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政治
【名言か迷言か】「アレで鳩山さんは終わった」現職閣僚が衝撃告白
2009年の衆院選による政権交代で発足した鳩山由紀夫内閣が総辞職して1年5カ月。政権崩壊の原因は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設をめぐる鳩山元首相の対応が迷走したからだというのは、もはや常識といえるだろう。
ところが、当の鳩山氏だけは、そうした常識を受け入れることができないでいるようだ。
「私を反面教師とされたんじゃないかな。私はたくさんぶら下がり取材を受けた結果、早く辞めることになりました」
鳩山氏は9月28日、野田佳彦首相が原則として毎日、記者団の質問に答える「ぶら下がり取材」に就任以来、応じていないことについて記者団に語った。
軽いジョークだと受け止める人もいるかもしれない。だが、鳩山氏はどうやら本気でそう考えていて、独自の「鳩山史観」すら持っている節があるのだ。
そういえば、鳩山氏から「詐欺師」「ペテン師」と散々罵(ののし)られた「宿命のライバル」菅直人前首相も「ぶらさがり取材」に関しては「鳩山史観」の熱心な信奉者だった。
「反小沢」をネタに2度も高支持率をゲットしながら、言うこと成すこと思いつきばかり。中身や結果が伴わないと、東日本大震災を口実に「ぶらさがり取材」を拒否し、首相執務室に引きこもってしまったのは記憶に新しい。
鳩山政権が崩壊した原因は、迷走発言に代表される首相の資質か、それとも、ぶら下がり取材を繰り返したメディアか。その問いに対し、意外な人物が答えてくれた。発言の主は現職閣僚だ。
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