言ったようにメンバーではないので。
自分がたとえ客観的にそう思っていたとしても、「今日は良くないライブですいません」みたいなことは、言うべきでないとは思うので、「もうこれ以上はできないので、すみません」ということと、「来て頂いてありがとうございました」ということだけは言わないとと思ってました。


の子はドラムの方に突っ込んだ時に足の指を強打したようで、随分痛がって、「複雑骨折かもしれません」と言ってました。
monoくんも、の子をぶん殴ったのが以前骨折した所で、腫れて来たので、僕はふたりをとりあえず、救急病院に連れて行きました。
いや、そう思うとどっちもまあ、自爆みたいな感じではありますが…ああいう我を忘れる状況ですから、仕方がありません。

とりあえず応急処置はしてもらって、正確な結果は後日のようです。
心配されている方も多いと思いますが、すみません、こればっかりはわからないので。
とりあえず、3人で食事して、2人は家まで僕が送り届けました。



みさこさんの心境を心配するお客さまたちもいらっしゃいました。

バタバタしているとき、僕が楽屋に入ると、みさこがぐったりしていて、成田がついてくれてました。
二人とも重苦しく黙ってたんで、これはなんとかしないとなと思いまして、「みさこさん、昔はこんなことばっかりだったじゃないか。最近はいいライブばかりだったんだから、たまにこういうことがあったら、まだまだ頑張ろうって気持ちを思い出すでしょう」みたいなことを言いました。
正直、全然イイ話ができたわけじゃない感じです。

でもみさこさんは、声をかけられたんでハッとなって、そのあとは笑ってました。
最初は弱々しかったけど、そのうちいつもの笑顔になって、どこの手塚治虫先生だろうというベレー帽をかぶって帰り支度してたんで、彼女は大丈夫だと思います。

ちばぎんも風邪のところよく頑張ってくれたので、帰りは成田がふたりを千葉まで車で送って行きました。
成田も、まきおも、アシュラも、うちの若い衆は、休みも寝る間もないのに献身的によく頑張っていると思います。
僕がこの時間に戻ってきても、まだ成田とアシュラは会社にいました。
まあ、2ちゃんのまとめサイト見てましたが。


事実というか、僕が客観的にお伝えすべきことはそんな感じかな、と思います。
また近々、メンバーが配信とかで、自分の口で伝えてくれるかと思うので、僕が出しゃばって余計な主観で話そうとは思っていないので、このくらいで…。
それなのに今夜、モデルの青柳さんたちのUst配信もある2.5Dのイベントで、昨日の今日で誰より早く公の場に姿を現さなければいけないこの僕の状況を思うと、若干過酷ではありますが。



いやいや、でもひとつだけ自分の気持ちを言うなら。

色々あるけれど、まだまだ反省したり、改善しながらやれると思うので、落ち込んだりせず、頑張ろうと思っています。
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年12月13日 00時16分05秒

まきおちゃんの男メーター。

テーマ:どうでもいいこと
最近、週末は空き時間を利用して映画を観に行ってるんですが、石井裕也監督、仲里依紗さん主演『ハラがコレなんで』も観ましたよ。


ここからネタバレになるので興味ある方はご注意をば!



仲さん演じる光子は、物事を「粋か粋じゃないか」で判断して生きているのですが、これは幼い頃住んでいた貧しい人情長屋の頃の影響で、大家のばあさんがそういう人だったので、当時そこには粋な人たちが集まっておりました。



この映画に出てくる「粋」とは、まさに杉作さんと僕の対話のなかで生まれた言葉「男メーター」と限りなくニアイコールな概念なんですよね。


で、寂れた定食屋のおっさんの次郎さんとして石橋凌さんが出ているのですが、これがまたとてつもなく男メーターが振り切れた人でして。

次郎さんは寝たきりになった大家のばあさんの介護を、甥の洋一と一緒にしています。「今まで世話になったおばちゃんの面倒は俺が一生見て行く!」と。

しかし、独身の次郎さんは実は近所の喫茶店のママ(斉藤慶子さん)に想いを寄せていまして。
そのママは年老いた両親のために店をたたんで田舎に帰ろうとしていて、帰る前に次郎さんにプロポーズしてほしいと望んでいるんですが、次郎さん男メーターがバッキバキに全開なんで、「おばちゃんの世話をするから、ここを離れられない」と、とにかく、めちゃくちゃ頑固なんですよ!!


いやこればかりはね…!
この全く誰も望んでないし、正直誰も得しないあたりが、まさに男メーターの本質だなと…!


僕もここんとこ、男メーターについて日々相当考えてきましたが、この次郎さんクラスに来るとさすがにめんどくさいなと思ってしまいました。
しかも演じているのが石橋凌さんなんですよ!
もう、男くさすぎてなんだかよくわからない!



