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2009年10月の33件の記事

買わないけど(^^;

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 「+4個入りサービスパック」というものが近所のスーパーに置いてあったので、試しに買ってみましたよ。

 西欧に行くと何百種類というチーズがあるらしいじゃないですか。それぞれに見た目も風味も違っていて。
 そんな本場のチーズ文化からしますと、日本で普通にスーパーで買えるチーズの種類なんて、たかが知れてるわけでして、選択肢が少しでも増えるというのはいいことですね。

 話は変わって。

 リコーさんからAPS-Cサイズのセンサーを搭載したレンズ交換式カメラが出るのは確実な情報だそうですね。
 自分に興味のあること以外はまったく調べようとしない私は、世間様のお噂で知った程度のものです(^^ゞ

 あえて他社と同じ「一眼」という形なんですかねえ。変化球でRFタイプっつーことはないんでしょうか。ああ、RFタイプのほうが大きく重くなっちゃいますかね?
 APS-Cサイズセンサーを使ってもシグマDPの大きさにできるわけで、光学ファインダーを設けないのならボディを小さくできるでしょうし、リコーGXで使った外部デジタルファインダーというやり方もお手の物でしょう。小さく作ってほしいものですね。

 オリジナルマウントでくるのでしょうか。意表を突いてKマウントだったりするとビックリしますが、大きさ的に不利になりますね。さすがにそれはないか・・・・。
 マウントの形だけはライカMで、リコー独自の電気接点追加だったりするとおもしろいですなぁ。あくまで余芸としてMマウントレンズが装着できまっせ、という程度のことにしておいて。

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激しく寝込みました

 数年ぶりのヘビーな風邪で、更新サボりすんません。ゆうべはかなりキビしい状態で寝込んでおりました。

 思えば一昨日あたりからイヤな予感はしてましたし、きのうは未明からトイレに駆け込んで水便放出。
 なんか変なもんでも食ったか?と思うことにして出勤し、身体を動かしていたらすぐ体調が戻るべ、と甘く考えていたところ、日向にいるのにゾクゾクとした寒気が。それもどんどんひどくなり。
 多く食べるだろうと用意していた昼食を大量に残し、もう食事などよりとにかく横になりたく、職場の来客用ソファを占領して外套を着たまま仮眠。偉い人のイヤミが聞こえてきてもシカト。それどころじゃありませんでした。

 仮眠したら少し楽になった気がし、水分を多めにとって午後の仕事に臨もうとしても、いきなり季節ハズレのストーヴに勝手に点火してしまい、そしたらストーヴの前からもう動けず。
 けれど3人仕事で3ヶ所の仕事をしており、交代で足場の上に乗ってまして、最後の1ヶ所は私がやらなきゃマズく。体調不良を訴えてもイヤミなど口にするメンバーではなかったんですが、だからこそなおさら最後まで仕事を片付けたく思いまして。

 ゲロを吐きそうになり、関節が痛くなってきた時点で、こりゃもう間違いなくかなり熱が上がってると認知し、現場で撮影した画像を整理して、別の報告書を仕上げて提出して体力的限界を感じ、早退してしまいましたとさ。
 どう考えても重症で、翌日の仕事は無理だろうと判断し、あらかじめ班のメンバーに「明日無理かも」と伝え、とにかく横になりたい一心で。
 帰りは寝込むことを想定してスーパーで買い物したんですが、熱で朦朧としていたらしく買い物の記憶がなし。おかゆのパックとか買えば良かったのに買ってない(-_-;)

 帰宅して風邪薬飲んで倒れるように寝込んだまま、発熱の悪夢にうなされたまま朝を迎えましたよ。
 子供の頃から高熱を出すと悪夢に泣かされるんです。小さな頃は幻覚や幻聴まであったらしいです。んで平熱が低いんでちょっとした発熱でもつらいんですよねー。

 にしても、最近の風邪薬はよく効きますなぁ。

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 高熱で思考停止のまま買い求めたクスリでしたが、朝には高熱が微熱くらいにまで下がり、熱による関節痛と頭痛は治まりました。
 ただしインフルエンザである可能性があり、同僚に移したらシャレにならないこともあって、班の親方から休んでもいいとあらかじめ言われてたことに甘え、素直に会社を休みました。

 喫煙者はタバコの味で体調不良を感知するものですが、今回はいよいよ苦しくなって動くのがイヤになるまでタバコの味が変わりませんでした。そのくらい急激に体調が悪化したものと思われ。
 自他共に認めるヘビースモーカーの私であっても、きのうは午後からタバコを吸う気になれず。日付が変わって今朝、試しに吸ってみたら、味は多少おかしいものの、吸えなくはありませんでした。快方に向かってますか。

 明日も具合が変わらないようなら、救急の発熱外来に行ってみます。病院嫌いの私ですが、そんなこと言ってられません。仕事が楽しいとこですので会社に行きたいですし。
 にしても。中年一人暮らしが寝込むと、誰の助けも頼れずひたすら不便でつらいもんですな~。

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また風邪ひいたかなぁ

 きのうの疲労が抜けてないな、と自分の身体に対して感じていた今朝。それを単に年齢のせいにしておいて、今週は会社休むわけにはいかんので、洗濯サボって生乾きの作業服で出勤し。
 いつもなら畳の部屋と暖房、そしてお湯が確保できる場所で昼休みになるのに、今日はたまたま休憩場所がない場所で昼飯。冷えた床に横になって昼寝してみましたけど。

 帰宅しても寒気が抜けず、喉が痛いのでした。朝から喉が痛いのは、喫煙者で鼾癖のある身ならではですけど、急激に鼻水まで出てきて。また風邪ひいちゃったかな?(^^;
 ゆんべ白髪染めしたのもまずかったべか・・・・。

 すでに加筆してますが、昨日のエントリーにおいて秋田県のアンテナショップが高輪なんていう敷居の高い街にあると書きまくってます。
 実際の店舗の位置を地図で確認したところ、住所は高輪でも位置は品川駅前といってもいいような場所でした。
 品川に店を出した理由はあいかわらず意図不明ながらも、少なくても敷居が高い街ではないことを訂正させていただきます。

 長期間に渡り自主休業している食堂だかレストランは、委託業者との契約を解消せざるを得ないと、県議会で県側が答弁してたそうです。
 議会でモタモタしてる時間ねえだろうよ。なんで役所は対処がノロいかな・・・・。

 当地は寒くなってきたせいか、自転車通勤からクルマ通勤に切り換えた人が少なくないようで、朝夕の通勤渋滞が激しくなってきました。もう冬が近いのだなぁと実感します。
 朝と晩には暖房にスイッチオンです。我が家は昨年と違ってパソコン暖房があるので、寒さに対してはいささかマシではあるのですけれど。
 発熱量の多いCPUを搭載してガンガン搭載ファンを回したらもっと暖かくなるよなぁ。

 ↑ それだけ電気食うって話。電気暖房かよ!

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全然ダメね

 今日は秋田県内各地でいろんな訓練が行われていたようですね。遭難者救助訓練とか、テロリスト撃退訓練とか。
 あちらこちらで派手な訓練を行っているというのに、私は今期初で最後のマンホール内篭りをやってきました。

 胴長+合羽、防塵マスク。首にはタオル巻き。んでエンジン駆動のジェットウォーターガンをマンホール内で振り回すわけです。
 ええ、もう凄まじい姿になる作業ですが、下っ端の新人担当なのでしょうがないのです。むしろ「俺が入ったマンホールはきっちりきれいにしてやるぜ。フフフ・・・・。」なんていう気持ちでないとやってられまへん(^^;

 話は変わって。

 東京にある秋田県のアンテナショップって、銀座にあるんだっけか?と調べてみたら、なんと高輪。高輪なんて、一般人は行かない場所だろうに。敷居が高いとはいえ、まだ銀座のほうが少しは気楽さがあるべよ。
 てっきり渋谷とか新宿あたりかと思ってたら、どうも銀座に各県のアンテナショップが多いと耳にし、右ならえの秋田県のやること、たぶん銀座だろうと私は思いこんでました。

 自治体のアンテナショップとは、首都圏のニーズを探り、県産品のアピールをする場だと私は認識しているのですけれど、なに考えて高輪になんか出してんのかな。場所を決めた責任者、出て来い!ってもんだよなぁ。

 で、そのアンテナショップには食堂だかレストランだかが併設されていて、もちろん秋田県産品をふんだんに使った料理が提供されているはず。
 その食堂だかレストランで食中毒騒ぎがあったのはかなり前のことですよ。調べてみたら9月7日から3日間に出した「比内鶏親子丼」が犯人とのこと。
 今でも営業を自粛してるそうです。つまり真相や責任がまったく明らかにされてないので、騒ぎから2ヶ月にならんとするのに、まだ営業を再開できないでいるのでした。

 田舎に住む我々の感覚でも、看板出したまま2ヶ月も店を閉めてたら、こりゃ店が潰れて次のテナントが決まんねえんだな、と判断しますよ。
 ましてや東京ですぜ。星の数ほどある飲食店を選べるわけですんで、あそこが潰れたと利用者に認識されてしまったら、もうお客は戻ってきません。
 仮に「食中毒出しちゃって営業自粛してます」なんて理由を入り口に貼ってあったとしても、食中毒で2ヶ月休業ってのは長すぎます。よほどの原因があるのだろうと張り紙を見た人に想像されておしまい。

 ひいては県の物産販売側の売店にだって影響はあるわけで、最終的に「秋田県はどうも信用ならん」という評価を得て終わるでしょ。ええ、私だって二度と行きません。
 近代史にお詳しい方には思い起こしていただきたい件として、明治維新直後にやたら贋金をこさえて顰蹙を買った秋田県の当事者達が、官憲側に対してあまりにも態度が悪く、秋田の人間はウソつきでまったく信用できない、と公文書に明記された事実。
 これだから秋田は信用できねえんだよ、と口にした近代史通が東京にどれだけいたか。

 比内鶏絡みでは、以前にタダ同然の廃鶏を比内鶏と称して売りさばいていた食品会社が摘発されましたな。
 あれは一般企業のやらかした犯罪なので素早く事態解明→検察送りとなったわけですが、今回のアンテナショップの件は食中毒というレベルのせいか、事態解決への動きがあまりにもスローモーなのですね。のんびりしてていいわきゃないのに。

 先ほど、アンテナショップの食堂だかレストランだかを県から営業委託されてる業者さんが記者会見しちょりました。
 第一報では「前夜に卵を割って作り置きしておいたものを使った。」「比内鶏の玉子はしつこい味がするので普通の玉子とミックスさせて使っていた。」だったのに、今日の記者会見では「2日前に割った玉子を使っていた。」「比内鶏の卵が入荷しないこともあった。」だとさ。
 あと1ヶ月もしたら「実は比内鶏の玉子なんか使っていませんでした。」という話になったりして?

