へへへ・・・。 先日堕とした牝奴隷どもは意外に使えるぜ。 もともと、実戦訓練などやっていたから新しい居城への引っ越しも楽だった。 実験の道具や大量の魔術の本も集まれば、運ぶのも一苦労だしな。 人間の女だったから、部屋の模様替えのセンスもいい。 そのことを褒めてやったら、大きく目を見開いて驚いていた。 失敬な奴らだな。 いくら、闇に生息する魔物でも(個々の基準はあるが)美しい物は美しいと思うものなのだ。 (今度の実験で肉体を提供してもらおっと) さて、先日捕獲した獲物を奴隷へと改造をするとしようかな・・・・。 「・・・・・やっぱりだめですか・・・・・」 私は今、大陸中の争乱の源である吸血鬼に捕まってしまい、 牢屋らしいところに両手を前に拘束され、閉じこめられていた。 一応足は拘束されていないので歩き回ることはできる。 今もなんとかして両手を拘束している縄を外そうとしていたがなんらかの魔道処理を施されているらしく簡単には外れなかった。 しかたなく体力温存のためにじっとしていると、ガチャガチャッ、とドアのノブを回す音がした。 私は素早く構えてドアが開くのを待った。 ガチャッ、とドアが開き、私は一気に光へと突撃した。 しかし、私は気づいたら床に転がっていた。 なぜか体の節々が痛い・・・・。 「もう、危ないですねぇ・・・・・。 急に駆けだしてきて御食事がこぼしてしまってはご主人様にお仕置きをされてしまいますよ?」 私は痛む体にムチをうち、はいつくばりながらも相手を見た。 逆光で顔は見えないがその手にはゆげのたつおぼんがのせられていた。 くっ、まさか片手で投げられたというの? いくら、偶数隊だからって体術を全くやっていないわけではないのに。 「さあ、ネリア隊長、起きあがって、温かい内に御食事を。 勢いを利用して投げ返しただけですから、平気でしょ?」 いいながら、彼女が近づいてきてその顔がはっきりした。 「リ、リリー・・・・。 あ、あなた無事だったの? ほ、他のみんなはどこにいるの?」 「ルカ・レイピス、ラップル・サイマン、レミー・フールス、そしてそこのリリー・ラーフェ以外は選別にもれたから、もういないぜ」 その声に反応し、あたりを見回してもまわりには誰もいない。 「こっちだ。こっち」 すると壁から戦場に行く途中で襲ってきた少年が滲み出てきた。 「おはよう。よく眠れたかな?」 「あなたの顔がなければ素晴らしい寝起きだったんですけどね・・・・」 「それは俺のせいじゃあなくて元部下に投げられたせいじゃない?」 首を傾げながら、そう言い返してきた。 「うっ・・・・」 「どうやら半分くらいは図星だったみたいだね」 「そ、そんなことより、か、彼女たちになにをしたんですか!?」 「言わなくてもわかってるんじゃないの〜? それともわざわざ俺の口から事実確認したいのかな?」 「では、やはり・・・・・」 「そう。 今上げた四人は俺の忠実な下僕になったし、他の連中は全滅。 俺とブラッド・デビルのとびきりのごちそうになってもらったよ。 いや〜ほとんど処女だったからおもいっきり力がありあまっ」 ズガンッ!!とセリフの途中で風の塊が壁を砕き、ホコリが舞った。 「こ、この人でなし!!!」 「そもそも俺は人じゃあないし、話は最後まで聞きなさいって親に教わらなかったか? それにこの前と全く変わりない戦法じゃあ俺には傷一つ負わせられないよ」 そう言いながら後ろから耳に息を吹きかけられた。 「このっ!」 後ろを見ずに両拳を顔にあてるように振り回した。 が、読まれていたのだろう。 その一撃はあっさりと外れ、私は体勢を崩してそのまま倒れてしまった。 「くはははは・・・・、それはそうとこんな物に見覚えはないかな?」 ブゥウン、と壁に掛けてあった鏡がなにかを映し出した。 「グリン!」 そこに映ったのは第七聖歌隊隊長グリン・ラントードの姿だった。 グッタリとして全く動かない。 「一応手加減はさせたんだがな・・・・・まあ、心配するな。 傷は表面的には完全に治っている。 今は体力回復と血液不足、体中を走る鈍痛のせいで寝てるんだ」 「その“表面的”とはどういう意味ですか?」 