…でも、似たような話が実は、身近にありまして。

まきおくんのことなんですけど。



彼は調布のどくだみ荘みたいなとこにひとりで住んでいます。

そこは6世帯が住めるハイツなのに、もう随分古くて、今はもうまきおしか住んでないんです。
まきおが入居した頃は3世帯くらいはいたらしいのですが、隣の部屋なんかは床が抜けてしまったと。
床が抜けるなんて、よく世界ビックリ大賞とかである、パーティ会場がズボーッ!!て落下する衝撃映像みたいなものを想像してしまいますが。
とにかくそんな古いアパートなんで、今はもうまきおしかいない。

裏には大家さんのおばあちゃんが住んでいるらしいんですが、なんせまきおなんで、鍵を忘れて家に入れず自宅のドアの前で野宿するような人なんで、色々優しくしてもらっているみたいなんです。食事に呼ばれたり、食べ物を分けてもらったり、泊めてもらったり。

まきおが僕からのかまってちゃん仕事で忙しくなって、うちの会社に毎日のように来るようになった頃、僕は、調布じゃなくてもっと近くに引っ越さないかと言ったんですよ。

そしたらまきお、「僕は大家さんに恩があります。僕が出たら、大家さんの近くに誰もいなくなるからダメです」って言うんですよ。

まさに次郎さんと同じような感じになっているんですよね。

それには僕も、「粋だね!そうしてやりな!」みたいな具合で、それ以上強く勧めませんでしたよ。





とにかく、まきおの男メーターも相当なものですね。
だんだん、石橋凌さんみたいな面構えになるんじゃないでしょうか。
今の所、京本政樹さんですが。

僕は老婆心ですが、そんなまきおの心を動かす女性が、僕が生きてるうちに出て来ないもんかなあと願っていまして。
この10年、無駄にセカンド童貞を死守しているんで、本当に妖精のような男ですよ。

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年12月09日 22時25分18秒

PUGの復活を見届けてきました!

テーマ:どうでもいいこと
先日、『謎の日』というイベントがありまして、僕はかまってちゃんの担当ではありますが、その日はメンバーそれぞれが自由にやる感じだし、特にやることもなかったので、もう、一切関わらずにその日は会社で仕事をしようかなとすら思ってました。

そうしたら、ちばぎんの演目が「ピックアップゴールド(かまってちゃん加入前に彼がギターボーカルでやっていたバンド)の再結成」というものだったのですが、ベースのメンバーが急遽不参加を表明したらしく、僕がベースでサポートすることになってしまいまして。

正直、そもそも行く気もないくらいの勢いだったので、めちゃくちゃめんどくさかったんですけど、ちばぎんの頼みだし、引き受けないのは男じゃないなと、やることにしました。

さらに、元々ドラムの人はもう連絡がとれなくて不参加だったようで、なぜかまきおくんが叩くことになっていたんです。
まきおくんなんて、高校生の時以来のドラムですよ!実に10年振り。ちばぎんもなんでわざわざそんなまきおに頼んだのか全く謎なんですが。

そういえば高校生のとき茨城の不良だったまきおは、まあ、いかにもヤンキーならではですが、10代半ばで女性を知ります。びっくりするのはそこから10年、よくわからない男気でセカンド童貞を貫いてるんですよ。

ドラムも女性も10年ご無沙汰というわけですよね。
「僕は今、むしろ童貞に近付いてます」
という名言も飛び出すくらいのポテンシャル。
さすがまきおですよ。


話が逸れましたが、そんなわけで、オリジナルメンバーふたりとサポートの我々を加えたピックアップゴールドが、スタジオに2回くらい入ったのですが、もちろん僕もまきおも、忙殺されているうちにスタジオの日がやってきまして。
当然のようにふたりとも曲を全く知らずに行って、スタジオでなんとなく覚えまして。

で、次のスタジオの時も同様で、もうすっかり曲を忘れている感じだったので、ちょっとこれはさすがにまずいかなと僕も思っていたのですが、まきおを車で迎えに行ったら、「劔さん!僕、CD焼いて来ましたよ!」っていうわけです。

前のスタジオで練習を録音していたんで、そのCDがあれば、千葉のスタジオに向かう車中、聴けるじゃないですか。そしたらだいたい思い出せるんで、いやーまきお使える男だなあと思って。

でもなんとなく一応聞いてしまったんです。
「で、何のCD?」って。

そしたら、「決まってるじゃないですか!大黒摩季ですよ!」って。

しかも、大黒摩季さんの曲からマイベストをまとめて、さらにPROTOOLS(レコーディング用音楽編集ソフト)まで使って、曲間とかも自分の好みにいじって、自分用にマスタリングしてきたと。