 高輪にアンテナショップを出してる時点で、もう担当者のセンスと知識の無さを笑いたくなる営業出身の私でして、挙句に食中毒で営業自粛したまま2ヶ月近く手を打たないでいる感覚も、いいから早く担当者は全員辞表出して民間で鍛えてもらって来い!と思うのでした。
 っていうか、民間で鍛えてもらわなくても、日頃同じ光景を目にしたら公務員だって民間人だって同じこと思うでしょ。ああ、さては潰れたかと。んで頭の中のメモリから消去しますわな。それがフツーの感覚なのですよ。それに対処したらいいだけのこと。

 どう考えてもお役所仕事。ご苦労様です。真面目に首都圏の需要を探りたいなら、気取った高輪なんていう街ではなく、ごく普通の人が買い物に集う新宿・渋谷・池袋っしょ。かてて加えて下町方面もフォローして浅草とかにもあればいいと思います。
 経費がかかるって?当たり前。本気でニーズを拾う気なら人が集まる場所じゃなきゃダメ。公費だから多少赤が出たって押し通せる強みでしょうに。

 今や戸越銀座なんていうシブい商店街にアンテナショップを出して、ごく普通のおじちゃんおばちゃんにアピールしてる県すらあるというのに。そういう地味なところからファンを獲得しようという姿勢は、真似するかしないかはともかく、大いに見習うべきもんでしょ。
 だいたいさ、専門家じゃない私が見ても全然ダメな出店プランと運営なのよ。言っとくけど税金で運営してんだぜ。ゼーキン。少しは真面目にやれって。

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 加筆訂正 : 住所は高輪でも、品川駅前といってもいい地区なのね。地図で確認。品川という選択がどうかは別にして、気取った人の来ない街を選んだという記述を否定させていただきますことよ。なんで品川なのかという疑問はあいかわらず残るわけですが。

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やっぱり県南

 当地には『ハバキヌギ』という言葉がありましてね。旧ほんたわに書いたことがあるように記憶してますが、久しぶりに身の回りで話題になりましたゆえ、再度言及。

 「ハバキヌギ」、もしくは秋田流にナマって「ハバギヌギ」という濁点の多いバージョンがあるものの、主に秋田県南内陸部で使われる言葉です。
 ちなみに秋田県内において「県南」と呼ぶのは横手や湯沢の内陸部のことでして、沿岸部は「由利」「本荘」「仁賀保」のいずれかで一くくり。そのくらい沿岸と内陸では文化がまったく違うのですよ。小選挙区は国の事情でいっしょなのですがね(-_-;)

 ハバキヌギの意味するところは、団体行事の終了した夜に行われる飲み会のことです。通説はいくつかあるものの、有力な説として、「ハバキ」とは古い旅装である手甲脚半のことを意味し、それを解いた旅の後の飲み会。すなわち「ご苦労さん会」のこと。ハバキ脱ぎ。

 ところがですね、それだけではハバキヌギの意味にはなりません。県南文化として、翌日のことを考えないで酒を飲むというのがあります。平日から深酒しちゃうわけです。
 平日からハバキヌギと称して飲み会が参集され、軽く飲むという前振りだったはずが、宴会が終わると死屍累々といった有様。

 とにかく理由をつけちゃ宴会が激しく開催されるのだそうですよ。新車買って1周年記念とか、小学生の息子がテストで100点とったとか、そういった大変に個人的な理由で宴会が招集され、粛々と関係者が集まるといった具合。
 しかも「軽く飲む」という前触れのわりに、みなさん潰れるまで飲んでるわけでして。「酒の国、秋田」というキャッチフレーズは、伊達ではないのでした。

 前の仕事で世話になった先輩が横手の人だったのですけど、「今日は軽くしか飲まないぞ」と言いつつ、平日からお姉ちゃんのいる店にたどり着くまで飲んでおりました。つきあうこっちの身になれって。
 しかも県南の人はすぐ手が出ます。とくに体育会系の出身者は簡単にグーが飛んできます。
 飲んでる最中に意味もなくボコボコ殴られ、なんでだろうかと呆然としてると「店の姉ちゃんに腹を立てたのだが、まさか姉ちゃんを殴るわけにはいくまい?」という理由だったりしまして。ええ、県南のノリはそんなもんです。ついてけないヤツの負け。

 夜勤生活から抜け、この3ヶ月は別チームにドナドナされてる私なのですけど、そこの親方が横手出身でして。こういうノリでウチの仕事をこなしてる人がいるんだなぁ、とうれしくなってくる親方なのですよ。
 人に対する先入観なし。バカ話大好き。職場の立場に対して執着まったくなし。従って上から見下すプライドもなし。けれど長く仕事をしてきているんで要点把握能力は大いにあり。親しみやすい人柄なんですね。

 私は両親から県南の血を受けているせいか、横手~湯沢周辺の県南の人は肌に合います。県南独特の人当たりの柔らかさと、優しい県南方言が心に染みて、おのれのルーツに思いを馳せることがままあるのですよ、奥さん。
 キツい外面のわりに中身が柔らかい県北と違って、外見が柔らかく中身も柔らかいのが県南人ですかね。人っこがいいというか。横手以南の人はとにかく接しやすいところがありますネ。

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沈まない太陽とやら

 大変にドメスティックな感覚で一方的に語ってしまいますが、私とオフクロはガッカリしてたというネタバレ話を。山崎豊子の『沈まぬ太陽』について。
 感動したままでいたい方は、今回このブログを読んじゃいけません。

 まさか映画化されるなんて思いもしませんでしたよ。どっから見ても、日本航空をネタにしたリアルな暴露系だというのはわかる原作。それをムービーにするなんざ、ちょっと世間的にヤバいんでねえの?
 ところが昨今は日本航空の再建が話題になり、それに伴っていろいろと問題点がマスコミをにぎわせておりますね。タイムリーな映画化だったという見方もできるのかもしれません。

 でもなぁ、あの原作はまったく一方的な解釈すぎるのではないか、という指摘も世の中には多く。見る角度で形がまったく違ってくるってことですね。
 日本航空という会社は、国策会社であったという前身により、かなり複雑なオブジェであるのですよ。アングルによってまったく形が違って見えるということでしょ。

 組織に生きる会社人として、ギリギリの努力をしているように見える主人公ながら、サラリーマンとしてサバイバルを少しは体験している私が考えても、疑問に感じる主人公の対応ってのはあります。
 そのへんの不自然さを日航の体質にすべて帰結させてるのは、それすらも小説的には不自然な感じはするのですがね。
 ようは、主人公サイドへしか取材せず、ヒーロー然としていたい主人公の、言わば英雄話にそのまんま乗っかっちゃったストーリーといえるわけで。

 舞台と登場人物だけ借りたまったくのフィクションとして読むのが正解。実際の日航がこうであったと受け取っちゃうと誤解。そういったバランス感覚を持って読まないと、日航がかわいそすぎますぜ。

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ペレットストーヴ

 サボりをまとめて更新中(^^ゞ

 以前から興味があるものの、実際に使うまでにはいかねえなー、と考えてるものに、ユニフレームのペレットストーヴがあります。

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 クリックすると大きくなるサムネイル掲載。説明が画像にあるのでね・・・・。

 だいたいにおいて、ペレットストーヴというシロモノの初見が、私はローカルニュースだったんですよ。
 木工品製造上で発生する廃材などの、本来なら捨てられてしまう木クズを固めて作ったものがペレット。コストもそんなにかからないので、ある程度の需要が見込めるならペレット燃料代は著しく下げることが可能なのだとか。
 そういった木材関係の業者さんががんばってるってんで、エコロジーに対して必要以上に敏感な姿勢を強めている秋田県庁に、ペレットストーヴが試験設置されたというニュースでした。

 「しょっちゅう燃料入れてなきゃなんなくてよ。ペレットストーヴ当番ができちゃったしなぁ。」というボヤキが聞こえてきたりなんかしますが、エコロジーに邁進する秋田県の公務員は、多少の面倒があっても疑問を感じてはいけないのです。

 でも個人で使うなら面倒なのはイヤだよねー。そういう観点でユニフレームのペレットストーヴを見ますと、アウトドアへ気軽に持ち出してもらいたい!という姿勢が強すぎて、1回の燃料投入で40分燃焼ってどうなのよ?
 というのも、ペレットストーヴを使うなら、ペレットを必要な分だけ用意しなきゃなんねえべよ。当たり前のことだけど。
 それを背負ってまで屋外に持ち出すストーヴにしちゃ、ちょいと面倒すぎやしないかということでしてね。

 調べてみたら、燃料のペレットは10kg入りの袋で\800~900の実販。そう高価なもんじゃありません。ただペレット10kgといったら、けっこうな容積になりまっせ。20kgの肥料袋くらいの大きさになるのではないかと想像してますが。
 ユニフレームのペレットストーヴは明らかに調理向けなんですね。そういう作りです。野外オーブンという作りですから。そういう意味で40分燃焼という線なのかなーと。

 これを暖房にも使っちまおうかとするなら、酔っ払ってたらもう40分に1度燃料足してらんねえって。
 液燃系みたいに燃焼音がうるさいからこそ、圧力不足の音を耳で感知できるわけで、静かな山の中にいたらガス燃ストーヴの燃焼音でさえ聞こえますからね、でもペレットストーヴじゃ燃料枯渇がわかんねえべよ。酔っ払ってたり読書に夢中になってたりするとさ。

 そう考えてくと、我が家にある4人用の天井の高い安物ドームテントに超小型反射式灯油ストーヴという寝言をホザいていた昨シーズンの私は、あながちピントはずれでもないのかもなーと思ったりします。
 でもねえ、家庭用のストーヴを冬のテント内に持ち込んで燃焼させるくらいなら、家で寝てろよってね。わざわざアパートの2階からストーヴ下ろしてかい。しかもまた2階まで持ち上げなきゃなんない。雪の中で野営する、というだけが目的じゃ寂しすぎる動機ってやつですよ。

 で、それなら雪の下にある枯れ枝を、積雪を掘って拾って使えばいいべよ?冬場の枯れ枝なんて、そのまま朽ちて肥やしになるしかねえべさ。湿ってたって中は乾いてるから、なんぼでも燃料になるべさ。
 そんなわけで、某店で取り扱ってる煙突キット装備の折り畳み薪ストーヴに目が行ったりするものの。

 3シーズンでも野営に出かけなかった人間が、わざわざ真冬にキャンプしに行くかい?

 某店については以前に触れたことがあるし、アウトドア好きならみんな知ってる店なんだけども、アウトドアが好きではない読者に向けて、ちょっと啓蒙ネタでそのうち取り上げたいと思ってマス。

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ドンケに似てたもの

 久しぶりに更新サボっちゃいました。もうなんにも考えず、ひたすらぼんやりしていた週末でしたので。時間を無駄に浪費してるなぁ(^^ゞ
 更新日だけは、バック・トゥ・ザ・フューチャーで遡ったりしておりますけれど~。

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 突然に掲載しちゃいます。米軍のいわゆる「X型」と呼ばれるサスペンダーです。兵隊さんってーのは、だいたい腰の回りにゴテゴテと装備品をぶら下げるものでして、こういったサスペンダーがないと腰に負担がかかるわけですね。
 米軍サスペンダーの変遷といったものをもう忘れてしまってる元サープラス好きの私。素材が化繊に変わっていったことくらいしか覚えてませんが。

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 んで、これはM1カービンのマガジンケース。第二次大戦後半の米軍に好まれていた軽量短自動小銃のマガジンを入れるケースでして、たぶん15発用のものかと。

 なんでいきなり中田商店のサイトからかっぱらってきた画像を掲載してるのかというと、似てるやんか、と思ったからなのですよ。ドンケのバックの作りと。

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 丈夫なキャンバス製のバックを作ろうとすると、どうしても昔の米軍装備に似てしまうのかもしれません。
 さすがにドンケは一部に樹脂のパーツを使うなどしてはいるものの、各部の作りは古い軍装品に似ています。

 少々マニアな話になりますが、米陸軍兵士が身につけている装備。これが(ドンケのバックより数倍も)厚手の自然素材から化繊のものに移行していったのは、ベトナム戦争の最中でした。
 当時の米軍が使用していた小銃はM16でして、こいつのマガジン(弾倉)は初期が20連発、その後はバナナ型の30連発になりましたが、このマガジンを携行するポーチは、両者にコットンキャンバス製とナイロン製がありました。

M16

 ナイロンであっても基本的な作りはコットン製の古いものと変わらないのですけれど、風合いがまったく違います。
 とくに軍の放出品などの場合はヘタり具合にコットンとナイロンの差が大きく、私はコットンの風合いを好んだものでした。

 カメラバックのチョイスに私の好みが反映され、ドンケのものを好んで使っているのですね。
 現代的なカメラバックはナイロン製の箱型が多いじゃないですか。皮の外装が多かった昔のカメラバック(ハードタイプ)を好まなかった私は、むしろ柔らかい印象のバックのほうに好感を持っていました。

 でもですね、バイクで移動する時にはドンケではなくテンバを使ってましたよ。ようはTPOで使い分けてもいいものがカメラバックなのではないかと思います。
 ですんでA&Aのナイロン製バックもずっと使ってみたいと思ってるくらいでして、なにがなんでもドンケっていうわけではないのですよ。気軽にブラブラ撮り歩くには、好みのバックがやっぱり一番だなぁってだけのことで。

 ハードバックを私が好まない理由のひとつに、揺れに弱いってのがあります。例えばクルマのシートに置いたまま暴走しようもんなら、ハードバックはクルマの中を転がりまくり、たぶんバックの中で機材はえらいことになってんだろーなーと。
 これが柔らかめのバックですと、シートの上を滑るくらいのもんでして、たいしたことがなかったりします。
 F-3Xはゴロリとしたバックなんで転がりやすいかもですが、たくさん機材を入れなきゃなんとかなります。

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 初ホツレ発見。背面ポケットの隅でした。CDをケースごとしばらく入れておいたので、その角が当たり続けて破れたのでしょ。

