2005-05-03 12:43:07

<その11> 圧倒的に多すぎる 偽物洋服の存在を知って、 メーカーも対策不可能 ・・・・・・ 

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~

連続もの とうとう11回目だ


今回の内容をきっかけに、洋服の鑑定を覚えるようになった。


1997年から楽天を利用するようになって、沢山の出品者と知りになった。

当時は、利用者が少なく同じ人から購入したり、同じ人から購入されたりが繰り返されて、出品者と知り合いになった。

メールを通じて色々お話もした。 今でも時々メールが来たりする。


丁度1999から2000年にかけて、出品者にとっては商品が売れない時期が訪れはじめた。

世の中が変わり始めた頃である。


そう、政府の政策で「個人事業主」という新しいカテゴリーができ、さらない得点として税制面での優遇がされるようになった新しい幕開けの時期である。


この「個人事業主」の制度を利用し個人で株式会社を起こし税制面の優遇を受ける人が出始めたのだ。


     (今までのように株式化には1000万円の資本はいらない。100円でも事業主になれる。)


個人事業主は、ネット販売ビジネスとして、楽天やYAHOO、エキサイト等と契約しネット販売を始めるようになった。

また、個人でECサイトを立ち上げる人も大勢増えた。

私と知り合った出品者の方からも、「売れないなー。 どうしたら売れると思う?」 などの質問をよくメールでいただいた物だった。


1999年頃までは、出品すれば必ず売れるという時代だった。

政府政策により個人事業主が増えはじめ、同時に出品者が増え、出品商品もよりどりみどりと選べる。より多くの出品者から選べるようになった。


   出品者にとっては、「勝ち組・負け組」が鮮明になり始めた。

   落札者にとっては、「本物・粗悪品」の選別が必要な時代が訪れ始めた。


そんな頃、親しくしていた出品者の出品商品が変わった。

「ブランド洋服」の販売をはじめた。 (実は偽物洋服)

ある日、その出品者よりメールをもらった。

    「洋服は儲かる。粗利がいい。はじめないか?」 と、誘われた。

1ヶ月で100は売れる様子だった。  社会需要に便乗できた訳だ。

負け組から一転して勝ち組へ


当時の社会背景は、エルメス銀座店や大阪店のオープン、オープン限定品を買い求め何百人または何千人もの女性がオープンに並んでいた。  

各ブランドも限定品というグッズ販売が繰り返され、ブランド戦争が始まった頃だった。

限定品というキーワードがあれば女性が食いつく時代であり、だれもが有名ブランドの物を欲しがる時期だった。

とにかくブランド品は高く売れた。


直営店では38000円で販売している新作Tシャツが、6800円~9800円と5割から7割引、8割引ででネットで販売していた。

何も考えずこの安さに飛びついた人は大勢いた。

それはもう物凄い入札!

    ・ 安い!

    ・ おかしい

このブログを呼んだ人は、どちらかの言葉がが頭の中で浮かんだだろうか?

もし「安い!」と思った人は、世の中の常識(ネットの常識)からハズレている。 こう思った方は今までのオークションやフリマで購入した商品の真偽を自分で検証することを薦める。


(はずかしながら我が家もそうだった。 安い物を探して入札していた時期がありその商品は全て偽物だった)

世の中や、社会の仕組みはそんなに簡単ではない。 甘くない。

「安すぎる?」 と、疑って欲しいものだ。 価格に対する先入観を持って欲しい。


現在のオークション出品商品は、

            「はっきり偽物とわかる物」、

            「グレーな物」、

            「本物と称している偽物」、

            「真正品」            の4つに分けられる。

出品商品が増え利用者が増加している中、「責任感のない出品者」や、「金儲けを意識した出品者」、「モラルの無い出品者」も増加しているわけだ。

入札者自身が真偽を見分けなければならい。

世間の状況を把握して欲しい。


以前公開されたアンケートによると、

   ネットで洋服を購入し、偽物とわかって返品の要求をした人は、「0」。

誰一人として、返品や返金の要求をしない。 返却率0%

被害届けを出す人もいない。

誰も疑わないのでいつまでも販売ができる。出品者にとってはホクホク。天国の市場だ。

仕入れ価格の2~3倍以上は確実に儲かるらしい。


有名なブランドの洋服だけが、偽物として出回っているのではない。

カジュアル系のポピュラーな洋服にも偽物が大量に存在する。


今年はデニム(Gパン)が流行

社会背景に合わせて偽物が出回る、ということはデニム素材の偽物が大量にはびこっている。

有名なGパンブランドの格安品には要注意!