いやもう、彼の行動は本当に予測できなくて飽きないですね。


そんなわけで大黒摩季さんを聴くわけですが、スラムダンクの主題歌だった、『あなただけ見つめてる』って曲に出てくるカップル、あれ、僕が思う最悪のふたりですね!
なんなんでしょう、すごい浪花節ですけど、時代なんですかね。
発表当時でもおかしいですよね。

彼氏の好みになんでもあわせて、「そして誰もいなくなった」でもそれで満足なんていう女の子のどこが魅力的なのかと僕は思います。
いるんですよね…彼女の着てる服とかにケチつける男…。
趣味や好みを強要する男は器が小さすぎて話になりません。


いやー、なんだかまきおのせいでムカムカしてしまいました。

あの曲の歌詞の世界観には、『完全なる飼育』みたいな怖さがありますよね。
男女は依存しすぎたらダメです!
でも、全く依存しないと、まきおさんのように自由になっちゃいますからね。

そういえば最近、10年前ものすごくファンだった眞鍋かをりさんのTwitterを覗いているのですが、彼女のプロフィール、「現在、自由を謳歌しすぎて糸が切れた凧です。」って書いてあります。
いやー、やっぱりわかってますね。面白い人ですねー。

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年12月06日 20時12分05秒

男の生き様!霊を挑発せよ!!

テーマ:どうでもいいこと
週があけたのでEYESCREAMブログを気合いで更新しましたが、また実のある話ができませんでした。

EYESCREAM最新号!

明日、またチャレンジです!!



「2011 ALL THE BEST」という、各界クリエイターが今年の映画、音楽、本について書くというページについて触れているのですが(いや、実際のとこ全く触れていないのですが)、「本」について書いてみたいと思います。今年も僕を楽しませてくれた本で、先日発売されたギンティ小林著『新耳袋殴り込み リターンズ』があります。

『新耳袋殴り込み』というのは、現代の百物語として心霊ファンにはマストな超人気シリーズである『新耳袋』で書かれている現地に実際行き、心霊をカメラに収めようとする、いい歳した大人の肝試しを、中心人物であるギンティさんが書籍化したもの。
もう、『殴り込み』も6冊くらい出ているのかな?

中には、僕が体験者である友人のボギーさんをギンティさんに紹介した、『大阪首吊り廃墟』の話もあります。赤犬のロビンさんも参加しています。

とりあえず殴り込みに関しては、この辺を観て頂ければ一目瞭然なので!






もう、僕も言わば終わらない放課後感をいまだ引きずって、こんな仕事をしているので、こういう先輩がいてくれるのが本当に心強くて。

ギンティさんは僕が東京に来てからというものずっと良くしてくれて、下北に住んでいた時はよく飲みに言ったものです。
夜中になると電話がかかって来て、「嫁が寝たから、出られるんだけどどう?」みたいな感じで。だから僕も当時一緒にいた彼女に「ギンティさんのとこに行ってきます」と言うと、「またギンティか!!!」と怒られたりしてましたね。

そんなわけで、ずっと前から、殴り込みに僕も連れてってくれと言ってたんですよ。
そしたら先日、monoくんと一緒にいるときにギンティさんに「飲み会してるから。原価で酒が飲めるよ」とよくわからないウソをつかれて、遂に殴り込みに参加する羽目になったじゃないですか!

女の霊の出る地下室でひとり、すっごいくだらない悪ふざけしてきましたよ!

唯一の女性隊員、市松人形のはち隊員(名前はこっくりさんで決めた)とツーショットもあります。はちはもう、色んなとこで酷使されすぎたせいか、何か髪の毛がチリッチリで不気味でした。

$劔樹人の渋谷陶芸教室


よく、若者の肝試しとかですね、中途半端な気持ちでほんとに危ないとこ行って、呪いというか祟りというか、もはや取り返しのつかないことになるとかそういう話を聞くじゃないですか。

で、この『殴り込み』って、霊を呼ぶためにとにかく悪ふざけするんで、例えば沖縄の、たくさん戦死者が出たという、色々怖い話もある海にギンティさんが市松人形背負ってひとり入って行って、「みなさーん!戦争は終わりました!」とかですからね。不謹慎すぎてもう最悪ですよ!

でも、彼らはもう、仕事として霊を撮らないといけないし、言ったら生活賭けて霊を挑発してるんで、バカバカしいし、怒られそうなことしてても、なんだか感動するところもありまして。ひとり、命をかけて化け物に立ち向かう男の生き様を見せつけられている気分になるというか。

そんな気持ちで実際に現場に行きました。
そうしたら…まあ、感動なんて一切なくて、やっぱりただの悪ふざけでした。



というわけで、今年から殴り込みは劇場版として劇場公開しているので、順調に行けば僕とmonoくんは、「劇場版神聖かまってちゃん」「SRサイタマノラッパー3」に続き、映画出演3作目になります!