 このバックを調達してから、正確には19~20年です。テンバのP-895をしばらく使ってから、街歩き用の小さめのバックが欲しくてF-3Xにしたので、20年を越えてはいないと思います。
 これだけボロくて気合が入ってるというのに、つい結婚披露宴に持ち込んだりしてしまい、ハレの場にはキャンバス地は似合わないのだなぁ、なんて思ったものでしたが、使い勝手が良く、ほどほどに小さくまとめられるんで便利なんですよね-。

 F-3Xをそろそろ更新してあげようかな、という考えの元には、こうしていよいよ破れてきたという事情もあるのでした。
 仮にドンケへ買い換えるにしても、おそらくまたF-3Xにします。ナイロン製の同デザインにも目は行くものの、キャンバスの自然な風合いがなにものにも代えがたいように思えますので。

 私の場合はF-3Xが絶妙な容量のバックなのですよ。使わないかもしれないけれど持ってく機材は、非常用の小型ストロボと、気が向いたらセコニックのスタデラらいのもんでした。
 今はデジタルのウエイトが増えてますので、スタデラは持ち歩かなくなり、その代わりにカメラの予備バッテリーと充電器が収まるわけです。

 持ってったのに使わなかった機材があるとね、私はイヤになってくるタイプなのですよ。とくにレンズ。
 一眼レフをF-3Xへ収めると、レンズは小柄な単焦点レンズでも最大5本が限界でしょ。ポケットまで含めての話。ポケットにはその他のものを入れる前提なら(私はそうしてます)、単焦点レンズはせいぜい2~3本。
 そんだけありゃ、たいがいなんとかなるもんです。私の『単焦点トライアングル3本理論』は、昔からカメラサークル内で言われてきていることでもあり、F-3Xというバックの容量にも起因してたりします(^^ゞ

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ヨソ様を批判できない件について

 Windows7が発売になりましたね。Win7レディを目標に我が母艦を整備する方針でしたが、ちょっとテストしてみたらG8400GSじゃエアロが使えないのねん。
 いや、XPでも旧Windows表示を固持しているような頭の硬い私ですから、エアロなんつーオシャレなものを使うつもりは毛頭ないのですけれど、Windowsの1機能が動かないってのは大変おもしろくないわけで。XPからWin7へ切り換える予定ですからねえ。

 というわけで、Win7への切り換えは来年以降になりそうです。今年は年末に1TB×2のRAID#1ドライブを組んで終了の予定ですので、グラフィック系のテコ入れは来年に入ってからデス。
 HDDを飛ばして泣くことは今後避けたいと強く考えておりますゆえ、RAIDの構築は課題なのですね。

 そのへんの外付け系に関しては、最近じゃNASなんていうものもあり、デジタル家電との連携とか、なにやら我が家に装備されていない家電も関係してきたりして、不勉強な自分が恨めしくなりますなぁ(-_-;
 私のレベルは、ただひたすらRAID#1が組めればそれで良しっていうとこなんですよ。内蔵RAIDも可能なハード構成ではあるものの、できれば外付けで組みたいっていう感じでーす。

 話は変わりますが。

 田原のバカがまたクスリで捕まったらしいじゃないですか。現役時代から奇矯なところがある騎手ではありましたけど、トウカイテイオーの奇跡の復活ドラマとか、フラワーパーク、マヤノトップガンの主戦として活躍したってえのにねえ。
 いや、サンエーサンキューとかサルノキングの件はあったにせよ。

 前回の逮捕から更正の道を模索しているとばかり思っていたのに。原作を書いた『ありゃ馬こりゃ馬』なんてのは、誇張はあるにせよ、競馬モノの漫画としてはリアルさに出色のものがあると思ってます。クスリってのは抜け出せないんですなぁ。

 某元アイドルの旦那がクスリの初公判で「○○ッス」なんて、いわゆる若者言葉全開で顰蹙を買ったらしいですね。
 自分の置かれている立場を理解しているとは思えない、いかにもアホそうな言動のオトコを旦那に選んだわけですから、某元アイドルも人間性は同じようなものなのかもしれません。なんだかんだで似たようなもんがくっつく世の中ですけん。

 クスリは怖いねえ。そう考えてたら、私もヨソ様のことは言えませんな。晩酌がデフォルトになっちまってますもんね。
 前から夕食は軽く済ませる方向の生活ではあったものの、ここ数年の酒量は我ながら感心できないレベルでやんす。

 思い返すに、無職の時期にこういうよろしくない習慣が身についたな、と。それまでは酒より空腹が先に立ちまして、とりあえずメシを食わなきゃダメな人間だったのですが、どうせ帰宅したらやることなんざねえんだから、飲んだくれててもいいだろってな投げやりになりましてねー。
 一人暮らしなんだから、帰宅してもやることはあるわけです。それを放棄して飲んだくれてんですから。世話ないです。

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通年、吹雪の真っ只中に立ちすくんでる感じー

 機材ネタが続くと盛り上がってよろしおすな。コメがつかないとモチベーション低下で(^^ゞ

 実は風邪っ気が抜けないままで、月曜には会社を休む始末。仕事でチームを組んでるメンバーの誰かが常に風邪気味であるせいか、はたまた単に私がオッサンになって免疫力が低下してるのか、いずれ体調がよろしくない私。
 更新サボっちゃおーかなーと思いつつ、なんだかんだで毎日更新しちまってまーす♪

 ホントはナーバスでたまらんのですけど。ここ数年、人の汚さとか悪意とか、そういったものにどっぷり漬かってしまい、誰をも信じていないせいでしょうね、すべてを悪い方向に受け取って簡単なきっかけですぐナーバスになっちゃいます。

 フツーの人生を歩んでいたらこんなことにはなっていないのでしょうなぁ。語ると常に周囲を楽しませているような私の人生。でも本人はなーんにも楽しくはなく、ひたすら辛いだけなのですよ。
 誰にも必要とされていない人生。そんな人生が楽しいわきゃないでしょ(^^;

 もうね、ズルさとか悪意とか、そういうの見たくないの。職場じゃ私だけが耐えてるわけじゃないので我慢してますが、プライベートじゃもう勘弁って感じ。

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ドンケいいよね ドンケ

 某エンゾーさんがドンケのワックスウェア仕様を買おうか買うまいか悩んでる記事を書いてて、なんだか触発されてダラダラと私も後追い(^^ゞ

 カメラバックとしてドンケの製品が日本市場で一定の支持があるということは、喜ばしいことだと私は思うのですね。
 丈夫で機材をガッツリ守るタフなカメラバック。そんなイメージの斜め上なのですよ。ドンケのバックというのは。
 キャンバス地が基本素材で、こんなので機材を守れるのかといえば、守れません。外からの衝撃はガツンと中まで響くことでしょ。ええ、プロテクション能力は高くないですよ。そういうのを優先する人はペリカンのケースでも重そうに引きずってればいいわけで。

 一般的なカメラマンにとって大事なことは、なによりフットワーク。歩き回れなきゃいいネタなんざ拾えるはずがありません。その歩き回るカメラマンにとってのひとつの解答なのですよ。ドンケのバックは。

 私はカメラマンです!という不必要な主張が外見になく、生地は使い込んでくると柔らかくなり、人間の身体へ優しく当たるようになってきます。汚れたら洗濯機で洗えちゃいますし。
 やがて色落ちし、金具の塗装も剥がれてきて、まるで歴戦の勇者のようになり、修羅場を潜り抜けてきたかのような気合が入りましてね。ますます愛着が湧くという。それがドンケなんですよ。

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 そう語るわりに、私はF-3Xというマイナーな存在の小型バックを新発売時に調達し、それをずっと愛用してきてるわけで、かれこれ20年。
 F-3X以外のドンケのバックは、何年か前にとち狂って調達したF-802のみ。F-802はちょっと大きすぎ。ノートパソコンを運びたい向きのバックですな。カメラバックとして使うなら、F-803をオススメ。小さくタイトに決められるかも。

 F-3Xの大きさのなにがいいって、たいした大きさのバックではないので、持ってく機材を取捨選択せざるを得ないとこ。
 ボディがたくさんあったって同時に使えるのは1台のみ。交換レンズも同じでして、たくさん持ち歩いたって使う機材は限られてるもんなのよ。そう教えてくれたのがF-3Xなのでした。

 テンバのバックもあるのですが、今やあり得ないヘビーな撮影行用に用意したバックでした。サンニッパを入れたりね。P-895だったかな。一番大きなやつのひとつ下の容量のバック。
 テンバはバリスティックナイロンを素材に使っていて、バックは擦り切れることはないのに、持ち歩いてる人間側が着てる服がバリステイックナイロンの摩擦でダメになるというくらい丈夫な素材。
 途中から人間に当たる背面側にはバリスティックナイロンを使うのやめましたもんね。普通のナイロンを採用してました。

 機材プロテクションには気を使ったテンバのバックだとは思うのですが、持ち歩く人間にはあまり優しくなくて。腰にゴンゴン当たって。
 収納能力が高いものだから、フル装備すると重くて疲れるし。どう見てもカメラバックという外見はひたすら存在を主張しちゃうし。
 つまり、大量の機材を効率良く持ち運べて、カメラマンであるという主張をしなければいけない人向けなのではありませんかね。ネームタグを入れるスペースまであるしさ。

 私が愛用するF-3Xはあまりにもボロいし臭いわで、たぶんフツーのバックのフリはできていないように思うのですが、それでも自己主張が世間一般的に低いカメラバックのはずなんですよね。
 周囲を刺激せず、地味に撮りたい派である私にとって、気合の入ったF-3Xは手放せません。
 置き換えをたまに考えるのですけど、どうも踏ん切りがつかず、あちこちへ連れ歩いた記憶と共に、このままF-3Xを使い続けるような気がします。

 で、ワックスウェアという素材に関しては、個人的にカメラバックへの採用が適切かどうか疑問なところがあるので、スルーですよ。
 トラッドなアウトドアウェアであるバブアーのジャケットなど、ワックスウェアとかオイルウェアには一定の世界的支持があるのは確かながら、カメラバックにはどうかなぁ。逆に使い心地を知りたい気もします。

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再録 Minolta M-Rokkor QF40mm F2

 ミノルタ系の機材って、ライツミノルタCLしか使ったことないかも。レンズ設計はライカだっていう話なので、純粋にはミノルタのレンズではないのかもしれないけれどですね、いいレンズだと思ってます。マジで。以下、再録。

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 4本目もマイナーなレンズである(2009年注・掲載当時に取り上げた4本目のレンズとして)。メジャーなようであまり使ってる人がいないMロッコールの40mmなのだ。ライツミノルタCLの標準レンズである。

 名機CLはライカとミノルタの共同開発というか、製造をミノルタに委託したというか、二つ名のブランドを持つレンジファインダーカメラである。
 レンズマウントがライカMなのだけど、レンズの距離情報をボディ側へアナログ的に伝えるカムがライカMと微妙に違う形状であるため、正確な連動を疑問視され、Mロッコール40mmはCL専用レンズといった扱いになっている。

 だが私はCLにネジ込みアダプタをカマしてLマウントのレンズを普通に使っていたし、Mロッコール40mmをライカM5へ装着して当たり前の顔で使っている。
 厳密には無限遠がきちんと出ないらしいが、無限遠にヘリコイドをがっつり回して撮ることなど皆無に近いので、まったく気にしていない。ライカファンが眉間にシワを寄せてコボすほどの障害なんかないと思っている。(レンズやボディとの相性問題もあるらしく、Mロッコール40mmとライカMの組み合わせは、うまくいく場合とまったくダメな場合があるらしい)

 二つ名のCLには、ライツミノルタCLとライカCLがある。ミノルタ販売用とライカ販売用である。ミノルタ版にはMロッコールQF40mmが、ライカ版にはズミクロン40mmがくっついていた。
 3群4枚構成のエルマリート40mmF2.8というレンズも存在しているものの、あまりにも製造本数が少ないため、すっかりコレクターズアイテムと化しており、実用性は皆無に等しい。
 エルマリート40mmはテッサータイプなのにボケがおかしくならないとのことで、ちょっとヨダレが出るものの、とても私が入手できるような製造本数ではないので(必然的にプレミア価格のレンズであり)、一生縁がなかろうと思う。

