十勝毎日新聞社ニュース
太陽光プラント完成
2011年12月15日 15時53分
100キロワットのパネルが稼働し始めた帯広太陽光発電試験場
ソフトバンク(東京、孫正義社長)が帯広競馬場内で建設していた太陽光発電実験プラントが15日、完成した。場内の菜の花畑だった3000平方メートルに太陽光パネル514枚を配置、総発電量は100キロワットとなっている。実験は1年以上継続し、四季別のデータを集積する。実験結果はインターネット上で公開する。
国内7社、国外3社の10種類のパネルの発電効率を比較する。国内からは道内企業の伊藤組モテック(本社石狩市)、三菱電機、シャープ、京セラ、パナソニックなどが参加している。国外はカナダ1社、中国2社。建設費用は非公開となっている。
1月下旬から国内初の試みとして、メーカーごとの発電量をソフトバンクのホームページにリンクして公開。日射量と発電量の相関関係を明らかにする。
発電した電力は試験場内部の設備にのみ使用する。事業主体はソフトバンクだが、今後、太陽光発電事業を推進する同社の子会社のSBエナジーに移管する。
SBエナジーの藤井宏明副社長は同日午前11時に記者会見し、「日本有数の日照時間を持つ十勝・帯広のデータを最新機器で調査することは有意義なこと。再生可能エネルギー事業が日本の産業となるよう情報発信したい」と語った。
22日には苫小牧東部(2000平方メートル)でもプラント2基が稼働する。