ぜひ、その際は宜しくお願いします。
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年12月03日 09時06分54秒

まさかのEYESCREAM。

テーマ:どうでもいいこと
やっぱり運命というのはイタズラが好きですねー。

運命といえば聞こえの良い、ただの間の悪さに振り回され続けている僕なのですが、ありがとうございます、また間の悪いことがありました。

あれだけ放置し続けたこっちのブログをこの10月からものすごい前のめりに更新し続けて、なんならちょっと前のめり過ぎて、劔のくせに説教くさくなって来たんじゃないか、というここへ来まして、アートとファッションとカルチャーの最先端でおなじみ、EYESCREAM.JPさんでブログをやることになったんです。



もう2ヶ月早かったら、こっちのなんて放置して、EYESCREAMに専念することができたかもしれないというのに!
タイミングってのはほんとに難しいものです。

もう思いきって、EYESCREAMはアイドルのスイーツブログみたいに、そこらへんの定食屋で食べたものの写真だけ載せて完了、とはいかないじゃないですか。
だからとりあえず一回目のアップのために見切り発車で書きはじめたら、ほんと内容のない原稿になりまして、それが以下リンクの散文です。

明日なきブログを書く!



そんな感じで、12/1に新しいEYESCREAMのサイトが公開されたのですけど、そこではじめてなんとなく全貌が見えまして、そしたら、僕と並ぶ執筆陣が、浅野忠信さんとか、DEXPISTOLSのDJ MAARさんとか、写真家の米原康正さんとか、ディアステージの福島さん(もふくちゃん)の最前00とか、ファッションやカルチャーの方面におけるそうそうたる顔ぶれでして。

どう考えても、僕が一番カルチャー感もなければオシャレ感もないという。
しかもカテゴリに「CREATOR」って書いてあって、最初は「クリーチャー」かと思ったんですよ。やっぱり原始人みたいなこの顔じゃないですか。
そしたら、「クリエイター」だった!
何にもクリエイトせずに生きてるのに!
これはまあ、厳しい状況ですよ。



かといって、僕が気取って、「本日購入したもの紹介!」とか言って、洋服や雑貨の写真をアップするわけにいかないじゃないですか。

なので、自分の足下をちゃんと正しておこうと思って、早速更新した2回目が以下です。

目指せ!クリエイター!



所詮僕は、なんなら今もまだ、何かしたくても、一歩を踏み出す勇気を出せずに悩んでいる人間ですからね。
「よし!自分がフロントマンのバンドやるぞ!」とか息巻いて、バンド名だけ考えて満足しちゃったり。ちなみにそれは「熱風5000キロ」っていうバンドなんですけど(笑)

何か悶々とする気持ちや、表現欲求みたいのは若い頃からいっちょまえにあっても、それを自分でどうしていいかわからなくて、華のある人のうしろでベース弾かせてもらったり、マネージャーやらせてもらったりで、もうとっくに30を過ぎてしまいました。
そんな今までを否定する気はないですが、僕が「自分はクリエイターです」と、胸を張って示せるものなんて一つもないんですよね。

だから正直にそこは認めて、今から30の手習いというか、何かを創造できるよう日々努力していこうかなと!

でも、きっと僕が生まれ育った新潟もそうですが、田舎のほうとかに行くとですね、EYESCREAMで紹介されるみたいな、カッコいいカルチャーに憧れて、でもどうしたらいいかわからなくて、通販で買ったストリートブランドの服を着て、定食屋とかしかない駅前とかを闊歩してる若者もいるんじゃないかなと思うわけでして。まあ完全にサイタマノラッパーの世界観なんですが。あえてそういう若者にピンポイントで向けた内容でEYESCREAMブログはやっていくしかないのかなと思っています。


えー、そんなことを考えてこれを書いていたら、今、僕は新幹線でもうすぐ目的地なんですけど、前の席にめちゃくちゃ可愛い女の子が座っていたことに今!たった今、気付きまして!ちょっと混乱しているので続きはまた考えることにしようと思います。

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年11月27日 01時35分18秒

他人に委ねるのも男。

テーマ:どうでもいいこと
最近、会社で僕も若干年長者の立場になってきて、よく考えるんですが…。
人は失敗するものだと思うんですよ!

でも、大事なのは失敗したときに、その人がその失敗に何を思って、自分のこれからに活かすかであって、もうその失敗だけを責めるとか、ほんとに意味がわからない。

そういう意志のある人なら、僕はどんどん失敗して学んでくれていいと思うんですよね。

ただ、面倒なのは、よく、これは自分のせいじゃないと転嫁することばかりで何の進歩もない人で、周りでもほんとによくあるんですよ、ミスがあると、これは誰の責任だ、俺は関係ない、という押し付け合いが!