 Mロッコール40mmには3種類ある。『MロッコールQF40mm/F2』、『Mロッコール40mm/F2』、『CLE用Mロッコール40mm/F2』だ。
 QFつきとナシは単に刻印の違いだとされる。つまり外見から中身まで同じらしい。CLE用は若干軽量化し、レンズ構成は同じでもレンズ形状が違う。おそらく描写にも差はあるのだろう。
 またCLE用はライカレンズと同じく平行カムを使用している。CL用は傾斜カムという特殊なものである。私が使っているのは初期のMロッコールQF40mm/F2。もちろん傾斜カムが前提のレンズだ。

 Mロッコールもズミクロンも両者共に同じ設計だとされ、コーティングもまったく同一であるというが、レンジファインダー界のお約束によって、ライカブランドのズミクロンがありがたがられるようだ。
 実際、レンズ前玉周囲の刻印以外はそっくりな外観である。ほぼ同一といってもいいだろう。
 私自身、ズミクロン40mmを使ったことがないので偉そうなことはなにも言えないけれど、Mロッコール40mmは「空気が写っている」という表現がピッタリだと思う。
 「空気が写っている」という表現は、その場の湿度や匂いまで写り込んでいるかのような描写について使われる。これはガチガチのリアル描写という意味ではない。なんでもかんでも克明に描写するのではなく、その場の雰囲気をしっかりと写し込むという意味だ。

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 現代的なレンズ描写の基準からすると、おそらくMロッコール40mmはたいした性能ではないのかもしれない。古臭さが顔を出す時もある。1973年のレンズなのだ。
 だが優しさがある。現代のレンズを、鵜の目鷹の目で重箱の隅をほじくるワイドショーリポーターと例えるならば、Mロッコールは「ご隠居さんが優しく地域の子供たちを見守っている雰囲気」といえる。あるいは無邪気に微笑む女性を優しく見ている彼氏の視線とでもいうか。優しいだけではなく、ちゃんと見守ってる安心感というかな。うまく表現できないなぁ。
 脳内リアルさ。その場にいた人間が知る空気を再現しているような描写をするんである。それを「空気が写っている」と私は表現したいのだ。

 レンズ本体が非常にコンパクトであり、そのくせ操作ノブのおかげで使うのが楽である。ミノルタ製のゴムフードも収納が楽でいい。
 ゴム製フードというのは年寄り臭く感じてあまり好きではない私だが、このMロッコールについては素直に便利だと感じる。下手な金属製フードよりも反射の心配がないのも実用的なのであった。

 ライツミノルタCLといっしょに我が家へ来たレンズであるため、レンジファインダー機を使うという初体験と共にあったレンズでもある。いつもCLといっしょのレンズであったけれど、CLの露出計を壊してしまって、すっかり出番がなくなった。
 一方、ライカM5を調達し、最初はペンタックス43mmF1.9Lを使ってみたのだけど、43mmという画角がどうにも難しく、転がっていたコシナフォクトレンダーの35mmF1.7Asp.を装着してみた。M5は35mmレンズを標準として使うようなファインダーだからである。
 だけどコシレン35mmF1.7Asp.は生易しいレンズではない。かなり神経質なレンズである。なんとかならんもんかなぁと思ってみると、Mロッコール40mmがあることに気がついた。

 ペンタックス43mmをしばらく使ったせいもあるのだろう、前はいまひとつおのれにフィットしなかった40mmという画角が「悪くないね」と感じるようになった。ペンタックス43mmもまた使ってやらなきゃな(^^;
 どうせレンジファインダー機。厳密なフレーミングなんか最初っから無理なのだ。ファインダー内の枠は単なる目安にしかすぎない。だから私は50mm枠を使い、ちょっと窮屈かなというくらいのフレーミングで気楽に使っている。腰が引けがちなビビった撮り方をしてしまう私にちょうどいい感じなのだ。

 ヨソ様のBBSで、ミノルタCLEが特殊なフレームの出し方である点を指摘させていただいた私だが、ようは慣れりゃそんなの気にしないで使える。カメラというのはしょせん道具でしかないのだから、自分が良ければそれでいいのだ。ただし、そんな私の考え方を押し付けたりはしないけどもネ(^^;
 かわいく思って使っていれば、自然と不便さや欠点を自分でカバーするようになるものだ。
 それはなにもカメラやレンズだけではない。世の中のあらゆる道具と名のつくものはそうであるし、また自分が愛する人についてもそうであろう。欠点を含めてすべて愛している。そう思えれば、たいがいの恋愛はうまくいくものだ。(2004,03,31)

 以上、再録。

 フェイバレイトな道具と彼女を同列に置くような不穏当な表現で〆ちょりますね。例えるなら彼女ってのはクルマやバイクが一番比喩として合っているように思えます。
 こりゃ気合入れるしかねえべ、というようなワインディングロードで、読み通りにピタリとラインがハマり、微妙にケツが流れつつもアクセルの踏み加減で調整しながらギリギリのバランスで立ち上がる。
 「立ち上がる」っていう表現を使ってしまうあたり、バイク上がりの私の素性を物語ってますか。すいません。

 でもね、機嫌を損ねると果てしなく手間がかかるクルマやバイクをどうして愛しているのかといえば、そういう手間のかかるところも含めて愛しているわけでして。
 で、私はよくコメントするわけです。あそこが好きだのなんだのと、スラスラ口から出てくる程度なら、そりゃ各項目について合格点を出しているだけで、本当に愛してんじゃないでしょと。
 よくわかんねーけど、こいつの欠点もすべて含めて、とりあえず俺はこいつが好きなんだよ。そう言い切れる感覚じゃなきゃ、ホントに好きだとは言えないのじゃないかと。

 そのへんを表現する言葉が「かわいげ」だと思うんです。人も道具もかわいげなくちゃね。そのかわいげは「けなげさ」や「真摯な姿」と置き換えられるかもしれませんけど、完全無欠が正しい姿なのかといえば、少なくても趣味の道具と女には完全無欠なんざ求めていません。私は。

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いいぞ その調子だ

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 んー。映画やTVドラマでよく感じるのだけど、そのレンズのホールディングはねえべ?シロートっぽいやん。設定はプロなのに。

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 ニコンFのフォトミックかい。オースチン・パワーズからの1カット。

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 いや、あんまり良くないから。

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 中国サイトで拾った画像なんだけど。ペトリがシブいなーと思って。ただそれだけー。どう見てもこの構図と構成は、ペトリの存在主張だろうよwww

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20年ぶりにまた慰められてしまった話

 今日は休日出勤の当番で、暇な仕事をぼんやりしてました。ダンプ運転したり。

 そのダンプでラジオを聴いてましたら「誰にも必要とされていない人なんてどこにもいやしないんだ!」なんて力強い声が流れてきまして、ふむふむ、そうだよなぁ、などと一瞬感心しようとしたものの。

 待てよ?もしかして・・・・。俺って誰にも必要とされてない、世間じゃかなりの少数派なんじゃねーの?

 職場で必要とされているかといえば、単なる頭数の一人でしかなく、なんつってもかつては「辞めてくんねえかな」と上司から宣告されたことがあるくらいの役立たず。いてもいなくてもいいというか、いなくなっても問題ない人材であることは明白です。
 家族はオフクロしかいませんし、そのオフクロもネコがいればとりあえずいい人。私がいなくても普通に生きてけます。息子の将来なんざぁ、リストラ食った時から捨ててますし。

 うーむ。かなり寂しい人生を送ってるのかもしんない。

 ただでさえ最近ナーバス傾向で、いかんぞいかんぞーと思ってたところへ余計なことを考え始めてしまい、しかも仕事は暇でほとんど一人仕事状態。考えたくなくても考えてしまいます。

 こりゃいかん。仕事の帰りにのんびりとお店を経営している知人のところへ立ち寄ってみることにしました。世間話でもしてりゃ気が晴れるかと。
 そしたら、こんな時に限ってものすごく暇な店が大忙し。「なんと商品が売れた!」と店主が驚くくらい暇なはずの店が。
 とりあえず腰を落ち着けてみましたが、出されたヌルいコーヒーをすするのみで、世間話なんかするような雰囲気じゃありません。

 ブルータスよ。おまえもか。そんな気持ちのまま、こりゃおとなしく帰って浴びるほど酒飲んで吐いて寝ちまうべ。微熱が引かなくて体調悪いし。明日の休みも飲んだくれてフテ寝してるしかねーよ。

 よっこらしょうと腰を上げようとした私の視界に、なにやら灰色の素早く動くものが飛び込んできました。おんや、愛想の悪い、人嫌いのにゃんこですよ。

Russian_blue

 女系一族で男がひとりもいないここんちで前に飼ってたダックスのメスは、もう私にベッタリで興奮してしょんべんチビるくらいラブラブだったんですけど、ラシアンブルーの血統書にゃんことなると、もう人見知りしまくり。私の半径5m以内に近寄ったことなんざありません。

 そのラシアンが。小さな声でフーンと鳴いたかと思うと、素早くかなりの高さのテーブルに飛び乗り、私の目の前に来て「おじさん、誰?」のポーズをとりやがります。
 「いつもの知らねえおじさんだろうよ。よく見ろって。」と顔を近づけても、逃げもしません。たまに目の悪いにゃんこがいますんで、もしかして別の人と間違えてんのかなーと。

 そしたら、もう「かまって光線」を全力で両目から出しまくり。なでてなでて。耳の後ろのあたりなでて。あと首のとこも。
 甘えっぷりはとどまるところを知らず、とうとう最後にはゴロリと横になってセクシーポーズ。おまえよー、日頃の無愛想ぶりはどこへ行った。

 ふと思い出すに、在京時代に、惚れぬいた年上の女性から突然あっさりフラれて死にそうになってた時に、近所の黒ラブに慰められたことがあったっけ。
 普段は吼えまくりの黒ラブが、その時ばかりは妙に冷静で、しゃがんでうつむく私の肩にただ静かに前足を乗せやがったのでした。
 そうそう、入線する列車が来てるというのに地下鉄のホームから落ちそうになってビックリし、死にたいくらい落ち込んでる人間って、簡単に死の縁に引っ張られるもんなんだなと学習したのもこの時でした。

 ラシアンは落ち込んでる人に近寄って必死に愛想振りまくかい。泣かせるねえ。いいとこあるじゃないの。
 無愛想な血統書にゃんこは今まで嫌いでしたけど、かなーり見直しました。雑種の能天気さとは違うものがあるのかもしれんよね。

 ↑ 気のせい

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米について

 寒くなりましたねえ。当地では霜が降りそうになったりしちょりますよ。今年はできるだけ我慢して温風ヒーターを使わないよう粘ろうかと思ってますが、風邪気味なのが気がかりなところ。
 こうして朝夕に寒さを感じる季節というのは、そのまんま新米の季節でもあり、そろそろオフクロんちに新米が届いているはず。なにしろ私の名義になってる田がありますからなぁ。

 同僚から聞いた米に関する話を今回はひとつ。全国的にそうなのかはわかりませんが、話を聞く分にはそうですよ、というくらいのもんだと思ってくださいまし。

 米農家は自家消費分を除いて収穫米を農協へ回すことがほとんどなのですが、カントリーエレベーター(穀物貯蔵用大型サイロ)っつーのにドンと収納されちゃうと、もうどこの農家で作った米かわからん状態に混ぜられちゃうのだそうです。

 田をよく観察してみるとわかりますが、田んぼ1枚ずつ成長の度合いが違うんですよね。必ずしも個人の田がまとまって存在しているとは限らず、あちらこちらにパラパラに存在していることもよくあって、隣の田と全然成育が違うことはよくあることです。
 また、日照や水源からの遠近も田ごとの生育に差が出ますし、どのくらい手をかけてやったかでも当然に差が出てくるものだそうです。

 従いまして、普通にカントリーエレベーターへぶち込んで終わり、というような収米をしている地区では、玉石混合の米になって当然なのだそうですよ。手をかけた米も手抜きの米も同じ扱いになっちゃうとのこと。同じブランドの米でも手のかけ具合でかなり出来は変わるらしいですからね。
 そのへんもあって、個人農家がネットで直販する米の存在意義があるとのこと。よその米と混ぜないですから。

 農家の自家消費米は、カントリーエレベーターになんか持ち込まず、自分で天日干しするのは常識らしいっす。
 天日干しの米の味は、そのへんで流通してる米とは味が全然違いますもんね。せっかく手間かけて稲作してるんなら、自分らで食う分は多少の手数がかかっても天日干しすんのが当たり前とか。