「吸血鬼は『邪眼』という思考操作能力を持っている」 「そんなことは知っています」 「当然、俺も持っている。 けど、そんじょそこらの吸血鬼とは比べ物にならないぜ。 その力は『邪眼』に込めた魔力次第でどんなこともできる。 そう、ちょうどこんな感じでね」 彼はそばに控えていたメイド姿のリリーに目配せをした。 リリーは少し俯きながら私の前にきた。 「さあ、リリー。 お前にこれまで教えてきたことを思い出しながら元隊長さんに俺の偉大さを説明してやれ」 「はい、ご主人様・・・・」 リリーはゆっくりとロングスカートのすそを持ち上げていった。 「や、やめなさっ!?」 思わず、声を止めて見入ってしまった。 なぜなら、スカートを持ち上げたその先には女性にはありえない大きな膨らみを有していたからだ。 それは間違いなく男についている物だった。 あっ・・・け、けっこうおおきい・・・・。 「“それ”は俺が認めた奴にしかつけない・・・・いわば証みたいなものさ・・・・ほら、続きを言ってみろよ」 「は、はい・・・・・わたしはご主人様に人に見られて興奮する変態な家畜にされてしまいました。 ハァ、ネリア隊長、淫乱なわたしをみてくださぁい・・・・きゃあっ!?」 リリーは彼に足を払われ倒れ込んだ。 「なっ!?」 「文句は後にしてくれや」 紅い眼で睨まれ、言葉がでてこない・・・・・。 「なあ、リリー・・・・その言い方だと全部が全部俺が悪いように聞こえるんだけど、そいつは俺の気のせいか?」 そう言いながら、彼はリリーの牡棒を踏みつけた。 「イッギィアアアアアッ!!!!」 「なあ、答えろよ? 悪いのは俺か?それともお前か?」 グリグリ、と彼は足に力を込めていった。 言葉を封じられた私は睨むことしかできなかった。 「ああ、もう、そんな目で見るな。 さあ、はやく答えないと潰れて二度と使えなくなるかもよ?」 「ハァヒィッ!す、すいまひぇん・・・・ごしゅじんさまは淫乱なわたしをぉヒウッ、クアアッ、罰してくだひゃる偉大なる御方ですぅ・・・・。 いやらしい、わ、わらひをぉ、ウンッ、もっとお仕置きしてくだひゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 「ほら、これがいいんだろ? 他人に見られながらあそこを踏まれてお仕置きされるのが。 遠慮しなくていいぜ。 盛大にイくところを元隊長に見せてやれ。 そうそう、実況付きで詳しくな」 彼はさらに足の動きを早めていく。 「ヒギィッ!アヒィッ!わ、わらひはぁ、あ、あしで、おチ○コをいじめられりゅのがぁ、ヒャアゥッ!なによりも好きなぁ、い、淫乱神官です!こ、こんなぁ、神官は罰せられて当然でひゅう。 だ、だから、わらひをもっといじめて、イかひえてくだひゃあい・・・・」 私にはここまで変わってしまった彼女が信じられなかった。 「よぉし、よく言えた。 あとで好きなだけイかせてやるよ。 さて、わかったかな? 『性感の倍増』、『肉体の霊的レベルの改造』、これで全てっていうわけじゃあないけど、これが他の吸血鬼にはない俺だけの邪眼だ」 「・・・・・・・」 私はなにも答えなかった。というより、 「ああ、そっか。 『文句いうな』っていったんだっけ・・・・てことは出てくる言葉は悪態か・・・・・しゃべっていいぜ」 「なんて酷いことを・・・・。 グリンにも似たようなことをしたのですか?」 「ハッ、まさかぁ。 男への興味なんざ毛の先ほどももっちゃいねえよ。 まあ、死なれちゃあ困るからな、傷を全体的に薄く治しただけさ。 だから、皮膚や血管はつながっていても肉はボロボロのまま。 自己回復を待つだけだ。 もっとも回復すればの話だがな」 「どういうことですか!?」 「あいつの周りを見てみな」 言われるままに私は再び鏡をのぞき込んだ。 よく見るとグリンの周りには黒いもやのような物がまとわりついていた。 「あれは俺が見つけた禁呪の一種でね。 じわじわ体力と精力を奪っていくのさ。 だが、それだと従来の簡単な呪いとほとんどかわらない。 あの呪いの一番の特徴、それは持続力さ。 一般的な呪いだとそのときの術者の体調や触媒の量などにも作用されるが“あれ”は作用されない。 