これは仕方ないと言えばそうなんですが、まあ、みんなの問題として、ひとりひとりが自分の中に問題を見つけた方が僕は前向きな気がするんですよね。

まあ、この仕事でそういう時はだいたいほんとに僕に責任があるときが多いんで、ひとりで被りたくないだけかもしれませんが(笑)。

とにかく僕は、問題はなるべく人のせいにせず、自分のこととして考えたほうがいいと常々思ってまして。人は変えられないけど、自分は変われますからねー。

と言うと、自分は人を信じられない人間みたいな気もしますが、いや!そんなことはないんですよ!

人に任せられるのも「男の器」だとつくづく思うんですよ。


ミュージシャンはこだわりが何かと多いので、なんでも自分でやらないと気が済まない人ってのは多いのですが、人に任せることで、自分の力以上のより良いものを作ることができるスゴい人もいて、僕はそういう人のほうが好きだったりしまして。




今を生きる男レジェンドとして、ギターウルフのセイジさんは僕にとって欠かせない存在なのですが、セイジさんはまさにそういう人なんですよ。
最近、僕と仲の良いDUM-DUMという会社がギターウルフのマネジメントをしているため、よりそう思う出来事があったんですね。


この夏の暑い日のことなんですが、ウルフのマネージャーの富樫さんに会ったら、随分慌てていまして。聞くと、このあとウルフのライブがあるのですが、機材を入れてる倉庫の鍵をなくしてしまって困っていると。

機材がなかったらやばいじゃないですか!というと、「いや、機材よりむしろセイジさんの革ジャンが…」って言うんですよ。
ライブが続くと、すごい汗をかくので、ライブ用の革ジャンも機材と一緒に倉庫で干したりしているんでしょう。でも、機材よりむしろ革ジャンというのもおかしな話だなあと思って、「革ジャンがなかったらセイジさんはどうなるんですか?」と聞くと、「セイジさん、Gジャンになっちゃう」って言うじゃないですか!

ウルフが革ジャンじゃなくてGジャンだったら、キッズたちの夢が打ち砕かれるじゃないですか!
確かにそれは機材がないよりまずい気もしますよ!


するとちょうどその時、富樫さんにセイジさんから電話がかかって来まして、富樫さんは機材と革ジャンの無い状況を説明しはじめたんですね。

横で聞いていると、富樫さんは「いや~、倉庫をシェアしてる他の人がちょうどよく来るのを狙って取れるかなあと思ってまして~」と、不安きわまりない解決法を説明しはじめてるんで、僕は、これはさすがにセイジさん、怒るんじゃないかなあと思っていたんです。

そしたら、「分かりました!」って電話が終わったんで、富樫さんにどうなったんですか?と訪ねると、びっくりですよ!

そんな運任せのふわっとした話しかしてないのにセイジさん、力強く、

「そうか!わかった!富樫くんに任せた!頼んだぞ!」

って言ったらしいんですよ!


いや、これはとてつもない男の器だなと、めちゃくちゃ感動しました。




まあとにかくセイジさんはそんな男気溢れる伝説が山ほどあります。

これは最近の、ドラムのトールさんのTwitter情報なのですが、今、ウルフはヨーロッパツアー中で、スイスでのライブ後に生バンドでカラオケ大会というのがあったようなんですね。
そしたらセイジさん、カラオケは日本の文化なので、柔道なんかと一緒で外国人に負けるわけにいかないと思ったらしく、「カラオケでスイス人にデカい顔させてたまるか!」と名乗り出たと。
するとソングリストにMC5の「Kick out the Jams」がありまして、「Kick out the Jams」と言えば、ウルフがいつもライブのハイライトに演奏する曲なんで、トールさんがセイジさんと言えばこれだ!とリクエストしたそうなんです。

そしたらセイジさん、
「歌えるわけないじゃん!歌詞が全く分からない」って!

歌詞も知らずに20年もライブで演奏してたってことですよ!

確かにウルフのライブを思い出すと、「キックアウトザジャムズ!マザーファッカー!」ってとこしか聞き取れたためしがない気もします。


まあ、何の話か分からなくなってきましたが、器のデカい男になるためには、細かいことは気にしてる場合ではないということで…。
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年11月25日 22時25分19秒

調子にのってなるものか!!

テーマ:どうでもいいこと
よく配信なんかで唐突に出てくるコメントに、「劔、調子に乗るな!」ってのがあって、見かける人も多いと思いますが、実はあれ、僕はすっごい気にしてるんですよ!

