女装メイド少年はツンデレお嬢様の夢を見るか? − 「メイドいんジャパン」
馬鹿です。馬鹿マンガです。
ただし、ただの馬鹿マンガではありません。
「ロケットに乗って地平線の向こうまで突き抜けちゃった馬鹿マンガ」です。
というわけで。
おりもとみまな「メイドいんジャパン」第1巻をちょっと紹介
「秋田書店が(前々からおかしかったけど)ついに狂った」と言われた、チャンピオンREDいちご。
(設定とか)頭のおかしいマンガが集う中、一際異彩を放つのがこの、「メイドいんジャパン」。
もうね、ホントにおかしいからね!(作者の頭が、的な意味で)
大富豪に買われるため、男であることを隠してメイド女子高に通う井上成美が、週末実習で派遣された先はメイド嫌いのお嬢様!
世界に誇れる「おもてなしの心」を胸に、日本のメイド=メイドインジャパン・成美の闘いが始まる…!? (amazon紹介文)
ねえ?頭悪いでしょう?(褒め言葉)
主人公は男であることを隠し、女装してメイド女子高に通う成美
週末メイド実習で訪れた先には「これでもか!」といわんばかりの、見事なツンデレお嬢様
このまとめお嬢様が大のメイド嫌いなんですが、まとめお嬢様が何故メイド嫌いになったか?や、成美とまとめの過剰なスキンシップを軸に、物語は進んでいくよ!
そう、ぶっちぎりのテンションと、現れる数々の変態達を添えて
例えば成美が、まとめの家にメイド実習に行ったときの話
成美のことが気になって仕方ないまとめお嬢様は次々と無茶な要求を出します。
「銭湯いくわよ成美」
「洗いなさい成美(私のおっぱいを)」
「洗いなさい成美(私のアソコを)」
「剃って(下の毛を)」
・・・剃毛プレイですか?
かなり追い詰められている成美は
男とばれないようタオルで隠し、まとめの体を洗う際は
(これはおすもうさんのおっぱいなんだ)
(これはおすもうさんのマゲ・・・マ○ゲ・・・)
と自分に言い聞かせ、こなしていく! (なんだこれ)
しかし、なんとか終わったと思って、銭湯から出て帰る途中、まとめがとんでもないことを・・・
「あなたがどんな場所でも主人の命令をハイハイと聞くか、確かめたかったの」
「成美、この場でパンツを脱いでスカートの中を見せなさい」
変態だー!!!
どんだけ見たいんだよまとめお嬢様は!!
スカートを脱げば成美は男だとバレてしまう。
男だとバレれば母親に「チンチン切り落とす!」と脅されている成美は思わず逃げ出してしまうが、逃げた先には謎のメイドが!
「メイドは主人に従うことが当たり前と思ってしまう。それがお互い一番楽だから」
「でも真のメイドは従うだけじゃない。主人の間違いを正し、教育することもあるわ」
「日本のメイドはNOと言える。NOと言える日本よ」
開眼した成美は、逆にまとめのパンツを脱がして「立場を利用するなんて、日本女性として恥を知りなさい!」と一喝
自分の間違いに気付いたまとめに成美は優しく諭します。
メイドのパンツの中にはお嬢様と同じものが入ってます
でもメイドはその奥にメイドの魂を持っているんです
それは・・・メイドだけがもつ特別なもの・・・
それを人に見せたらメイドはメイドでなくなってしまう・・・
だから見せられないんです・・・
うん、俺の脳がこれをいい話だと認識することを拒んでいます。
というか全編、カオスなんだよ!
恐ろしいのはですよ、読み進めていくうちに、段々と洗脳されていってしまうことなんですよ。
「そうだ、男なら。パッドに頼るな!」
「なぜここまでしても!男がメイドにならなければいけないんですか!!」
「役立たずメイド!」
「男のちんちんが前へ前へと伸びるのはなぜだと思う? それは信じた道を前へ前へと突き進むためだ!!」
馬鹿なのに・・・馬鹿なのにぃぃ・・・!
なんか、かっこいいと思っている自分がいるぅぅおおお
そして第1巻のラスト
正直、心に熱いものがこみ上げてしまった・・・
これは是非読んで確認してほしいです。
巻末マンガでは作者が連載を依頼された際の、編集者とのやり取りがのっていますが、
今の設定になったのは、当初普通にメイド漫画を描こうとしてた作者に、秋田書店編集者が「じゃあ、それ女装メイドでやりましょう」と言ったのがきっかけらしいです。
秋田書店の編集・・・できておる楠
下手するとこれは、「萌えマンガ界における島本和彦」的なポジションを獲得するんではないかと、勝手に思っております。
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