つまり、それは奪われる体力と削られる精神力が一定ということだ。 傷だらけの体にこの呪いはまさに地獄!」 そう、一定に奪われ続けるということは傷が簡単には回復しないということ。 傷が開いたままだと自己治癒のための根元的な気(けがをしている部分に無意識に気を集中して治りを早める、神官戦士としての初歩技)も減り続けてしまう。 「呪いを解いてください!今すぐに!!」 「ん〜〜条件をきいてくれるのなら、考えてもいいけど?」 くっ、やはりそうきましたか・・・・・。 この手の条件の内容は聞かなくてもわかる。 だが、人の、それも友人を見捨てることなど私にはできない。 「わ、わかりました。 その条件をのみます・・・・・。 それでその条件の内容は?」 「な〜に、簡単なことさ。 まず俺の邪眼に掛かること、だ」 「・・・・どういうことです? 邪眼を掛けたいのなら、無理やりにでもかければいいでしょう?」 「それはな、無理やり掛けるとおもしろくないからさ。 まあ、簡単に言うと、俺はゲームがしたいんだよ。 ゲームっていうのは公平じゃあないとな・・・・。 俺がお前に邪眼とあるモノを併用していくつかのトラップを掛ける。 そして何日か後、それら全てのトラップを抜けられたらお前の勝ち。 抜けられたかどうかは最終日にわかる。 というわけだ、面白そうだろ。 お前、条件のむんだよな? それじゃあ、お休み・・・・・・・」 その言葉が終わる頃には、彼の眼にはすでに紅い光が宿っており、私の意識は暗転した。 「おはようございます、ネリア隊長。 御朝食の用意ができておりますので、どうぞお食べください」 次に眼を覚ましたときは、ベッドの上だった。 「ねえ、ルカ・・・・・・もう、ゲームは始まっているのでしょう?」 「いいえ、まだ始まってはおりません・・・・・・・。 それとご主人様からゲームの補足を頼まれましたのでご説明いたします」 それは私も知りたいところだった。 あの程度の説明ではルールの把握は難しい。 「まず、期限は今日から5日を予定しており、御食事と説明が済み次第始まります。 そして、その内の4日はご主人様の言われた“あるモノ”がお相手をし、 最後にご主人様が・・・・・・・日程はこのようになっております。 それとご主人様が『お前が勝ったら、捕らえた男と共に逃がしてやる』とのことです」 どうやら、仕掛けによほどの自信があるようだ。 「わかりました・・・・・では、『私は絶対に悪しき者には屈しません』と、そう伝えてください」 「わかりました」 そうしてルカは部屋から出ていった。 とにかく、私は長丁場に備えてしっかりと食事をとった。 食べ終わり、しばらく備え付けのベッドの上で瞑想をしていつなにがおきてもいいように集中力を上げていく。 しかし、いっこうになにもこなかった。 ルカの話では食事が終わったら始まるようなこと言っていたが、いまだもってなにも起こらない・・・・少々、興ざめしてしまった。 私はいつの間にか体が少し熱くなってきたのに気づいた。 そういえば、ここにきて何日たったかは知らないが、一度も自慰をしていなかった。 どうやら、瞑想して集中力を増してしまったことが裏目にでてしまったようだ・・・・・・体中が敏感になってきてる・・・・・。 気づいたときには私の指は勝手に痴丘を目指して動き出していた。 クチュリッ・・・・・・・。 思ったよりたまっていたらしい・・・・・んっ、指が止まらない・・・・。 「ハァ・・・・ンンッ・・・・フゥ・・・・ヒンッ・・・・」 クチュッ・・・・・クチュッ・・・・ニチュウ・・・クチクチ、グチュリッ 「ハアッ、ハアッ、だめ・・・こ、こんなこと・・・・」 言葉とは裏腹に私はもっと激しい刺激を求め、直にさわろうとしめった下着をずらした時、トントンッとノックする音が聞こえた。 私は我に返り、あわてて痕跡をごまかして、 「は、ハイッ、ど、どうぞ!」 ガチャリッ、とドアを開けて入ってきたのはルカと思いもよらない人だった。 「に、ニーナ!?なんでここに!?」 そう、それは確かに第五聖歌隊隊長ニーナ・シュターナインだった。 「なんでって・・・・食べ終わった食器をかたづけにきたんだ。 