特に、ヤヌーク、セブン、シチズン、クロエ 等を含め、特にこれらのライセンス品には注意を呼びかける。


現在Gパンの勉強をしているが、情報を持っている人は求む!


また、昨日我が家のお得意様からYAHOOオークション真偽判定の依頼が来た。

その商品もヒューゴボスのGパンだった。結果は後日紹介しよう。

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2005-04-13 23:01:39

<その10> 2度目の弁護士依頼 究極の被害 偽物エルメス・バーキン

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~

連続もの とうとう10回目だ。

弁護士さんへお世話になることになった、偽バーキン

最近この手のバーキンは出品されていないので安心だが、心あたりのある方は要注意

そしてバーキンは絶対にオークションでは購入しないこと。

あとで痛い目をみる。

 

身内の話だが、

約60万円でバーキンを落札し到着を楽しみにしていた。

当時バーキンはインポートショップでは100万円程度とプレミア価格などとふざけてたことを抜かしていた頃だった。

(製造しているのにプレミアはねーだろう。)

この頃から地域によっては公正取引委員会が介入しはじめ現在は適正価格に落ち着いている。

 

実際に商品が届くと

コバの作りや、素材自体はエルメスと同じ素材(CFW社)のようだ。

セリエ縫いも気になる。アトリエマークもこの家紋が本当にある家紋なのか疑いだしたらきりがないくらいだった。

とりあえず出品者に真偽を問うと、当然ながら本物との回答がくる。

 

私が知っている限りでは、エルメスと同じバッグを作るメーカーは2社ある。

ロイヤルと国内のWAKOだ。

ご存知のようにロイヤルは、英国王室御用達のブランドでエルメスと同じ素材メーカーの物を使用し縫製も同じであるが、素材のランクが違うせいかエルメスよりも重い。

 

落札した商品の真偽の鑑定がない限り不安な日々をすごしてしまう。

60万円もだして偽物買うほどの屈辱はない。

 

しかしながらエルメス社では絶対に真偽の判定はしていただけない。

自分で探さなければならない。

何度も書くが質屋は鑑定をしてくれないしあてにはならない。

せいぜい質草とのバランスをとるぐらいだし、裁判の時にはなんの効果もはっきしない。

とうとう鑑定のためにシンガポールへ旅立つことに

 

シンガポールでエルメスのバッグを鑑定してくれるところがある。

実際にバッグを見せると「これは偽物」だね。

バッグを解体しはじめた。(おいおい、何すんねん)

これが解体するとわかるんだなー

本物と偽物がこんなに違うとは

本物には目印があるが、偽物にはまったくない。

 

シンガポールやインドネシアでも金持ち層がけっこう偽物の被害にあっているようだ。

偽物発祥の地は、フランスとイタリアだ。

フランスの場合は、エルメスで働いていた職人がアルバイトでコピーを作っては業者に売却する。

ドイツのCFW社から素材を横流ししてもらってはコピーを作っていたそうだ。

イタリアでは、当時はまだ模造品の作成を世界で唯一イタリア政府が認めていたために形の似たバッグが散乱しており中にはエルメスのロゴがついたものまでもがあるという始末。

 

イタリアに行ったことのある人なら現地の様子がわかっていると思うが、路地裏に入るとひどいものだ。

プラダやグッチの偽物が所々に

 

