蹴球探訪
ゴン中山 来季も現役続行へ(12月10日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】バルセロナ ネイマールを無視2011年12月18日 紙面から クラブ世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は18日、横浜国際総合競技場で行う決勝で、2大会ぶりの頂点を目指す欧州王者のバルセロナ(スペイン)と、南米王者のサントス(ブラジル)が対戦する。「メッシVSネイマール」で世界的な注目が集まるが、バルセロナのMFセスクは「自分たちがゲームを支配すれば、ネイマールだろうが関係ない」と豪語した。3位決定戦ではJ1王者の柏とアジア王者のアルサド(カタール)が顔を合わせる。 試合前日の17日は、横浜市内で練習を行い、サントスとの決戦に向けて最終調整したバルセロナ。両チームを代表するメッシとネイマールの対決に注目が集まる中、前日会見を行ったグアルディオラ監督は「ネイマールへの特別なマークはない。自分たちがボールを支配することで、彼ができる限りボールに絡めないよう試みる。それがわれわれの考えだ」と強調。ボールを支配するスタイルに徹し、ネイマールに奔放なプレーをさせない考えを明かした。 どんな相手にもボールポゼッションで圧倒し、堅固な守備をこじ開けるのがバルサ流。指揮官は「相手が引いてくるのか攻めてくるのかは分からない。だが、サントスはわれわれがボール支配を試みることは分かっている。それはわれわれが4年間続けてきたことだ」とあらためて語った。 指揮官の哲学は選手に浸透している。セスクは「(ネイマールは)とても若い選手で、テクニック的には世界中のどのチームでもプレーできると思う」とその才能を高く評価。その一方で、「ネイマール個人のことは考えない。考えるべきはサントスのことだ。他のDFやMFがいなければネイマールは何者でもない。自分たちがゲームを支配すればネイマールだろうが関係ない」とバルサのゲーム支配力に絶対の自信をのぞかせた。 2014年ブラジルW杯後に獲得を狙うとうわさされる若き才能との初対決で、バルサがそのクラブ哲学を見せつける。 (工藤拓) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|