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院長Blog(プライベート)

名古屋市中区にて皮膚科・美容外科を診療する「皮ふ科SSクリニック」の院長Blogです。

ポロック展

私、本当はヅラなんです。橋本くんといっしょです。

 
じょうだんです。
写真はアメリカモダンアートの巨匠ジャクソン・ポロックです。
 
愛知県美術館でポロック展が開催されています。

 
エド・ハリス監督・主演の「ポロック 2人だけのアトリエ」を見たことがありますか?
ポロックを描いたとてもすぐれた映画です。
 
ポーリング(流し込み)、ドリッピング(滴らし)といった独自の技法を用いた作品。
この画家に少なからず興味を抱いていました。
 
ポロック展、かなり期待して行って来ました。
 
ポロックのアトリエが再現されていました。

 
ポロックが実際に使用した筆です。
この筆からポーリング、ドリッピングによる偉大な作品が生まれたのですね。

 
アトリエの床です。床そのものがアートですね。

 
ポロックの傑作「インディアンレッドの地の壁画」を生で見たときは衝撃でした。
打ちのめされた感じでふらふらしました。
 
ポロック展よいですよ。

☆☆☆ 凄い本です!

JR高島屋 三省堂書店をよくうろつきます。
 
何気に医学書のコーナーに立ち寄りました。
黄金色に輝く本が目に飛び込んできました。
 
パラパラと立ち読みして内容に驚きました。速攻で購入しました。
 
「診療所でる皮膚疾患」 おゆみの皮フ科医院 中村健一 著

 
皮膚疾患を扱う他科の先生をターゲットにした本との記載があります。
とんでもない!!
 
皮膚科専門医の私が読んでもなるほどとうなづく箇所がたくさんあります。
伝染性膿痂疹、多発性毛疱炎、異汗性湿疹、酒さ、肝斑などのくだりはうならされますよ。
 
肝斑の記載で肌を擦らない事を明記した本は葛西先生以外の本で初めて見ました。
 
どの章も臨床に裏づけされた深い経験に基づかれて書かれています。
欄外のQ&Aが特に素晴らしいです。
 
私は今までの皮膚科の知識をブラッシュアップするのにとても役立ちました。
 
☆☆☆ 三ツ星の皮膚科教本です。
 
追記
おゆみの皮フ科医院 中村健一先生 御侍史
先生の著書を私のブログで取り上げることを快諾して頂きとても嬉しいです。
私のブログは皮膚科の医師もよく見ているようです。
将来ある若手皮膚科医達にこの良書から多くのことを学んでほしいです。

名古屋でなぜダーモスコピーは普及しないのか?

スカラ社のダーモスコピー( USB Microscope)は良いですよ。
毎日いじって遊んでいます。
 
パソコン画面に映るので患者さんと同時に画像を見ることができます。
これは大きなポイントです。

 
500円硬貨を観察しました。どうです、凄いでしょう!

 
硬貨のキズも詳細に観察できます。これで色素性病変もばっちり診断します。

 
本屋さんでまたダーモスコピーの本を購入しました。

 
ポケットサイズでありながら基礎的なことを網羅しています。
患者さんに説明する本としてとても使いやすいです。
 
ホクロを肉眼で診断する時代は終わりました。
ホクロをホクロと診断するにはダーモスコピーが絶対に必要です。
 
ダーモスコピーについて 素朴な疑問
●2006年4月から保険適応になっているのになぜ名古屋の皮膚科医は購入しない?
●東海地方会で大学病院の発表ですらまともなダーモスコピー画像が出ないのはなぜ?
 
さあ、閉ざされたエリア名古屋でダーモスコピーが普及するのはいつの日でしょう。
私が動かないとダメでしょう。なにか仕掛けたいですね。

すみませんです・・・。

当院をご利用の患者さん、すみませんでした。
 
11月30日水曜日の夕診を臨時休診しました。
診察に来られてがっかりして帰られた方もいらっしゃると思います。
 
申し訳ありませんでした。

 
葛西形成外科クリニックさんに修行に行ってきました。
大阪にあるシミ・脱毛治療で日本一のクリニックです。
 
クリニックは大阪本町の一等地のビル内に移転していました。凄いビルです。

 
ビルの案内です。さあどこでしょう? ヒントは赤いルビーレーザーです。

 
水曜日の夕方にクリニックを訪れ、食事をしながらたくさんの質問を聞いてもらいました。
自分の治療の方向性は間違っていないと思います。
 
葛西先生にくらべると何かが足りない。同じ治療をしていてもバックグランドの深さが弱い。
いろいろと感じる(へこむ?)ことが多い2日間でした。
 
木曜日は朝から夕方まで1日中診察を見学させてもらいました。
赤・黒・青・茶アザの患者さんがたくさん来られました。
 
たった1日でこれだけの症例が見られるとは・・・。
驚きの連続でした。
 
ピントのぼけた質問をして随分と葛西先生を唖然とさせたことだと思います。
 
たとえば、
両側の鼻翼部の青アザの患者さんの診察にて。
しんちゃん「あ~、ADMですね」
葛西先生「何言ってんだ、これは太田母斑だよ。ADMは小斑状の分布、これは斑状の分布じゃないか。オレの本もっとしっかり読めよ。まあ鼻だけの太田母斑は珍しいけどね。」
しんちゃん「すみません・・・。」
 
こんな感じです。
 
脱毛に関してもとんちんかんな質問をしました。
おバカなんです。
 
波長 810と940nmの複合機である MeDiostar(Asclepion社)とロングパルスAlex・YAG
複合機 Elite MPX(Cynosure社)で行う脱毛、美顔治療は感動的でした。
 
この2機種が脱毛では現時点のスーパー機種でしょうね。
葛西クリニックさんには他所では抜けなかった脱毛が困難な症例(上口部や背部の産毛など)がたくさん集います。
 
私も上口部、下顎に残った毛を Elite MPXで可愛い看護師さんに脱毛してもらいました。
ロングパルスYAGはちょっと痛いですね。
55J のハイパワーで照射してもらいました。効果が楽しみです。
 
いろいろと自分のクリニックで試したいことを学んできました。
明日からの診療に絶対に役立たせます。
 
ちょっと脱線話。
来年6月京都で開催される日本皮膚科学会総会モーニングセミナー(メディカルU&A
主催)では葛西先生と私が講演します。師弟コンビで頑張ります。
日曜日の朝ですが皮膚科の先生、たくさん来てくださいね!
東京女子医大の先生がた、待ってるよん。
 
さらに脱線話。
葛西先生はお酒がお強いです。
葛西先生行き着けの和食店で焼酎をご馳走になった後、ショットバーへ。
二人で赤ワインをあけてしまいました。品種はたしかピノ・ノワールだったような。
葛西先生は実はワイン党なのです。シャブリなどの白がお好きです。
贈り物される方はその点をよく理解されるとポイント高いですよ。

名古屋コーチン

物理のT先生と東北でのバイオマスについての打ち合わせ。
 
内容はシークレット。ヒントはしじみです。
これからは色々なことに関わっていきたいですね。
 
会合場所は名古屋コーチンの名店です。
 
コーチンづくしです。

 
名古屋は八丁ミソが名物です。

 
ミソで食べるコーチンはやみつきになる美味さです。

 
T先生、ごちそうさまでした。
環境バイオマス、私も勉強します。


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