ということで、この鑑定をもとに代金の返済を行うことになる。

出品者は今までにも何個ものバーキンを販売しており評価だけ見るとエルメス専門のインポートショップとも伺える。

落札者から直接偽物返済の依頼をかけてもシラを切られてしまえばそれまでなので、今回は弁護士さんから依頼をしてもらう手はずに

証拠もそろっているために80%くらいの勝算。

弁護士さんと出品者との間では多少もめたようだが、あっさり返金された。

しかしがら、シンガポールでの鑑定や弁護士料を払うと半分近くは戻ってこない。

 

現在もこの出品者は同じIDでオークションを利用している。

IDが残っている。

エルメスのような高額な商品は、絶対にオークションなどで購入しようなどと思わないことだ。

インターネットでの法整備が確立するまでは待ったほうがよい。

さもないと今回のようにすべて自分で対処しなければならない。

被害にあった場合はYAHOOへも偽物であるという証拠提出が必要になる、現在ではYAHOOがその代行も行っているケースもあるようで、そのためか保障料が低いのだと思う。

 

海外のオークションやホームページから本物と思い込んで偽物を購入しては、日本のオークション等でさばいているブローカーもたくさんいる。

また、前回の新聞記事のように朝鮮人が出品している場合もあるので気をつけてほしい。

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2005-04-11 22:50:14

<その9> エルメスの偽物には要注意!  フレンチフェスティバル

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~

エルメスの偽物には特に注意して欲しい。

それも毎年11月に開催されるフレンチフェスティバルの限定物が限られた期間だけに偽物が出回る。

シナリオはこうなっている。

11月にハワイでフレンチフェスティバルが開催される。この時にエルメスショップが記念限定品を販売する。

アメリカの偽物組織が、この限定品を即座に購入し2週間程度で偽物を作り上げてしまう。

 

なぜ2週間?

それには理由がある。

クリスマス、年末年始には日本人が大量にハワイへ訪れるからだ。

この時期が彼らの稼ぎ時なのだ。

 

この時期にハワイに行って、エルメスの限定品を買った人は大勢いるだろう。

それっ、偽物ですから   ・・・残念!

 

販売の手口はこうだ

ショッピングセンターやホテルのロビーにて、

かたことの日本語を話せるアメリカ人が、エルメスの限定品を持って近寄って来る。

「フィアンセの為にフェスティバルで購入したが、フィアンセと別れてしまったので必要がなくなった。もしよかったらこれを買ってくれないか。 購入した時のレシートもある。」

こんな具合だ。

 

この簡単な言葉の中には、日本人の心理をうまく突いているところがあり、これによって日本人が疑う余地もなく完全に騙されてしまうのである。

    1.「別れ」という言葉で悲しみや同情心をゆする。

    2.「エルメスの領収書がある」ということでバッグよりもエルメスの領収書があることで完全に信用してしまう。

いわゆる、バッグ自体の真偽などに目もくれず関係ないことで信じきってしまうのである。

 

レシートはコピー(複製)。

本物を買ったときのレシートを大量にコピーしたものだ。

レシートの本物を見たことない日本人ばかりなので完全に騙される。よく見ればコピーだとわかる。

当然限定バッグなど見たことない、発売されたばかりの限定品ゆえ手にとって見たことのある観光客がいないという点だ。

目の前に出された偽物バッグを誰もが本物と思ってしまう。

売り出された値段と同等価格または多少の値引きで取引される。

殆どが定価取引なので1ヶ月以内の短期間で相当な利益を得られるというわけだ。

それが日本に戻って転売される。

ここから悪循環がはじまる。

 

アメリカという国は本当に怖い。

アジアと違い、偽物を本物として販売している。

アメリカでは、正規店の看板を掲げていてもそこに置いてある商品が全部偽物という店舗が沢山ある。

特にCOACHの偽物店は沢山ある。

日本人がターゲットにされている。

 

輸入代行業者が送ってくる安い物も殆どが偽物だ。

また、YAHOOオークションで、アメリカからの出品者には要注意!

 

オークションの女性利用者よ、海外からの送料を心配するより真偽に注意をはらえ!