ルカはこれから別の用事があるからな・・・・・・」 「そういうことをいってるんじゃない! あなた・・・妹に会いにいってたんじゃないの!?」 「ああ、会いにいったよ。 そして、ちゃんと会って妹といっしょにご主人様の奴隷になったんだ」 その言葉に対して私はなに口にできなかった。 「あと、グリンをズタボロにして捕まえたのは私だ」 「!?」 「グリンの奴、ご主人様の物である私の体に傷をつけたんだ。 もう、本気で殺すところだったよ。 もっとも、ネリアがゲームに負けたら、すぐに私がくびり殺すけどな・・・・・」 「そ、そんな・・・・」 「じゃあ、自分を好きになった人のためにがんばってね・・・・・」 えっ・・・・今なんて? 質問を口にする前にニーナは食器を持って出ていってしまった。 グリンが私を好き・・・・・・。 「惚けているところをすみませんがゲームを始めますよ?」 「えっ・・・あなたは用事があるんじゃないの?」 そういえば、用事があるというのにこの部屋にいるのは変だ。 いやな予感が私の背筋を走る。 「決まっているではありませんか・・・・用事というのはぁ・・・」 いきなり、ルカは頬を朱に染めた顔を近づけてきて、キスをしかけてきた。 「!?」 私はすぐにルカを突き放した。 「あぁん・・・・逃げちゃあダメですよぉ。 私の用事はネリア隊長のゲームの・お・あ・い・て・なんですもの」 その言葉を理解する前にもう一度キスをしようと顔を寄せてきた。 「や、やめなさ・・・・うんッ!?」 さっきの自慰のせいか、私の体が再び疼きだした。 それでもなんとかルカの追撃をかわして壁際まで逃げた。 「もう、おとなしくしてくださいよぉ・・・・」 ハァ、ハァ、・・・・冗談ではない。 これが勝敗を分けることになるかもしれない。 疼きを堪えながらも逃げようとすると急に体がなにかに引っかかった。 「んふ・・・・捕まえた♪」 ルカが引くように腕を動かすと私の体が引っ張られる。 「もう、逃がしませんよぉ・・・・・ンチュウッ・・・」 「んむぅ・・・・・」 ルカは私の頬を両手で掴み、唇を重ねてきた。 口内を蹂躙するルカの舌技に耐えながらも私は彼女を引き離そうと 全身を使って抵抗するが誰かが私の両腕を掴んで動けないようにしてきた。 いったい誰が? この部屋にはルカと私以外いないはず・・・・・。 「フハァ、これでもう、私の手の中からは離れられませんよ。 それにしても隊長のよだれっておいしい・・・・・。 もう少し飲ませてもらいま〜すっ♪」 三度、彼女は私の口内を蹂躙し、唾を交換し、飲みほしていく。 両腕は離されたがなにかに縛られているのだろう、完全に動かない。 交換された唾を飲まされて体の疼きも少しずつ増加していく。 私は自重に耐えられなくなり、ルカに身を寄せ、体を預けてしまう。 「ひゃうっ!」 やはり、誰かいるのだろうか? 今度はお尻に手を回され、パン生地を練るように揉み回してくる。 「ふぅん!」 さらには上のほうからお尻の割れ目に指をはわされた。 表面をしつこくなぞり、微妙な快感が全身を駆けめぐる。 「んふふふっ・・・・それじゃあ、そろそろ本格的に攻めてあげます」 そう言いながら、力の入らない体を持ち上げられ移動していく。 ボスンッ、とベッドの上に落とされ、改めて彼女の体を見た。 「!?・・・・そ、その体は!?」 私が改めて見た彼女の体は、新たに腕が二対増えていて、お尻も床に引きずるぐらい大きくなっており、黒い剛毛に覆われていた。 ま、まるで・・・。 「『蜘蛛のようだ』でしょう、初めて見た人の感想ぐらいは表情から読めますよ。 ステキでしょう? ご主人様が古代吸血鬼の魔法と最近の論文から作り出した異種族合成方法・・・・まあ、キメラの新しい作り方なんですけどね・・・。 それと新たなる肉体を得て、生まれ変わった証として、ご主人様が新たなる名をくださいました。 『ルカ・アラクネ・レイピス』・・・・それが私の新しい名です」 そんな説明などどうでもよかった。 私には“信頼していた部下が完全な化け物になっていた”というある意味裏切られた行為にただ呆然とするしかなかった。 「もう、そんなにショックを受けないでくださいよ。 