玄葉外相 ワシントンへ出発
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玄葉外相 ワシントンへ出発

12月18日 13時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

玄葉外務大臣は、アメリカのクリントン国務長官と日米外相会談を行うため、18日昼前、成田空港からワシントンへ出発しました。

玄葉外務大臣は、日本時間の18日から21日までの日程で、就任後初めてワシントンを訪問することにしていて、午前11時半すぎに成田空港を出発しました。日本時間の20日未明に予定されているクリントン国務長官との日米外相会談で、玄葉大臣は、核開発を続けるイランに対する制裁措置として、イランの中央銀行と外国の金融機関との取り引きをできなくすることを目指すアメリカの法案について、日本経済に影響を与える可能性が大きいとして、懸念を伝えることにしています。また、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、名護市辺野古に移設するとした日米合意の実現を目指す立場に変わりはないとして、移設の前提となる環境影響評価書を年内に沖縄県に提出する方針を伝えることにしています。このほか、玄葉大臣は、滞在中、カーク通商代表と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加国との協議に向けて、政府内で準備を進めている現状や、アメリカ産牛肉の輸入規制の緩和に向けた検討状況について、説明することにしています。