                                   ・・・・・つづく

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2005-04-09 22:14:43

<その8> 偽物対策の勉強をするきっかけになった「ビデオ」

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~

久々の連続シリーズの続きだ、今回で8回目  連続でなかなか書けない。

あまりにも過去に起こった出来事が膨大で文章として纏められないのが事実。

期待している読者には申し訳ない限りだ。

 

その7の続きより、

 

弁護士さんから偽物関係のビデオを紹介された。

 

このビデオは、2本立てになっており、時計・バッグ・貴金属などに分けてある。

簡単な内容は、

    簡単な偽物の見抜き方。

    偽物に流通経路。

    購入してはいけない店舗の種類

    危険な国

このようなことが収録してあり、初めての私には大変参考になったビデオだった。

 

しかしながらこのビデオ、偽物の鑑定の仕方が収録されていたことにより販売が中止された。

もしかしたら古いビデオ店などの残っているかもしれない。

 

デジタル総合研究所 が作成した偽物関係のビデオだ。

確か記憶では、1999年頃に初版が発売された。

 

このビデオを見てから偽物鑑定の血が騒ぎ始めてしまった。

 

                                ・・・・・・つづく

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2005-03-24 22:56:39

<その7> ふと 今までに落札した商品の真偽に疑問をいだき ・・・・・

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~
丁度この頃から、ネットでの購入した物に対して不審をいだくようになった。
そのきっかけとなったのが、2000年頃に購入したラルフローレンのシャツだった。
購入した頃に2回程着たが箪笥に仕舞ったままになっている。
2800円で落札したもの。
今まで直営店での販売価格など気にもしていなかったが、ものすごく気になりはじめ、本物として追求すること、本物として確信しなければ気が済まないようになっていた。
同じラルフローレンのシャツを探し始めた。
国内デパートでは売っていない。
デパートで扱っているのはすべてライセンス品、比較の対象にならない。
アメリカでの販売価格は$195(2.2万円くらい)、日本の免税店で17800円、
この値段をみても分かるように、2800円で販売できるなんてあり得ない。
試しに知人に頼んで海外の直営店で購入してもらった。
真正品は、手にとると柔らかいネル地のような高価な綿生地を使用している。
偽悪品は、ごわごわした肌触りのよくないその辺にありそうな安い綿生地

この素材の違いが、値段の違いか?
タグもよく見ると違う。
品質表示内容も、まったく違う。
縫製やステッチもまったく違う。

もしこれが、ライセンス品だったら?!
洋服の判定が非常に難しくわからなくなった。
そんな時に、ユニオンデファブリガンのお世話になり
この時から、莫大な偽物洋服の多さを知らされた。
偽物の洋服を購入しないためにも自分で直接見極め購入するようになった。
みずから直営店で購入した商品とネット購入品とを比べ違いを見極める知識を身に付けた。

偽物が散乱している中、アメリカが動きを見せた。
2003年より「トレーサビリティシステム」が稼動しはじめアメリカブランドの洋服には「ICタグ」が埋め込まれるようになった。
2003年12月よりCOACHの全製品にICタグが埋め込まれている。偽物にはついていない。
センサーに近づけると生産に関する情報が見れるようになっている。
アメリカブランドは、偽物が非常に多いために、メーカーが自身のブランドを守るために積極的に取組んでいる。
ラルフ、アバクロやAイーグルなどは偽物として要注意ブランド。
数も膨大だがシステムを導入しているのは一部の高級ラインだけで、セール用の安物モデルは殆どが偽物だ。

この手のトレーサビレィティに関しては、後日ゆっくりと説明しよう。
私の得意分野だ!