人外というのもなかなか良いものですよ? まあ、これからたっぷりと人外の良さを隊長の体に刻めば、 そんな思いもしなくなりますから安心してください♪」 そう言うと、増えた腕を盛んに動かし、その大きなお尻から出てくる糸を使い、私の体をベッドにはりつけていく。 その動きに敏感になった私の体は逐一反応してしまう。 「ん〜、“蜘蛛式亀甲縛り”ってかんじかな? どうですか隊長? 体が締めつけられながら感じてたんでしょう・・・・。 体中が“ビクンッビクンッ”って痙攣してますよ」 「く、フゥン、そ、そんなこと、はう・・・・」 これは想像以上の威力だった。 言葉を出し、息を吸うたびに糸が軋み、体のどこかを動かす度に痛みと紙一重の快感が波のように繰り返し押し寄せてくる。 そして、除々に痛みの波が引き、快感の波だけが高くなりだす。 「ンフフフフッ・・・・・・隊長、もう、痛みはないんでしょう? でも、このままじゃあ絶対にイけませんからね。 まあ、それも酷なんで私だけのテクニックでたっぷりとイっちゃってください」 ペロリッ、といきなり耳をなめられた。 「ひゃあん!!」 耳をなめられただけで快感のボルテージが急上昇していく。 「ん〜〜いい反応♪ 今度は気持ちのいい音楽を奏でてあげますね♪」 ルカは増えた腕を周囲に展開し、周りの糸を弾いた。 シャラララランンンッ、とその響きはハープにも負けない美しい音だったが、 「ヒイアアアアアアアアッ!!!!!」 その糸に直結している私の体は、奏でられる振動に踊ってしまう。 「いい声♪ もっと歌って、私と一緒に演奏してください」 シャランッ、シャアラン、シャラララン、シャンシャンシャラン・・・・・ 「フゥンッ!ハウッ!も、ヒアッ!ウアウ、もう、や、ひゃめ、」 シャラララランンンッ!!!!! 「アアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!」 プシュウッ・・・・・・。 「ふふっ、盛大にイきましたね♪ 潮まで吹いちゃって・・・・・でも、まだまだですよ♪ 次は隊長の体で奏でてあげます。 一応保険は掛けてありますけど、狂わないでくださいね」 周りの糸を弾いていた6本の腕を私の体に這わせてきた。 合計30本の指がまるでオルガンを弾くかのごとく私の体中で動きまわる。 「ヒィアッ!イッ、イッひゃはかりなにょにぃぃ〜、ハヒャアッ! や、やめ、フヒィッ!う、うごきゃアウッ!」 「ん〜、やっぱりいい声♪ でも、歌いすぎでノドがしゃがれちゃうのもいやですからね・・・・・」 ブチュウルッ! 「ンムウッ!?」 私の唇を割って入ってきたのはルカの大きくなった右乳首の先だった。 「ふふっ♪ いきますよぅ〜、ちゃんと飲んでくださいねぇ〜」 そう言いながら、ルカは自らの乳房を搾り始めた。 んんっ・・・・なにか染み出して・・・・あまい・・・これって・・ まさか・・・・乳液!? その液体は止まることなく私の口内に流れ込んでくる。 「まだまだ、でますよ〜♪ ・・・ん?もう、ちゃんと飲んでくださいよぉ・・・・・。 抵抗するなら無理やりのませちゃいま〜す♪」 ルカは、くるりっ、とその場で回転し上下を逆にしてきた。 そのせいで乳首がちゅぽっ、と抜けたが今度は左右両方の乳首を私の口にねじ込んだ。 ルカの豊な乳房に圧迫されて飲まされた乳液がはき出せない! 「んっ、ハア、では覚悟してくださいね」 ピィンッ! 「!?!?!?」 急に両乳首とクリトリスに強烈な刺激が走った。 ゴキュリッ! その急激な快感に口に溜まった乳液を飲み干してしまう。 「やっと飲んでくれましたね♪ でも、もっと出しますからからがんばって飲んでください」 ルカは真ん中の腕二本を使い、また自らの乳房を搾っていく。 すぐに私の口はいっぱいになり、息苦しくなり、気が遠くなる。 ピィンッ! と、また両乳首とクリトリスに衝撃が走り、現実に戻され、無意識に口に溜まった乳液をまた飲み込んでしまう。 「ほぉら、ちゃあんと自分で飲まないと乳首とクリトリスを結んだ糸、弾いちゃいますよ?」 そう、いつのまにか私の乳首とクリトリスが糸に縛られ、中央で結ばれていて、その糸にルカの指が掛かっていた。 