 「天空米」ってのがあるじゃないですか。南魚沼産コシヒカリを休業中のスキー場のリフトに載せて天日干しした米が。詳しくはググっていただくとして。
 あれがやたら高価なのにガンガン売れてるというのは、米の美味さを知ってる人が買うからでしょ。10kgで2万円ですからなぁ。超高級米です。

 当地の米のブランドといえば、もう「あきたこまち」なわけですけども、購買人気と奨励から全県に広まったこまちながら、品種としてはそんなにいいもんじゃないらしいですね。農家側から見ての話。
 収納率っていうか、籾の数がそんなに多くはなく、デリケートさがある品種らしいのですよ。しかも実は秋田県独自の品種ではなく、元は福井県の農業試験場出身種。
 食味の良さに定評があり、冷害に強いとされ、でも倒れやすい稲ではあったりします。

 育成が楽なのはなんといっても「ひとめぼれ」だそうです。籾の数が多く丈夫な品種なので、手間をあまりかけずにまともな収穫が期待できるとか。
 ササニシキよりはるかに冷害に強く、コシヒカリより手がかからない性格で、実は全国2位の作付面積だったりします(1994年~)。
 宮城県発のひとめぼれを秋田で大々的に植えることは考えにくいですが、一部の農家では試験的に栽培してるそうですよ。農民とて稲作の未来を模索しているのでした。

 ここまで読んでいただければ、米というのはブランド頼りだけじゃわからんっていう結論にお気づきのことかと思います。
 また、米の焚き方によって食味は変わるというのがありますし、炊飯に使う水がダメならどんな高級米もマズくしちゃいます。

 普通の水道水(とはいえ秋田市の水道水は全国水道水50選常連ですが)であっても、土鍋で炊いた米はムチャクチャ美味しいですよ。昔ながらの竈で炊く米に近いものがあるんだろうと私は想像しながら食ってました。
 米農家の同僚によれば、電気炊飯器であっても美味しくいただく方法と選択があるとのことでしたが、残念ながらその詳細を聞く前に仕事が終わっちゃいまして(^^ゞ

 話は全然違いますが、いつものスーパーで低温殺菌牛乳をとうとう取り扱いしてくれるようになり、あのコクが味わえるのか!とワクワクしてみましたが、普通の牛乳の2.5~3倍の価格に緊縮予算の私はヘタレ。
 高くてもホント美味しいですよね。低温殺菌牛乳。手間かかってるから高くても当たり前です。
 毎日飲むような価格ではないにせよ、あれを味わっちゃったら普通の牛乳は飲めませんがな。

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妄言は続く

 「風邪で熱出して連休は寝込んでて、まだ治ってないんですよねー。」という同僚と火曜日いっしょにクルマで移動。「息子が新型インフルエンザにかかっちまってよー、俺もゆうべからなんだか喉が痛くてね。」という上司と水曜は一日いっしょ。
 ええ、もちろん私も鼻水が出て喉が痛くなってて、晩酌がまったく進まないわけですが。休みたくないモードでがんばって出社してるとこなので、動けなくなるまで出勤しまっす!

 話は変わって。

 ナミヘーさんが情報流すから。ダイハツのブーンX4に興味がいってしまってる私。

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 X4というグレード名で思い起こすのは、今を去ること20年前の記憶でやんす。ミラにアバンツァートとかあった頃に、X4がありましたっけね。在京時代で駐車場代をケチりたく、軽自動車へ興味が向いてる頃でしたので、しっかり覚えておりますよ。
 ペラッペラのショボいシートと安っぽい内装は、もうモータースポーツ向けであることが明白。しっかりした4WDにクロスミッションを搭載し、シートは交換前提、内装は軽量化のために剥がされてしまうのが当然といった趣きでしたっけ。

 で、今でもX4は続いているんだという素直な感動と共に、時代の要請かX4の『ハイグレードパック』というのが設定されてますね。モータースポーツに投入するんでなくて、ホモロゲ取得車を街乗りする、みたいな軟弱な設定ですかね?

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 とはいえど。街乗り意識でエアコン搭載仕様なのですが、最初から5速M/Tしか設定がなく、それもモロにクロスミッション。936ccの小排気量4発ターボ車ということもあり、高速道路は5速に突っ込んでても4000rpmを軽く越える巡航だっていうんですから、エンジン音でうるさくてたまんねえでしょ。ハイオク食いまくるだろうし。特殊なクルマではあります。

 オラ、面倒だからオートエアコンじゃなきゃイヤ。マニュアル車じゃズボら運転できねーじゃん。だいたい、リッターカーで4ドア車なんて、運転席のシートが後ろに下がらなくて狭くて大変だべさ?
 そんなイチャモンをつけたくなるのは、もっぱらもっと上のクラスのクルマ(排気量的にも価格的にも)に対してで、リッターカーでターボ車という稀有な存在に、あんまりワガママ言っちゃいけないよなぁという気持ちが先に立ちます。
 高速巡航用の6速という発想はないのでしょーかとか、そのくらいはリクエストしたくなっちまいますけれど、モータースポーツの大半は燃費よりも走破タイムですけんね。小排気量車でみみっちいこと言うな!ってな話ですよね。たぶん。

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 リッターカーでMAX133psですぜ。高回転型のエンジンだから回さなきゃおもしろくないし、A/Tじゃ話にならねーエンジンか。
 出力上限規制がうるせえ軽自動車の枠でホモロゲーション車を作ってもつまんないですよね。
 国内レースの現行レギュレーションはなんも知りませんけれど、1000ccのターボ車は1600ccクラスに参戦できるそうです。1600のスイフトスポーツが額面125ps。馬力的には同じクラスになるわけですね。

 通勤スペシャルか、あるいは休日お父さんストレス発散車として、なかなか稀有な存在じゃありませんか。ブーンX4。
 ハイオク仕様とはいえ、M/Tにモノを言わせて20km/lにまで載せることができる可能性を持ち、アクセル踏む前提ならフルタイム4WDが威力を発揮。しかもフロントLSD搭載。冬場でもやりたい放題の可能性が。

 どーせ私は一人でしか乗りませんし、非常用でも助手席が確保できてれば御の字。小排気量車はマニュアルのターボ車に限るという持論があって、雪国暮らしの身としてはフルタイム4WDは望みたいとこ。
 最近じゃ県外へ出ることがめっきり減ってしまい、高速道路のことなんざ考えなくてもいいかなーというところがあって。所帯持ちの2台目ならヨダレ出まくりですね。

 クルマネタですんで後追い記事。

 トヨタiQを不細工なクルマだと感じる人は世の中に少なくないようで、外観だけを論じるなら、かなり微妙なものがあると私も思います。外観優先の人は敬遠するかもなぁ。
 1300cc4発であのサイズということから想像したくなるものがね、CVTの真実を知らない私はあったりするのですが。

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 おいおい。そこまでやるか、トヨタ。こういったスポーツモデルの提案というものをどこかのモーターショーでお披露目したそうです。

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 車体色にもよるかもしれません。暗い色なら違ったイメージになるかもですね。チョロQっていうか、あるいはニコちゃん大王・・・・。

 そうかと思うと、詳細は不明ながら、アストンマーチンブランドとコラボったりしたんでしょうかね?

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 こんなiQもあるようです。ツラ構えはなかなかなのに、横から見たらやっぱりチョロQっすね(^^;

 C500も次々とコラボモデルが出ているようです。ファッションブランドのDIESELバージョンには少々心を動かされた私でして、こういうセンスがなんで国産車にないのかと嘆くことしきり。
 でもですねえ、なんぼイタ車だとしても、フェラーリってのは直球そのまんまではないのか。

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C500_fera_02

 ・・・・。かっこいいじゃねえか。

 このクルマとなら心中しても悔いなし。そう言い切れるクルマが世の中にあるのですが、あまりにも高みにあって、人生のすべてを注ぎ込まなきゃ無理なクルマ。

 それはACコブラですよ(^^ゞ

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思い出せないことが多すぎな無責任人生

 「なんでこんな画像あるん?」と自分でもよくわからない画像があったりする話は、かなーり前に書きましたけど。
 飛んだHDDの画像を復元してる過程で発見した画像をば掲載。

Waterman

 どう見てもフォトショでこさえた画像なのですけども、どういう意図でこさえたのかまったく思い出せません。

 エイプリルフール用だったのでしょうか。わけわかんねえっすよ。

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シブヤ米

 利用しなくても解約されなくなったなぁと安心してたJRAのPAT会員。

 単に欠格期間が長くなっただけで、2年間の利用がないと解約されるみたいですね。さっき予告の葉書が来てたっすorz
 環境さえ許されるなら、じっくり取り組みたいネタのひとつが競馬なのですけど、根を詰めて推理する精神力がない日々ではどうにもなりません。

 無職期間に多少は食わせていただいた恩義がJRAにはありますゆえ、年内に勝負してみますか。2000m芝の地味なレース。えーと、阪神G3の鳴尾記念あたりとか(^^ゞ

 話は変わって。

 ローカル放送では「渋谷でノギャルがシブヤ米をペットボトルに入れて配布!」なんて、年寄りじゃなんのことかチンプンカンプンなネタで盛り上がってるわけですが。

 当地の大潟村は、日本第二の面積を持っていた湖沼である八郎潟を強引に干拓して生まれた土地にあります。
 元は戦後の食糧難に対応して農地を増やそうという政策が根本にあり、広さは琵琶湖に次ぐものながら、水深が5mしかない八郎潟に干拓の白羽の矢が刺さったわけで。

 入植が始まったと同時に減反政策が始まったといういただけない干拓事業でもあったわけですが、現地に行くと「どう見ても北海道」を手軽に味わえるくらい広いのでした。
 かなりの広さの農地なので、大規模農業の実験場になったり、そのための個人投資をしてる最中なのに減反が強まったりと、国の近代農業政策に振り回されてる村だったりもします。

 そういう事情があるせいか、自主流通米の取り組みも早かったのではありませんかね。そんな気がします。
 まだデジタル画像のネット配信という手段が実用的ではなかった頃、全国のお客さんに稲の生育状況を見せるために大量の焼き増しを依頼してくる大潟村の客がいる、と写真店から耳にしました。
 つまり田に投資してもらってる感覚なのですね。投資の見返りはバリバリの新米直送。その過程をお客様に楽しんでいただこうというサービスが、稲の生育状況を全国へ郵送する行為になっていたというわけでした。

 県南の羽後町でJAが米のパッケージに萌え絵を採用して売り上げを伸ばしたように、大潟村ではいわゆる渋谷ギャル(死語)を現地に呼んで田植えさせたり稲刈りさせたりして、シブヤ米というブランドを立ち上げようとしてるわけですな。
 いや、一時のシャレとは思えないくらい気合が入ってますよ。東京のどっかのギャル系会社とコラボしてるらしいですが、よくぞ提案に乗ったものだと思います。秋田か東京かどっちが乗っかったのかは私は知りませんけど。

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 ギャグ漫画で、ワインを作る時にベストなのは人の足で葡萄を踏み踏みすることだというんで、女子高生に汗をかかせながら踏ませて、若い女性のエキスを混ぜるっていう話がありました。
 昔はギャグだとしても、今やったら真面目にウケるかもしんねえですよ。酒の類はプライスが自由なとこありますし。売れなくても寝かせとくという手が酒には使えますしね。

 あ。なんかものすげービジネスチャンスを提起しちゃったかも。当地に葡萄の産地として著名な土地がないものなぁ。
 あ、大森ワインと白鷺ワインがあるでねえの。ブランドの伝統じゃ大森ワインに軍配か。幸いにして県南の雄物川沿いという美人の産地の条件で合格。地元のギャルが踏み踏みして作った『あきた・こまちワイン』ってのはどうだ!いや、ネーミングはセンスのあるその筋の方にお任せいたしますよ(^^;

 ってな具合に、秋田という伝統的な美人の産地(というイメージが全国的に定着している)を商売と結びつけるってのは、大いにアリだと思うのでした。
 シブヤ米はかなりの変化球にせよ、米のパッケージ裏には実際に田植えして稲刈りしたギャルのプロフィールが載ってるわけで、秋田というキーワードと女性は切っても切り離せないものがあるのかもしれません。

 ちなみにJA発のあきたこまちの米袋には『美人を育てる秋田米』と明記されておるのですね。

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結局さぁ

 ニーハイブーツって、エロかわいいとは思うけれど、すごく年齢選ぶよね☆(あと足の形も)