                    ・・・・・・・続く
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2005-03-07 23:02:09

<その6> 裁判準備後 こんなことが

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~
あいての身元もわからず裁判を断念しようかと、そんな頃
弁護士さんとの会話の中で
もしこのまま調停に入ったら
反対に偽物を買わされた私が逆に訴えられている可能性が大きい

私は偽物を売りつけた出品者に対して数回の中傷メールを送りつけていたこと
これが最大の失態だ。
相手を中傷したメールは消せない。 証拠は残っている。
偽物出品者から、メールによる「誹謗中傷」で訴えられても仕方がないということ。

第二に
偽物商品と判定できていない。エビデンスがないにも関わらず、相手に対して偽物商品であると決めつけそれに対して誹謗してしまったことにより
「名誉毀損」としても訴えられてしまうということだ。

被害者意識からか冷静さをなくし、証拠が残るメールという形で相手を中傷または商品の真偽のエビデンスもないのに商品の難癖をつけてしまったことは、我が家の失態だった。
どんなに悪いと思い込んでいても相手にも人権があり、法律で守られているということだ。
今後は気をつけたい。
情けないがこの歳にして大人の勉強をさせてもらった。

                     ・・・・・・つづく・・・
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2005-02-22 22:04:28

<その5> 裁判前提の準備 & どんでん返し

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~
エルメスの偽物バックに関して返金を前提に裁判を進めることにした我が家では色々と準備することがありました。
裁判に必要な物は、

  1.オークション出品時の説明文書
  2.出品時の写真(そのもの無編集)
  3.出品者の名前&所在
  4.振込み証明
  5.商品
  6.偽物証明書
  7.印紙 (約8000円)

上記が必要になります。
2001-2002年当時は、まだプロバイダー責任法が施行される前だったので、出品者の説明文書や写真を落札後に用意することが困難な時代でした。
幸いにもIT関係の仕事をしております都合、我が家では用意することができました。

ここで注意です。
落札直後、出品商品の説明や写真が見れないように削除する出品者がいます。
こういった事(削除)をする出品者の商品は怪しい商品だと私は想像してしまいます。
もし本物なら落札直後に削除する必要はありませんからね。
しかし、実際には削除されていません。プロバイダー責任法により最低3年はYAHOO側で保存されています。
行政からの依頼があればYAHOOは提出しなければならないのです。

次に準備するのが難しいのは、偽物証明書
これは一般の人では非常に難しいです。メーカーに商品を持ち込んでも、オークションやネット販売またはインポートショップ等で購入した商品など絶対に対応してくれません。
ではどうするか?
弁護士さんの調査官が用意してくれますが有料です。

裁判は簡易裁判を行います。
直前になって、大どんでん返しです。
なんと、出品者の所在がすべて嘘
発送伝票に記載されている住所も、メールで知らされた住所も嘘
これでは調停を開催することもできない!

弁護士さんと相談の結果、
相手の住所を突き止めることもできるが調査費用が発生してしまう。
このまま裁判を起こし代金が帰ってきても、裁判にかかったすべての代金を差し引くと大幅な赤字です。

悩んだ末に断念です。  泣き寝入り! くやしかった。

現在ではYAHOOをはじめすべての機関が本人確認システムを導入していますので、このようなことにはならないです。
YAHOO側で、トラブルを起こした側の所在を教えてくれます。

たった4年前ですが法律が整備されていなかったので大変な時代でした。

皆さんも何かトラブルに巻き込まれたら、簡易裁判等を利用するのがいいと思います。

                 ・・・・・・・ つづく
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2005-02-20 09:43:55

<その4>弁護士さんへはじめての依頼

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~
偽物の被害を訴えるべき弁護士へ相談することにしました。
まずは、沢山の弁護士さんの中から誰に相談するか弁護士さん探しです。
それぞれ得意・不得意としている分野があるときかされていました。
友人のつてを利用してある弁護士さんを紹介いただきましたが被害の内容より他の弁護士さんを紹介いただきました。
これで弁護士さんは確定。

いざ弁護士さんと話あい。

某日、弁護士さんと向かい合って色々と経緯を話しました。
皆さんは、弁護士に頼めば大船に乗った気持ちで、これでもう大丈夫。そう思われていませんか? それは大きな間違いでした。
私は弁護士さんから世間の常識をたっぷりと教え込まれました。
自分が被害者意識の固まりであることに気づかされました。
弁護士さんから教えられた点は、

  1.購入金額は、世間の常識でビジネス的に成り立つ適正価格で落札していますか? 
    こんな安い値段が適正価格として成立っていないことに何故気がつかなかった
    のですか?