ぼんやりとしてしまった意識でもあの強すぎる快感を受けたくなかったのだろう。 自然と私のノドは動き続け、次々と乳液を嚥下していく。 飲んでも飲んでも乳液は沸き続け、口内に絶え間なく注がれていく。 「ふふふっ・・・・やっと素直になりましたね。 素直になったところで、もう一段階あげてみますよ。 もっともっと感じてください・・・・それと余計なお世話かもしれませんが、早々に我を失ったほうがいいですよ」 その意味を理解する間もなく、再び両乳首とクリトリスに衝撃がほとばしる。 「んぶぅっ!んん!!むぅう!」 今度の衝撃は一瞬では去らず、ジンジンと快感が広がってきた。 見ると、ルカは指に掛けた糸を持ち上げながら、指をスライドさせ、微振動を送ると共に私の乳房も揉んできた。 もにゅっ、むにゅ、ぐみょぐみょ、ぎゅう、そのあまりの連続した快感に私はいつしか自分の意思で乳液を飲み始めた。 ・・・ああ・・あまい・・か、からだが・・・あつくなる・・・・・ 「フアッ、だ、だんだん積極的になってきましたね。 ハアン、ノドもじゅぶんに潤したことですし、ラスト・スパートに入りますか・・・・」 ルカは、グバァッと私のドロドロにとろけたおマ○コを拡げ、長く伸びた舌で舐め回しはじめた。 ベロォリ、ピチャピチャ、ジュルジュル、ベチャベチャ、 「ヒィアッ!ハアウッ!ヒィン!!」 「んん〜〜隊長のおマ○コ汁・・・美味しいですねぇ・・・・」 ズブリュッ、グリュグリュ、ジュポジュポ・・・・・・ ルカのざらつく舌が大淫唇、小淫唇、処女膜、と順番に舐め潜り込んできた。 「ヒィン!!や、やめひぃえっ!!それだけは!」 「はい、もちろん処女貫通はしませんよ。 それはご主人様の特権ですからね。 でも、ご主人様から『それ以外はいい』と許可を得ていますので、かわりにこっちを開発してあげます♪」 ルカの指が狙ったのは私の排泄肛だった。 「ヒゥッ!イヒャアッ!そ、そこはちがっ」 「茶色く縮こまってかわいいですよ♪ よ〜く揉みほぐして“コレ”もすぐに挿れられるようにしてあげますからね〜」 私は目の前にあったモノに気がついた。 それはリリーにもあった伯爵のお気に入りの証拠・・・つまりは男根である。 しかし、さっき見たリリーのとは大分形状が異なっていた。 リリーと比べ、ルカのは細めで長く思えた。 その時突然ドクンッ!と体内で脈動するうねりを感じた次の瞬間、体中が弾けた。 「な、なにっ!? ひいいいいいいあああああああああああああああああ!!!!!!」 強靱な糸をちぎるほど強烈な快感が襲ってきたのだ。 「あぎいいいいいいいいいいい!!!!!」 「あ〜あ、トラップにかかっちゃいましたね、隊長? 引っかかったトラップは『リリーの男根と比較しない』ということだったんですよ。 だから、忠告したんですけど・・・・・。 あと、最後の“快感の濁流”はトラップにかかったときに作動する証拠のようなモノです。 あれが四回以上作動したなら、隊長は完全な牝奴隷になりますんでって聞いてないか・・・・・・・」 まだ、ネリアの精神は飛んだままで、何度も痙攣を繰り返していた。 当然、ルカの説明は一切耳に入っていなかった。 「まずは綺麗にしましょう♪」 ルカは長い舌でネリアの体を舐め始めた。 ぴちゃっ、ぺちゃっ、じゅりゅりゅ・・・・・。 その舌の動きにもネリアの体は敏感に反応し、乳首やおマ○コなどを通過する度に甘い喘ぎ声と共にイった。 「ヒッ・・・アッ・・・・クゥッ・・・ガッ・・・」 「はい、綺麗になりましたよ・・・・隊長、早く私達のところまで堕ちてきて、一緒にご主人様に仕えましょう」 そう言い終わると、ルカは元の姿に戻り、今だ飛び続けるネリア一人を残し、部屋を後にしたのだった。 ハハハハハッ、そうか、一つ目のトラップに引っかかったか・・・・・・ 残りは三回。果たしてめくりめく快楽の地獄に耐えられるかな? 非常に楽しみだなぁ・・・・・んっ? 敵のニオイがするな・・・・この城を奪還にきたのか? やれやれ・・・実力の差がわからないとはバカなやつらだ。 少し、遊んでやるとしようかな・・・・・手強いといいんだけどなぁ・・・・
|