昔から、「調子に乗る」ということに対しての恐怖がすごくありまして。
だから「あれっ!今、俺、調子に乗ってるんじゃないの!?」っていう瞬間に対してものすごく敏感なほうではあるんです。たぶん。

こないだなんて、ちょっと派手な服を着ていたら、「劔のくせに調子に乗っている」みたいに言われまして、これは厳しいなと思いつつ、確かにこればかりは、調子に乗っているか躁病になったかくらいの派手さなんで、もはや仕方ないかなという感じなのですが(笑)。



大学生の頃、大学祭に「あいのり」の出演者たちがトークイベントみたいなもんに来たことがありまして、あれは2001年とかなんで、「あいのり」が絶大な人気があった頃です。

あの人たちなんて、言ったらただの素人じゃないですか!
まあ、どこまでやらせか知らないですけど、TV局のお金で働きもせず海外旅行に行って、ほれたはれたみたいな姿をお茶の間に見せていた、ただ、それだけのことだと僕は認識してるんですが。

それがですね、楽屋の窓から、気付かれたいのか何か知らないですがちょっと顔を出したりして、学生の女の子たちに「キャー!」とか、窓の下から「サインちょうだい!!」みたいに言われてまして。あげくの果てに、そこら辺の紙に、ちょいちょいとサインだか何だか分からないけど書いて、窓からバラまいてましたからね。

あれは、僕の中で、人が調子に乗っちゃった最悪の状況でした。


第一、僕はあの「あいのり」という番組の人気は本当にどうかと当時思っていたほうで。嫌いだったんですよ。
なんか気持ちを弄ばれてる気がするじゃないですか。
まあでも、たまーにある、女子が水着になって海とか行く週は欠かさずに観ていたんですが。



で、また話が逸れたんですが、やっぱり、バンドとかが人気が出てくるとチヤホヤされるんで、どうしてもその状況って、人は調子に乗ると思うんですよ。

それで、たまによそでも感じるんですが、売れてるバンドとか金持ってる事務所って、スタッフも調子に乗りがちな気がするんですよね。

でも僕は本当にその状況は怖いと思っていまして。
例えばこんな僕のような立場でも、かまってちゃんがこんな感じになっているんで、いろんなところで、あのかまってちゃんのマネージャーの!みたいに持ち上げられたような気のすることもあるんですが、それって逆に、かまってちゃんのマネージャーじゃなかったら、僕に何の価値もないわけです!
ここは絶対に勘違いできない!


そうやって良くしていただけることには感謝してますが、今のかまってちゃんの状況において、自分にあるのはただ、「神聖かまってちゃんのマネージャー」という事実だけで、それ以上でもそれ以下でもないので、そこはしっかりわきまえたいなと常々思っています。

でもそれって、どんな立場の人でも当てはまる気がしてまして、やっぱり代わりのきかない人になりたいと思って仕事をし続けないといけないですね。
だいたいのことは、その人じゃないといけないことなんてないですからね。

というわけで、やっぱり代わりがきかない人と言えば、この人なんですよねー。
唯一無二!
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年11月18日 02時22分33秒

スタッフも人間力ですよ!

テーマ:どうでもいいこと
こないだ、なんとなく銀杏BOYZのサイトを覗いたんです。
すると、あのHP、最近のバンドのHPには珍しく、BBSがまだあるんですよね。

そしたら、銀杏って、現状そんなに活動してないじゃないですか表向きは。もちろん、見えない所でどうなってるかは、僕も知らないですよ。実はすごく色々やってるのかもしれない。


で、見たら、まあまあ荒れてるんですよ。
まあ、昔から荒れがちなBBSだったとは思うんですけど、なんかどっかで、メンバーが生活できなくてバイトしてるみたいな情報が出たんですかね。その話題でとっても荒れていて。


その中に、銀杏BOYZがちゃんと活動できてないのはスタッフのせいだみたいな書き込みがありまして、なんとなく悲しい気持ちになったんです。

やっぱり、スタッフのせいにするってのは、アーティストからにしても、お客さんからにしても、すっごい楽だし、無難なことだと思うんです。あと、アーティストを守るためにそうしたほうがいいときもある。

アイドルだって、ファンと触れ合うイベントなんかで、面倒なお客さんに面倒な質問とかされたら、「それはマネージャーに聞かないとわかんないんで」ってマネージャーのせいにしたら逃げられるわけです。
まあ、ただそれはあんまり顔が見えないマネージャーの場合で、僕みたいに顔も人間性も若干割れてると、結局僕が聞かれてしまうんで、僕がただ絶体絶命になってしまうだけなんですが(笑)。




まあ、そんなことはどうでもよくて、まあ、僕が言えるのは、けっこうこの音楽業界、スタッフってのは想像以上に頑張ってますよ。少なくても僕のまわりの人はそうです。
特に今の時代は、やっぱり音楽はお金にならないので、頑張らなかったら生きて行けないですからね。
まあ、そこでいうと僕は、もうちょっと頑張らないといけないかなとは思ってますが(笑)。


あと、スタッフにはもうどうも出来ない領域がある、というのが、こういう仕事をやってわかりました。結局、大きくなるかどうかは、どれだけ優秀なスタッフが外堀を埋めたとしても、そのアーティストの器次第というところはどうにもならないというか。