 女性を敵に回すようなことを書いておきながら、話題を変えます。

 なにやら分不相応なクルマを欲しがってみたりした私ですが、真面目に買うことを真剣に検討(とはいっても本当はまだまだ買い替えませんけど)してみると、自分でもガッカリするくらいの結論になりました。以下、その思考をば。

 我が哀車アウトバック号は、派手さはまったくないものの堅実に走るクルマでして、排気量のわりに燃費は悪くなく、高速道路にさえ乗らなければ、パワー的に普通なら不満は出ないであろうクルマっす。
 スバルAWDのいいところ、すなわち後ろの駆動がちょっと勝ってるセッティングが、近所の里山ワインディングをネギネギ走ってる時に気楽でして、ウェット路面でも突っ込んでいける気楽さがあります。どうせ先に流れるのはケツだろうとタカをくくれますから。

 ただ、トラックエンジン的なズ太いトルクで走るクルマは、アクセルを踏み込む楽しみがなくてつまんないのですね。
 そのへんの欲求不満から、やっぱりターボ車に乗りてえよお、ってな具合になり、貧乏人のくせして燃費の悪さもハイオクの割高さも超越しちゃうわけです。

 で、無駄に大きなクルマに乗る必要はもうなさそうだという観点から、小さめのクルマでいいやという方向に思考が巡るものの、小さいクルマでターボ車ってのは国産で軽自動車くらいしかなかったりしますが、まだそこまで小さくなくてもいいんです。
 さーて困った。候補がない。となると目に入るのは、ミニの現行型ターボ車か、あとは新チンクチェントをヤバめのアバルトチューンしたやつとかになっちゃいます。

 外国車はやめときましょ。雪国の貧乏サラリーマンとしては、足になるクルマが四季を問わず手元にないと困るし、複数台のクルマを維持なんざできないんです。
 修理期間はクルマありませんよーでは困るし、だいたいにおいて外車系の取り扱い店は極端に少ないですし。

 本家ミニもそうでしたが、クルマっつーのはしょせん人間が作ったものだから、壊れる時は壊れる。そういう開き直りがないと外国車のおもしろそうなところとはつきあえないと思ってますよ。
 本家ミニはシンプルなクルマでしたから、壊れる部分はだいたい決まりきってるわけで、ユーザーが緊急故障対応できる範囲が大きかったと思うのですが、もう最近の外国車は電気系がやたらイカれるそうで。
 たぶん私の個人対応範囲にはありまへん。オンボードコンピューターがイカれたとしても、予備の基板を積んでおくほどの対応をクルマというものに対して必要とは思っていません。
 そう考えてくとですね、外国車は無理。最初から論外と思っておいたほうが良さそうです。

 雪国の住民としては、単純なFRを雪道で乗りこなすことに運転技術というものが大きく介在してきます。
 かつてのスパイクタイヤならともかく、スタッドレスで凍結路のFRなんて、ちょっと考えたくありません。発進の度にケツを振り回すことになりかねなく、それをいなして走れますかといえば、運転するという単純行為だけで疲れまくるのは勘弁。
 やっぱ4WDが楽であり、しかもいざ滑った時のことを考えれば、少しリアの駆動が勝ってくれてると気楽なのでした。
 営業車アガリの私は、FF車であっても雪道で怖い思いをたくさんしてきてまして、もうスバルのフルタイム4WDには全幅の信頼を置いているのですよ。

 というわけで、国産のターボ車でAWDの普通車。それだけの条件しか出さなくても、オチはスバル車しかないっていうorz

 インプのターボ車にすっかなぁ。シート低いほうが好みに合ってるような気がするんです。だからアウトバックでもなくフォレスターでもなく。
 結局ね、そういう結論。スバル車で動かなくなって困るような故障は、燃料ポンプの故障くらいしか経験したことないし。それも前兆あったのに認知できなかった私にも原因あり。

 世の中はひたすらエコと二酸化炭素排出節減なのでしょうが、時代に逆行して私はターボ車。そう、反社会的な人間なんです。ウヒョヒョ。


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ダラダラ過ごしちまったぜ

 ちょっとナーバスになりすぎで、気持ちをリセットしに野営へ出かける気力すらなく、ダラダラと連休を過ごしておりますですよ。準備だきゃしたんですが、出かける元気が・・・・。

 けれど時間が有り余ってるわけで、やめときゃいいのに久しぶりの2ちゃん。なにも殺伐としたとこへ行かなくてもねえ。
 でも、気分が優れない時の2ちゃんもいいもんです。とくにVIP。心が暖まるというか、目から変な汁が出そうになってたりして。

 そうだよなぁ。世の中には不遇をものともせず頑張ろうとしている人がいる。でも勇気がなくて2ちゃんに集う不特定多数から力をもらって勢いつけてる人もいるんだ。
 そんなあがいてる姿を見てますとね、俺はオッサンのくせしてみっともねーなーと感じるわけです。

 もうちょっとがんばんないとダメだな、俺。

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上から引っ張られてるかな?

 どーも最近、先に逝った連中に呼ばれてるような気がする・・・・。

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物欲と選択、もしくは勢いと熟考の違いについて

 久しぶりの連休だなぁ。なにしろ夜勤体制ですと、有給休暇を取得しない限りは連休というものが存在せず、3連休なんて、もうかなり大胆な有給休暇取得ってなことになりまして。

 で、4日に1度の公休日があるものですから、土日に仕事してても特に手当が乗るわけじゃなく。なにもおいしいことはありません。「4日に1日、ちゃんと休んでるでしょ?」という会社側のご意見なのですね。
 当たり前のような、世間は5日で2日の休みだべさ?と考えてしまうと、8日で2日の休みってえのはなにか誤魔化されてるような(^^;

 あー、そういうことは考えちゃいけません。世の中ってのは不公平にできてるもんなんです。持てるものはどこまでも持ち続けるし、持てないものはどこまで行っても持てない。世の中にはたった2種類の人間しかいないようですからなぁ・・・・。

 話は変わって。

 みなさんが思ってるほどは稼いでいないビヨさんなので、物欲をたぎらせすぎるとロクなことになりません。
 まさかGRD2の出費が今になってもまだ響いているとはなぁ。巡り巡って、今月も財政は低調推移っす。

 単なる純粋な物欲で手を出してしまったGRD2でして、ポチった後に「やー、買い物失敗したかも?」と後悔しないではなかったのですけれど、使ってみたらこれがなかなかのパフォーマンスでして、リコーさんの言いたいことはわかりますよぉって感じで救われました。

 私の場合の純粋な物欲ってえのは、それほどそれを必要ではないし、壊れるまで使い倒すビジョンもなにもなく、単に興味本位で手を出そうとしている姿。それが純粋物欲。

 銀塩カメラなら、EOS55ってのは純粋物欲にかなり近いものでした。手元に使い倒してるEOS5があるってえのに、なぜ55に手を出すかな。

 デジタルならライカD-LUX3が完全に純粋物欲でしたっけ。半値以下で中身は同仕様のパナLX2という存在があるのに、わざわざライカブラントのものに手を出す必要はまるで存在しなかったというのに。しかもガッカリした挙句に壊しちゃうっていう。最悪ですな。
 その点、シグマDP2は待って待ち焦がれて所望したカメラであり、このくらいのパフォーマンスは最低でもあるべよ?と事前に想定した許せる最低ラインを軽く凌駕する写りなので、個人的には満足しちょるわけです。

 FOVEONセンサーそのものに恋焦がれ、使いたくて仕方ないまま数年。DP1が若干肩透かしに近い仕様で、こりゃシグマさんに期待してはダメなのかと落ち込もうとしていたところに、ドーンとDP2でんがな。

 本命は28mm搭載機ながら、それでは手元の銀塩機と思いっきりバッティングしてしまい、二者択一発想になりがちな私としては、FOVEON搭載のデジタル機か、はたまた銀塩機かと困りそうな感じ。
 それなら40mm相当レンズ搭載ってことで、銀塩と使い分けができてちょうどいいんでないかなーと。そう考えたわけです。ロッコールで40mmは少し慣れてるはずでしたし。

 「DP2と心中する」という私の文章表現は、物欲で選んだのではなく、よくよく考えて検討した末に出した結果であり、真面目に撮るデジタル機は我が家にこれしかないよ、という意識を手短に表現しちょるのですよ、奥さん。

 「デジタルこそ脱一眼」というのも、ダラダラと長年撮ってきた中で出した結論が、私には大袈裟なカメラは必要ないという事実からでして、一眼レフ不要論というようなノリとはかなり違うことをお断りしておきます。
 一眼のメリットは十分に承知してますから。デジタルになって優位性はいささか劣ってきたと私は感じていますし、だからこそマイクロフォーサーズのような商品が成り立っていると思うのですが、レンズ交換ができることを私は(現在のデジタルの絵なら)なんにも便利に思っていないのでした。

 だって銀塩みたいなレンズの味なんかデジタルにはないっしょ。「いや、ある!」と力説する人は世の中に多いとは思いますけど、それってデジタルにおけるレンズの味であって、長年私らオッサンが親しんできた銀塩レンズのアナログ的な味とは根本的に違うものでしょ。

 デジタルにおけるレンズの性能の良し悪しは理解しているつもりですが、こと「味」となれば、デジタルでレンズの味を語るなんざまだまだ早いわ。そう感じているのでした。
 もっとイメージセンサーの技術が進まなきゃ、とてもですがレンズの味やらブランドの違いなんてものは出てこないのじゃないかと思ってます。現行のイメージセンサーでレンズを売りにするのは、10年早いかなと。
 デジタル用のいいレンズは今でもたくさんあるはずですが、浪花節的写りのレンズや興味深いレンズってのはほとんどないのじゃないかと思いますよ。

 ですんで、レンズ性能でDP2に手を出したわけじゃありません。いや、なかなかヤルのうと搭載レンズに対しては感じてますが。
 やはりFOVEONが吐き出すRAW画像ですね。そこに圧倒的なアドバンテージを感じていたわけでして、その期待を裏切らない素質の良さがあるからこそ、これなら真面目に撮るカメラたり得ると私は受け取ったわけです。

 デジタル特有の気軽な撮り方ではなく、銀塩のような気合の入れ方で使いたくなるカメラなのですよ。DP2ってのは。
 かつて国産舶来問わずRF機を検討し、ライカM5だと結論を出して、その10年後に調達して自分の選択が正解だったと確信したのと同じく、本気で吟味したDP2も後悔しないチョイスになると思ってます。

 漫然と撮ってもそれなりにきれいに写ってることを目指した、銀塩コンパクト機からの流れそのままの思想である凡百のデジタルカメラとは、シグマDPはかなり違うのですよ。
 むしろFOVEONセンサー豪華一点主義の扱いにくいカメラであり、銀塩機で例えるならヘキサーあたりですかね、ああいった雰囲気のカメラなんです。誰にでもオススメできるようなカメラじゃありませんが、思想に共鳴できるならいい相棒になりますよ。そんな感じ。

 DP2を使うとですね、初めてコダクロームを使った頃を思い出すんです。ハマると感激の写りでしたものね。コダクロームは。

 FOVEONセンサーとは長くつきあってくことになりそうです。

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もしや滝クリ?

 滝川クリステルじゃないか?と資生堂のCMを見て一瞬思ったのですが、よく考えたらニュースJAPAN見てない俺。オッサンなんで寝るのが早い♪
 しかも最近の芸能人は名前が全然わからない。顔と名前が一致しない。テレビに出てる人に興味ないからなんですよね(^^ゞ

 各放送局のスポンサー収入は凄まじいまでに低下し、番組に予算をかけない=外部の人間にギャラを支払わず月給で済む局アナを全面採用、という流れのようで、系列子会社所属の「斜め45度の美女」はヤンピになったとかならないとか。

 でもニュース読んでる時よりCMのほうが数段魅力的な表情してますよね。オリエンタルビューティーたるTSUBAKIのブランドに合うかどうかはともかくとして、この生き生きとした表情のハーフは誰よ?と気になっちゃうくらいですから。
 名だたる女優さんに伍して存在感を示してます。彼女を起用したディレクターは殊勲賞モノですな。

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SIGMA DP2 その12

 『シグマDP2をお使いのお客様へ』なんていうタイトルのメールが来ると、ドキッとしますね。なにかよろしくないお知らせだったりするのではないかなんて。
 ええ、疑心暗鬼な人生を送っておりまする。酷薄な人間関係ばかりですのでなぁ。心が暖まることはありません。

 というわけで、DP2のファームウェアが1.02→1.03へアップデートされましたよ。変更点は以下の通り。

・フリーズ現象の発生頻度を改善いたしました。
・オートホワイトバランスの精度を向上させました。

 太陽光固定推奨というご意見が多いようなので、それに従い私もそうしておりましたが、オートに切り換えて使ってみますね。

 といっても最近は外出すら極端に減ってるんで、真面目に撮るのはいつになることか。XP2すらもう1ヶ月カメラに入りっぱなしですからねえ。
 夜勤から解放されたので3連休を普通に楽しめるはずなのですけど、はたしてどこかへ撮りに出かけるかどうか。天気悪いみたいだしー。台風来たのに気温下がってるしー。ジジイだから寒いのイヤだしー。

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台風が来んのけ?