  2.あなたが偽物と判断してもメーカー側が偽物と判断しなければ、犯罪としては
    立証できません。とにかく偽物としての確証が必要です。

  3.とうぜん警察に行っても被害届けは出せません。出せたとしても出品者も国民で
    ある以上法律で守られています、逆に名誉毀損で訴えられる場合もあります。

  4.弁護士が動く以上お金がかかります。被害を受けた商品の金額から逆算しマイナス
    になるようであれば止めた方が得策と思います。

自分の考え方がガタガタと崩れ、自分の考えの甘さに凹んでしまいました。

この時点で、アルマーニスーツに関しては調停により勝利できてもリターンが見込まれないので泣き寝入りすることが得策でした。
悔しい限りです。

バックに関してのみ話を進めることにしました。

                         ・・・・・続く
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2005-02-16 22:39:53

<その3> 遭遇 ~ スーツ

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~
妻が怪しいエルメスのバッグに悩まされていた頃、 私はアルマーニのスーツを落札して、このスーツが後のエルメスバッグと同じ運命をたどることになったのです。
この2点がネットで商品を買うようになってから、過去を振り返るきっかけになったのです。
アルマーニのスーツは、それはもう恥をかきました。
商品が我が家に到着し、即試着をしました。安く落札できたので喜んでいました。
しかし、着心地は普段きているものとちょっと・・・・
アルマーニを着ている方ならご存知かと思いますが、肩が深いですよね。
何故か、メンズプラザで買ったものとさほどかわらず。
肩幅が少し広かったのでお直しにだすことにしました。 幅をつめるので近所のリフォームSHOPよりも専門店の方がよいと思い横浜高島屋のアルマーニへ持参しました。
4日後、店員さんからTELが入り なんと! まさかの偽物! エっーて
恥をかいたのと怒りで・・・・・・
スーツを受け取りに行って色々話しをきくと、多分中国製か韓国製だと思いますとのことでした。
肩の部分をつめるときに肩部分内部の作りがオリジナル品とまったく違う。またスーツ内側にロゴのタグはついていても裏地全体の縫製がまったく違う。
アルマーニ独自の規格があってその部分はまったくありえない物でした。
(この部分は公のブログでは紹介できません。ゴメンなさい)

出品者にそのことをつたえても「ノークレーム」ですからと一点張り。

バックといいスーツといい頭にきた私達がとった手段は、

裁判!  

弁護士さんに相談して、簡易裁判を行うことにしました。

ちなみに警察に被害届けをだしても罪状がないので被害は出せません無理ですよ。
偽物の場合は、摸造品として被害届けを出せるのはメーカーだけです。メーカーに代わって行うのが「ユニオンデファブリガント」だけです。
今まで知りませんでした。

                            ・・・・つづく

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2005-02-15 22:22:24

<その2> 遭遇 ~ バッグ

テーマ:過去の偽物被害経歴  ~偽物物語~
2001年といえば、ブランド時代
エルメスが銀座にオープン、住友COACHも銀座にオープン(エルメスの隣)
我が家でもエルメスブームが到来しており、夫婦でオープン記念に並んだものでした。
丁度この頃に始めてのエルメスの偽物をつかまされました。
その年は仕事が忙しくてハワイに行けず、毎年恒例のフレンチフェスティバルに参加できませんでした。
ということで年末にオークションでフレンチフェスティバルの限定バックをオークションで購入

商品が届いて  むっむむむ。 これはなんか・・・・
オークションとかインポートショップでしか購入したことの無い人には気が付かないと思います。
偽物と本物の違いは素材が全く違います。すぐに疑わしいものだとわかります。

即、出品者へメール
しかし出品者は無反応、取引当初に教えていただいた連絡先に電話したが
一切繋がらない。
何度かメールしたのちにやっと出品者から連絡が・・・
出品者はこちらの言い分を断固として受けつけませんでした。

その後、我が家でとった策は・・・・・・
                                  ・・・・・・つづく


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