ただ、僕には持論があるんですが、アーティストだけでなくて、スタッフも、人間力がないとやっぱりダメだと思うんです。

売れてるバンドのマネージャーって、会ってみるとやっぱりすごくパンチがあるんですよ。それは間違いないなと思ってます。



僕の友人、といっていいのかな、清水さんという方がいるんですが、彼はずっと10年くらいゆらゆら帝国のマネージャーをしていた方で、初めての出会いは僕が学生の時の1999年にさかのぼります。


当時僕は、大阪の大学で大学祭実行委員会をしていまして、その時、僕がコンサート担当で、ゆらゆら帝国を呼んだんです。
で、新大阪駅までメンバーを迎えに行って、そのとき、ゆら帝の3人と一緒に来たのがマネージャーの清水さんで。
なんか、背が高くて、あごから一本ひげをものすごく伸ばしていて、頭は全剃りで、メンバーも相当パンチがあるけど、マネージャーも妖怪みたいなバンドなんや!って、まだ19歳だった若き日の僕はびっくりしたんですが、それが大学2年のときの思い出でして。


それが、2、3年前のある日、僕が今の会社に誘わる前くらいの時、当時僕は上京して渋谷のLUSHというライブハウスでブッキングの仕事をしていたんですが、そのとき、まだ僕を誘う前の今のうちの社長が何しかイベントを観に来て、そこに一緒にいたのが清水さんだったんですよ。その時、ゆら帝の仕事はもう辞めていた清水さんは、うちの会社に入ることになっていたんです。


で、紹介された時、この人どっかで見たことあるな、と思って。
その滲み出るインパクトは変わってなかったので。

「どこかでお会いしてませんか?」と言ったら、清水さんも「あっ!あの時の学生だ!!」って。

もう10年振りですよ。

10年前、ゆらゆら帝国の演奏中に、僕は担当のスタッフだったんですけど、まあ、僕も若かったんで、いてもたってもいられなくなって、スタッフだって言うのに、仕事をほっぽって飛び込んじゃったんです。
今思えばほんと、お前まじめにやれ!って感じなんですが。
そのダイブを清水さんは見ていて、すごく印象的だったらしいんですよ。
「あいつ、何やってんだ!」って。



そんな感じで10年振りに再会した我々なんですが、僕がパーフェクトミュージックに誘われることで一緒に仕事するようになって、さらに、僕のその繋がりで、あら恋を清水さんに担当してもらえることになったんです。

僕もかまってちゃんの仕事をやりはじめていたので、マネージャーとしての色んなことを、基本的なことから、精神的なことまで、清水さんの影響を受けました。
あら恋としてはマネージャーをやってもらっていたわけなんで、直に、いろんなことを清水さんから学びました。

その後、清水さんは他の仕事に移ることになるんですけど、それまでの間に清水さんから学んだことは、僕の仕事の上で、人生の上で、大きな力になりました。
10年前の出会いを思うと、因果なもので…。


で、何の話でしたかね。

そう、そんな清水さんを見ていると、やっぱりスタッフも人間力だなって思うわけです。


どこの企業にも、パンチがあったり、異様に仕事に哲学があったり、いますよねそういう人が。学校にもいますよ。わけわからんこと言いがちやけど、なんか説得力のある先生とか。僕は人間力って、エネルギーとして外から得られると思っていて、そういう人からエネルギーを、自分の力にできると思うんですよ。


人間力のある人って、ある意味アーティストみたいなものなんでクセがあって、上司だったり、先生だったり先輩だったりすると嫌われたりもすることもあると思うんですが、若いうちこそ、僕はそういう人を避けずに、何かを学ぶべきだろうなと思ったりもします。


で、何が言いたいかというと、まあ、僕ももっともっと頑張ります、という感じでしょうか。
頑張ろう!!


  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年11月15日 18時24分40秒

こんな風に過ぎて行くのなら。

テーマ:どうでもいいこと
$劔樹人の渋谷陶芸教室


リリー・フランキーさんのサイトで不定期に連載している、僕が有名人の卒業アルバムを観に行く、という対談ページが更新されました。

『劔樹人のこんな風に過ぎて行くのなら 第2回 森下くるみ編 PART2 「男はふた押しまでがんばれ!」』

森下くるみさんの第2回なんですが、これがとにかく気が遠くなるほど長いんですよ!ロッキンオンの巻頭くらいはあります。

で、調子に乗ってしゃべっている僕から出てくるほとんどの言葉は、右から左に抜けて行くような無駄話なので、告知する時に「駄話です!」と書いたんです。そしたら、各所から「そんなことない」と突っ込まれてびっくりしました。大変申し訳ない気持ちです。駄話と表現したら森下さんの言ってることもどうでもいいことみたいじゃないですか!
そんなわけないよ!
ほんとに失礼しました。


ただみなさんお察しの通り、この内容、僕は自分で、めちゃくちゃグッとくるなと思っていまして。
もう珍しくですね、なるべくたくさんの方に読んでもらいたいと思っているんです!