 夜勤終わったぜ。職場でいろいろと情報が錯綜しているものの、たぶん次の夜勤は来年以降。明日からフツーの週休二日っす。

 で。明日は某マンホールに篭る係になるはずだったんですが。台風直撃確実の見通しに、当地では公立学校の臨時休校が宣言されるほどビビっちょりまして、そのくらい直撃の可能性が高いのだろうなぁと。じゃあ明日のマンホールはどうなるんだべ?

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いまどき初音ミクを語る(^^;

 流行からかなり遅れ、世間の話題にまったく乗れていない当バカブログは、いまどき初音ミクで喜んでたりするんですよ(^^ゞ

クリプトン・フューチャー・メディア 

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 ボーカロイドという人造音声です。人造音声ってのはWin3.1の頃から存在していて、いかにも人工音声というような無機質な読み上げが味といえば味。それをDTMに乗せようったって、おめえ、人の歌声はそんな簡単なもんじゃおまへんで。

 いや、最初はバカにしてたんです。実際に人工音声ってのは人間の複雑な発声システムを具現化できるわきゃありません。
 ところがですね、曲の作り手側の感覚からしたら、声質こそ選べないものの、どうとでも思うように歌わせられるし、どんな恥ずかしい歌詞だってテレずに歌い上げてくれるのですね。
 テクノだろうがアコースティックバラードだろうが、ジャンルを問わず真面目にひたすら歌うだけ。それがボーカロイドなのですよ、お客さん。

 ボーカロイドにキャラクター付けしたのも成功の要因でしょうね。アニメキャラ風の味付けをして二次元世界に存在させたキャラ。実際、YOUTUBE上ではキャラをモチーフにしたオリ画を背景にしたPVのようなものも流れています。

 それと。こういった新しい作曲デバイスの登場が流行ると、当然にムーブメントに乗っかってくる頭数が増えますな。ユーザー数が増えれば、可能性も積算的に増える法則。
 必然として多数の自作曲がネットをにぎわすことになり、その中には心に染みる曲があったりするんですよね。ボーカロイドのいささかつたない歌唱を乗り越え、こりゃ名曲でしょと。そういう結果を出す流行だったのですよ。初音ミクというボーカロイドは。

 桜ノ雨。いい曲ですよね~。昨年の卒業シーズンにみんなで歌ったクラスも少なくないと聞き及んでおりますよ。

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だって選べないんですもの

 当地の行きつけの書店では『F5.6』を取り扱ってないようですなぁ。あるいは入荷してもすぐ売れてしまったか。
 おかげで妙な物欲を発する可能性がなくなってよかったっす。間違えてマイクロフォーサーズに手を出したりするのではないかと、自分に対してかなーり心配していたのでした(^^ゞ

 話は変わって。

 「自分に正直になりなさいよ」というみなさんの声が聞こえてきそうな気がしますので、前回の続き(^^;

 いや、やっぱターボ車に乗りてえなっていう気持ちがなくなってませんで、スーパーチャージャーには興味がないものの、クーパーSがツインターボ搭載に切り替わってからというもの、密かにヨダレをタラしてみてはいるのですよね。
 ジョン・クーパー・ワークス仕様=JCWはとてもですが中古でも無理っていう価格帯でして、試しにコンフィギュレーターで組み上げてみたら、474万円と相成りまして泣き(´;ω;`)

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 クルマの出費を回避すべく排気量を下げてみようかという意図があるというのに、この歳でクルマに収入を注ぎ込むってのはどうよ。注ぎ込んでもJCWは無理なんですけどもね。なんぼ独身とはいえ、田舎のサラリーマンが買える価格のクルマとは思えません。

 それでもターボ積んだクラブマンが欲しいよなぁとなれば、もうクーパーSの中古くらいしか手が出まへんな。
 クラブマンは普通のミニと違って中古のタマが極端に少なく、あまり選べないというつまらなさがあったりします。
 そりゃロングボディのミニなんて魅力ないっしょ。私はかつての本家ミニのロングボディに激しく注目した時期が20年ほど前にありましたんで、ロングボディでも抵抗がありません。小さいくせに実用性確保ってのは魅力。
 どうせミニに乗るなら、変化球でクラブマンだよなぁ。気に入ったクルマなら10年は乗っちゃう私です。バリバリのスポーツ車は捨てがたいものの、選べるなら実用的なタイプのほうがいいような。

 ところがですね、現行のBMWミニもよく壊れるというんですなぁ。複雑な作りになってる分、本家ミニより壊れる部品は多いのかもしれません。搭載コンピューターがイカれたりするらしいですから。

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 小さめのクルマで最初におもしろそうだと思ったのは、実はフィアットの新チンクチェント。1400ccの小さなクルマながら、意匠がいかにもイタリアンという遊び心に溢れ、こんくらい小さくておもしろそうなら多少の不利は許しちゃえる感じで。価格も高くないですし。

 でもですね、いざ故障時の対応ということを考えちゃうと、当地にはフィアットの正規代理店はナシ。一番近いのは隣県の盛岡市。
 市街地からはるか遠いとはいえ、いちおうローバーブランドのディーラーがあるだけ、まだミニのほうが当地ではマシかと思えるわけですが。

 しょせん輸入車を乗り回すにはいろんなリスクがつきまといます。私の周囲の外車乗りは、完全に修理部品を自分でストックしているマイティなタイプか、あるいは部品入荷までのんびり待てる恵まれた余裕たっぷりの環境で暮らしているかなんです。
 クルマそのものが高価だとか、修理代が高いとか以前に、生活必需品としての足と趣味を兼用させようとするなら、田舎でしかも雪国、クルマは1台しか所有できませんってのは根本的にハンデなのでした。

 そんなわけで、よく壊れるクルマは最初っから敬遠したいですし、修理時の代車調達に苦労する日々も経験したくありません。同じ壊れるならまだ国産車のほうがいいのかと。そう感じるのでありました。
 そういう観点からするなら、しょっちゅう壊れる国産某社でも許せる気がしますし、営業マンの態度が悪いトヨタ以外のメーカーでも、毎日営業マンを横に乗せて走ってるわけじゃあるまいし、許せる気がしたりしてね。

 国産でターボってば、またスバルを選んじゃったりするかなぁと想像するものの、現行インプでもまだ4A/Tを積んでるスバルはのんびりしすぎ。
 我がアウトバック号の4A/Tはギア比のセッティングにまったく納得がいかず、いまどき4A/Tってのはどうよ?と日々感じているところでもあり、せめて5A/Tの全面採用とか考えてもらいたいとこ。

 それじゃもうスポーツ車じゃなくてもいいや。どーせ俺が欲しいクルマは「買えない」か「存在しない」のいずれかなんだもの。
 そう思考が巡ると、国産の小排気量車でいいや、という半ばイジけた結論になり、その中でも少しはおもしろそうなクルマはないかと探す心理になっちまいます。ターボ車に乗れないんなら実用一途の中から選ぶしかないかな、なんて。

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SIGMA DP2 その11

 噂されていたDP1sが出ましたね。①撮影後、書き込み中にボディが一切のコマンドを受け付けなくなる件、②色再現、とくに赤に関して妙な色になる件、この2点が改善されていたとするなら、28mm使いにとっては福音ではありますまいか。
 DP2同様にQSセットを導入したといいます。素早いISOの切り替えなどが楽になりますね。

 DP2と心中するつもりですが、正直28mmはうらやましいっす。使い慣れてる画角なので。

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仮に排気量の小さいクルマに

 以前に紹介した軽量画像ブラウザのXnView。バージョンアップしたら重くなってますねえ。同じバージョンでも、日本語化バージョンだと軽い気がするんですが。気のせい?

 話は変わって。

 以前に「安いヨタ車にでも乗ろうか」という話を書きましたが、トヨタ車は安っぽいという意味で書いたのではありませんよ。安いクラスの普通車なら、トヨタが一番安心なのだろうか?という意味です。
 個人的にはトヨタが展開しているエコ商売にはまったく賛同できませんけれど、販売店の姿勢が一番まともそうであることは当地でデフォ。
 社員教育とか社風の伝統というようなものの差だと思うのですが、それにしては他のメーカー販売店とずいぶん差があるのですよね。周囲の人間に聞いた話では。

 だからといってトヨタというわけではないのですが、1500cc以下のクラスでいくらか車種を選べるとなれば、所帯の大きなトヨタに分があるように思えます。
 フツーの地味なクルマに乗ることを良しとしない変質者の私は、トヨタなんてつまんねえと思ってきたのですが、iQなんておもしろそうなクルマですよね。あの大きさで1300ccですから。快速スターレットを思い起こすに、iQってけっこうヤンチャだったりするのではなかろうかと。

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 ホイールベースの短さは雪国の凍結路で泣きを見ることが想像されるわけで、私はショート車を敬遠してきているのですが、iQはいちおうVSCを装備してたりするので、なんぼかマシかなと。
 あたしゃどうせ4人乗車なんてしませんし、後ろのシートはたいてい夜勤の装備かアウトドア道具が転がってます。2シーター+αで十分なのですよ。
 愛用の折り畳みチャリを積むにはリアシートとバーターになるとはいえ、積めないわけじゃなそさうです。

 iQってのはトヨタらしくないシャレのきいたクルマのように思えますが、貧乏小型車から大きく踏み出そうというコンセプトを感じるのですね。
 皮シート仕様を選べ、ツィーターつきの6スピーカーを標準装備。オーディオがクルマのシステムに組み込まれてしまっているんで、ヘッドユニットもナビも純正以外を選びづらいというところはあるものの、MP3のCDが再生できてラジオが聴ければ文句ありまへん。

 クルマは大きければいいのだという価値観の当地においては、iQのようなクルマはまったく好まれないかというと、さにあらず。
 走ってるの見ました。交差点で並びましてね。そしたらけっこういい音させてんですよ。排気音が。おお、こりゃもしかしたらおもしろいクルマなんでないのかい?なんて少し思いまして。

Rush

 そうかと思うとラッシュっていうクルマがあるじゃないですか。トヨタでいうところのキャミの後釜。ようはダイハツテリオスの後継車ですね。
 みなさんご存知の通り、トヨタとダイハツは提携関係にあり、部品やエンジンの融通をきかせてるわけで、同じカタチなのにトヨタでもダイハツでも売ってるクルマというのがあります。ラッシュはダイハツの店頭に行くとビーゴっていう名前になります。

 このラッシュ、ダイハツが開発している車種のようで、インパネを見ますとダイハツ臭がプンプンします。手堅く地味に作ってくることが多いですよね。ダイハツのインパネは。嫌いじゃありません。地味なインパネ。派手なほうがイヤっす。
 で、ダイハツ系のクルマは当地で「ダメハツ」なんて言われて敬遠する人が少なくないのですが、個人的には軽クラスと限ればスズキよりエンジンはダイハツのほうが丈夫でいい音させてるように思ってます。
 排気量問わずスズキ車にありがちなエンジントラブルと騒音は、少なくてもダイハツ車にはなかろうよ。そういった視点で若干の好意を持ってるのですよ。

 また、かつてのテリオスが密かにシブいクルマで、バブル末期の勢いでコンパクトRVとしてデビューしたものの、女性向けと見せかけておいてデフロックを装備してたりするんですよね。いまどき手間かけてデフロックなんかわざわざ装備するかって、ね。
 そのデフロック、ラッシュ/ビーゴも受け継いでまして、雰囲気RVのように見せておいてけっこう真面目な4WD車だったりします。