森下さんのファンの方はもちろん!
彼女の自伝でも語られなかった新情報が満載ですからね。
まず、彼女のパブリックイメージには、「若い頃、全く男性と関われない子だった」というのがあると思うのですが、なんやかんや言って、やっぱりファンはいた!というのが明るみになっている点。これは歴史的発見なわけです。新しい銀河が見つかったくらいの感動がありますよ。


そして彼女の言葉のひとつひとつは、ハッとさせられることが多いです。
僕は記事の中で触れているように、18、19の頃に同い年だった彼女を雑誌で見てから単にずっとファンでしたが、友人になった今もその生き方、考え方に影響されることが多くて。だから男の子にも、女の子にも、ぜひ読んでもらいたいですね。

週間プレイボーイさんとか、読者が彼女に人生相談するページとか、すぐ設けた方がいいと思うんですよほんとに。



対して私の話の意味のなさときたら、これがだいぶ酷いことになっているのですが、男の子なんてこんなものなんじゃないかな、とも思っていて。
もちろん今も、成長は出来ていないんですけど。
でも、この歳になって、こういう話を人とじっくりできることはすごくいいなと思いました。


若い頃の男女特有の滑稽さは、なんとも愛しいものです。

そんな夢見る時期は、失敗したり恥かいたりして、大人になってバカだったなって思えたら、大人になることもいいことだな、と思います。

  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
2011年11月12日 16時07分00秒

サーチ&デストロイ!!!

テーマ:どうでもいいこと
こないだ、うちの会社の社長が、名古屋の味仙っていう台湾料理の辛い店に行って、すごい汗をボタボタかいていたらしいんですよ!
社長がすごく代謝がいいということを初めて知りました。

こういう情報は本当に助かります。
やっぱり外に行ってですね、よその人に、「ところで御社の社長さんはどんな方なんですか?」とか聞かれたら、やっぱり自分の上司だし、会社の顔であるわけだし、何を言うべきか困るじゃないですか。
うちの社長は優しいし、いいところはたくさんありますがどうしても身内なんで、変に褒めるのもおかしいし、かといってへりくだって悪いことを言うわけにはいかないし。

そんな時、「代謝のいい人です」って、答えられるというのは、とてもいいなと思うわけです。変に持ち上げてるわけでもなく、普通に良い事実を説明してますからね。


その話はまあどうでもいいとして、やっぱり思うんですが、人は、人のいい所を見つけてゆくべきだと思うんです。

よく、教習所の実技試験みたいに、人と減点方式で付き合って行く人がいますが、日々そんな試験みたいな毎日だったら、息苦しいですよ。

他人がいる以上、常に気を使うことは当然ですが、地雷を踏まないように常に張りつめて生きてゆくのは本当に過酷だと思います。
まあ、そういう人と接しなければいけない時期は誰しもあると思いますが。


逆に、本当にいい人ってのが世の中には存在するものです。
僕の場合、高校の時にわたなべゆうくんという友人がいて、彼は本当にいい男で。

背も高く、ラグビー部で運動が出来て勉強もできて顔も良く、バイオリンなんかも弾けて。バイオリンなんかやってるのはだいたいいいとこの子なんで、もう言うことないんですよ。

もちろんモテる。見たことないけど、当時他の学校の女の子と付き合ってましたからね!これはすごいことですよ!他の学校の女の子なんて、こちら童貞チームからしたらエイリアンですから。

とにかくこんないい男、絶対僕みたいのにしたら敵のような存在なんですけど、性格も気持ちいいんで、批判のしようがないんですよ。

仕方ないからとりあえず悪い所を探してみようと試みた所、食べ方がけっこう汚いということが判明し、それで終わってしまったという。



ゆうくんはキッチリW大学に進学して、ギャル男みたいになった時に一回会ったのですが、今は世界最大手の某証券会社に勤めているらしく、もう僕には何も言うことがないわけです。
いつままた会いたいなあ。収入は雲泥の差でしょうが…。


と、話はそれましたが、生まれもってのものもあるし、なかなかそれくらい優れた人間なんていませんから、心くらいはキレイになりたいと日々僕は思っていて、人のいい所を見つけるとか、悪口を言わないとか、気をつけるようにしています。

ここで良いこと言おうとしてるわけじゃないんですよ、自分にいつも言い聞かせていないと、人間は弱いものですからねー。


とにかく、これからまた鬼束さんとUTATANETSなんで、ちょっぴり緊張してるのでした。


  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする

Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>