 排気量も旧1300から1500になり、余裕があるってもんだよなーと思ってたら、あららA/Tシフトレバーがなんか古臭いカタチ。

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 こういったところにダイハツ臭が出ちゃいますね。ゲート式じゃねえんかよ。慣れちゃったんだよなぁ。ゲート式に。でも慣れればいい話か。
 オプションながらVSCやヒルスタートアシスト、あるいはLSDを装備できたり、このクラスの排気量としてはかなり気合が入った4WDといえるのではなかろうかと。そんなに燃費のいいクルマじゃありませんが、少なくても遊べる要素はあるわけです。

 ホントはなぁ、このクラスで欲しいクルマがあるのですが、とてもですが手が出ませんねえ。

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ローカルネタ あれこれ

 有効求人倍率0.28倍って、なにそのすげー数字って感じ。当地における有効求人倍率は、全国最低とのことですよ。
 私が再就職活動で泣いていた時期ですら、0.7倍前後だったのに、今はもうそんなもんじゃないわけです。自分の苦労を思い起こすに、あの地獄よりも今はもっとひどいということですね。

 実際は採用する気がなにもない仮面求人と、最初から人材を使い捨てにするつもりの慢性求人を含めての数字ですから、まともなところへ就職したいと考えている人にとっちゃ、実際はもっと悪い数字なわけです。
 先々月あたりは0.24倍なんていう数字でした。5人応募しても1人採用されるかどうかですよ。完全な買い手市場。ただでさえ態度の大きな秋田の企業経営者は、ますますふんぞり返って後ろにひっくり返りそうになってることでしょ。

 自殺者が再び増加に転じているというのもわかりますわ。田舎はどんどん暮らしにくい環境になっちゃってますからね。いろんな意味で。
 ただぼんやりと暮らしていくだけなら、都会のほうが楽に生きられると思いますよ。便利だし田舎よりオカネかからないですからね。

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 話は変わって。

 公共交通機関が衰退の一途である田舎において、町内循環バスを運行していた旧雄和町のユーグルが廃止になった模様。
 雄和町をグルグル回ってっからユーグルという名前で、距離によって運賃が加算されていく方式が当たり前の田舎バスの中、ユーグルは一律100円という大変わかりやすい運賃設定でした。1日13便が循環し、ジジババのいい足になってました。
 運行委託を受けていたバス会社の運ちゃんも、ジジババばかりというのをよく承知していて、けっこう融通をきかせた運転をしていたと聞き及んでおりますよ。

 ところが雄和町は秋田市に吸収合併となり、運賃一律100円では絶対に賄えない収支を税金から補填していたわけですが、地方自治体の運営困難が当たり前の世の中になると、補助金の類は一番先に削減を狙われるのが役所の常。

 秋田市というのは公共交通機関の維持に大変不熱心な自治体でして、廃止に当たっていちおう代替手段を用意するものの、わざわざ不便なやり方を設定するんですね。
 もちろん利用者はガタ減りになります。それを理由に完全廃止しちゃおうという意図があまりにもわかりやすく、利用者の立場に立った施策なんてものは100%あり得ません。
 ジジババの足としての需要は、たいてい日常の買い物と病院通いなわけですよ。それを「ショッピングセンターの500m手前で路線が別方向になる」「行きは病院の300m手前まで走りますが、帰りの便は病院近辺を走りません」なんていうことを平気でやるんですよね。

 政治というのは、まず人ありきで始まるものだ。我が職場の同僚が、日頃のノリの良さのわりには含蓄の名言を吐いたものですけど、行政だって同じわけです。住民がいなきゃなんの意味もない行政ですんで。
 良く表現したら「ドライ」、悪く言えば「安易」なやり方が、行政も民間企業も平気でやる世の中になっちまいましたな。
 そこに共通するのは「使う立場に立って考えてねえだろ?」でして、ようは利用者(あるいは顧客)よりも、計画担当者(もしくは商品開発担当者)の組織における立場ですとか事情が優先してるとしか思えないやり方が世の中に蔓延してきてるってことです。

 そういったやり方というのは、かつてお役所仕事と揶揄されたはずなのですが、きっと現代は民間企業すら役所化しているのでしょ。組織の原理だけが優先されて。
 「まるでお役所」とかつて取引業者から揶揄されたニコンさんが、実はユーザーフォローに一番熱心であったという事実は、必ずしも組織の硬直化が利用者の不利になるわけではないことを示しているんですがね。

 ユーグルの廃止に関しては、市民に対して冷たい姿勢を貫く秋田市と合併したのがそもそもの間違いだったね、としか言えませんな。もっとも単独立町では先行きが見えないというのはあったでしょうけれど。

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 またまた話は変わって。

 当地のような田舎には、目立たないようで海外から移ってきた方が何人か暮らしてまして、その多くは日本人男性と結婚した海外出身の女性です。
 その多くの女性が困り果てているのは、日本語の習得。とくに読み書きといいます。子供の学校からの通知はたいてい書面ですし、役所へなにかの手続きをしに行けば、難しい役所言葉に悩まされ。

 そんな女性たちのための日本語学校を秋田県能代市で開いている奥さんの特集をですね、地元のNHKがローカル枠で放送してたんですよ。
 母としてまともに日本で生きていくために必要な日本語を叩き込む。徐々に増えていく海外出身女性のため、近所の爺さんとか暇な奥さんにポランティアで助手をしてもらって。

 そんな日本語学校の生徒さんのひとりに焦点を当て、クルマの運転免許を取得するフィリピン出身の奥さんを軸に話は進むのですが、日本に住んで20年になってもわからないのが堅苦しい表現の日本語表記。
 ほれ、免許の試験問題の文面ですよ。ただでさえ、やたら堅苦しい言い回しの文語体文章。引っ掛け問題というような日本語の言い回しがあったりするアレです。日本人だって間違えますよね。

 なかなか生計が立てられないまま、心苦しくも娘さんを奥さんの実家に預けてがんばってきたご夫婦は、最近やっと生活が安定して娘さんをフィリピンから呼び寄せることができました。
 お母さんからしたら、娘さんになにも愛情を注いでくることができなかったという負い目があって、せめて娘さんをドライブに連れて行ってあげたいと考えるのですが、そんなことすらハードルが高い日本独特の社会。免許取得に向けての悪戦苦闘が始まるわけです。

 いまどき運転免許試験に合格して泣く人はいないと思いますが、そういった事情を知っていれば同情できます。娘さんを乗せて運転する奥さんの表情は、得意気で晴れがましく、とてもいい顔をしておりましたよ。
 こういった地味ながら地域社会の問題点をしっかりとフォローする取材は、もうNHKの独壇場ですね。
 以前に和賀山塊のブナの巨木を通年で根気良く取材したのも秋田放送局でした。もう田舎の民放局は目先の話題を追いかけるのが精一杯という感じで、地味な話題をしっかりとフォローしようなんていう姿勢すら見えません。NHKの存在意義が田舎では強いのですね。

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ペンギン

 リクエストにお応えします。

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 続編も。

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 ペンギンネタということで。

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 なんかモンティパイソンっぽい感じですよね(^^;

 ついでにもひとつ。

Peng

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ダメダメの輪廻

 もう野営するってったらするんだよ、俺は。携帯の電波が届かない山奥で、ひとり酒盛り&ひとり焼肉。
 秋田日日熊新聞の記者さんこんにちはの広葉樹林帯だろうがなんだろうが、俺はその野営地でヌクヌクしなきゃ気が済まんのだ。

 そのくらいいろんなストレスを溜めまくってみたというのに。そんなストレスさえも、午後から明日まで降り続く予定の雨にはくじけちゃいました。当地の天気予報はよく当たるもんなぁ。
 ええ、今日は明け番でしてね。ここらで野営して自分をリセットしておかないと、ちょっとまずいんでねえの?と自覚しちょったんですが、雨の撤収だけは避けたいなぁという基本的インドア派の判断が顔を出したらもうダメ。簡単にヘタレちゃいました・・・・。

 こうやってヘタレてくうちに、予定していた野営や撮影計画がどんどん先送りとなり、野営はしないわ撮らないわ、なんだかダメダメですね。
 野営も撮影も、やらなきゃ面倒になってくもんなのですよ。大きなきっかけがない限り、なかなかスイッチが入らなくなります。
 そのくせして物欲だけは健在だし、野営に行けない(行かない)ストレスを解消しようとして使いもしない不要品をポチったり。そういうことをしかねない自分に対して、また自己嫌悪。

 おっさんは自己嫌悪の塊です~。

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SIGMA DP2 その10

 ほざいてるだけでなかなかポチらない私。だってしょうがないじゃん。この夏の出費のツケが今でも響いてる緊縮財政なんだもの(^^ゞ
 次の給料にはシルバーウィーク勤務の手当が乗るかなー、乗らないかなー、といった感じの、ささやかな手当をアテにしてる田舎暮らしレベル給与の小市民ですゆえ。

 日経平均はまた下がっちゃったしなぁ(まだ株を保有してますんで気になりますネ)。

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 中華製のユニバーサル花型フードをDP2に装着したとしても、見た目が派手になって楽しいこと以外にメリットがないのではないか?と考えてみたら、実際のイメージサークルから考えてみますと、むしろ望遠タイプの長めのフードでもいいんでないかと考えたりして。
 メーカー純正フードではなく、アフターのサードパーティから出ているものは、たいてい135フルサイズで使うことを前提にしていることが多く、イメージセンサーが135フルよりも小さいことが当たり前のコンパクトデジタル機で使うなら、換算焦点距離以上の長めのフードでもイケる場合が多いと考えられます。

 49φ以上は一眼レフ用レンズ、それ以下はRF機用レンズ対応というようなフードの作り手の意識差はあれ、元来レンズフードというのは画角ギリギリの大きさであって効果を発揮するものであり、GRD2の純正フードもそうですが、DP2の純正フードも、いまひとつ効果があるとはいえない形状ではないかと感じます。実際に使ってての話ですが。
 最低でもレンズ前面(あるいはレンズに装着したフィルター)が汚れていたりした場合の乱反射を防ぐ程度の効果はあるのかもしれませんが、半逆光から逆光にかけてのゴーストやフレアを防げるものなのかと考えますと、ちょいと物足りないと思われます。

 かつてのフジ中判RFを思い起こさせてくれるような形をしているDP2のフードは嫌いじゃありませんが、それと実際の遮光効果は別問題でして。
 一眼レフ用の各社パンケーキタイプレンズでよく採用されていた内向きの花型フードみたいな、あるいはフジ写のGA645Ziのフードのような、ドーム型と表現するらしいですが、ああいったフードでも差し支えないないくらいらしいのですね。DP2はイメージサークル小さくて。
 ドームタイプフードの参考画像を掲載できなくて申し訳ありません。GA645Ziが手元にあった頃の画像がなくて。すいません。

 んで、46φのドームタイプの花型フードなんていうニッチなものを探して検証するより、黙って46φの望遠タイプフードを探したほうが早いかなって思ってます。
 ところがですね、46φの汎用レンズフードの中で望遠タイプってのは、なかなか見当たらないんですよ。
 かつての考え無しにとりあえず全タイプ網羅という発想はアクセサリーメーカーにすでになく、むしろ特定のレンズをターゲットとした付加価値的価格のフードが多いんです。

 46φ以下といえば、たいていライカに代表されるRF用の小さなレンズ群に採用される小さなフィルター径であって、RF機のメインストリームたるレンズ焦点距離というのは28-50mm域であり、そのへんの定番レンズを狙って作られているアクセサリーばかりなのですね。
 中華製みたいに考え無しにとりあえず全フィルター径を揃えてくれるというような野放図さがないのですよ。国内アクセサリーメーカーには。

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 望遠タイプのフードを装着したら、ただでさえ嵩張る現在のDP2がますます嵩張るわけですが、少なくてもきちんと遮光効果があるのだよと自分で納得できるなら、多少嵩張っても我慢できます。
 現状では、レンズキャップは使わない派の私なので、この嵩張るスタイルのまま携帯しております。
 このまんま取り出して、保護フィルターが汚れちゃいないだろうなとチラリと確認する程度で、いきなり使い始めるスタイルなのですよ。どうせ嵩張るんならね、もう少しくらい嵩張り度が上昇してもいいやって。

 せっかくフード装着用の延長チューブがあって、フィルター装着の溝が切ってあるのにねえ。サードパーティ製のネジ込みフードがつけ放題というのに。
 ここはもう某ユリシーズさんに期待して、ケース&ストラップから一歩踏み出していただいて(以下盛大に省略)

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