コンテンツツリーとは、コンテンツの参照関係を表示する機能です。作品の元になった作品（親作品）や、逆にその作品を元にして作られた作品（子作品）などをツリー的に表示しています。

作品投稿者は、自分が元にした作品をコンテンツツリーの親作品に設定できます。もし、ニコニコ内にある作品を元にして何かの作品を作った場合には、コンテンツツリーを使って親作品を設定するようにしてください。

なお、子作品がコンテンツツリーに登録されると、親作品の作者にはその旨が自動的に通知されます。子作品の作者はコンテンツツリーを通じて、親作品の作者にリスペクトの心を伝えられるほか、自分の作品が生まれた歴史を作品の閲覧者に示すことができます。

また、「クリエイター奨励プログラム」では、コンテンツツリーの情報を元に、親作品の作者に対して"子ども手当"を支払います。（なお、子作品と親作品の作者が同じ場合、子ども手当は発生しません。また、子ども手当を受け取るにはクリエイター奨励プログラムに作品を登録する手続きが別途必要です。詳しくは「クリエイター奨励プログラムについて」をご覧ください）

作品にコンテンツツリーが作られていれば、それぞれの作品ページからたどることができます。

１．ニコニコ動画の場合
コンテンツツリーが設定された作品には、動画作品ページのタイトル横に「ツリー」のアイコンが表示されます。ここをクリックすると、作品のコンテンツツリーが見られます。

２．ニコニ・コモンズの場合
ニコニ・コモンズの作品ページ内に、親作品、子作品が表示されます。また、ページ下の「コンテンツツリーを見る」というところをクリックすると、ツリー形式で表示されます。

ニコニコ動画、ニコニコ静画、ニコニ・コモンズ内に投稿されている作品を元にして動画などの作品が作られた場合、元になった作品を「親作品」、親作品を利用して作られた作品を「子作品」と呼びます。

なお、コンテンツツリーは親と子の関係しかなく、「孫」や「祖父母」といった概念はありません。
もし、元になった作品をコンテンツツリーに登録したい場合は、元になった作品すべてを「親作品」として登録してください。

作品の投稿時に親作品を設定する方法と、投稿後にコンテンツツリーを編集する方法の2つがあります。

１．作品投稿時に親を設定する場合
作品投稿画面の「コンテンツツリー編集」において、親作品を設定できます。親作品の作品IDを入力してください。作品IDはURLの最後に書かれている、英数字の組み合わせになります。（例：作品のURLが http://www.nicovideo.jp/watch/sm2525 の場合、「sm2525」と入力してください）

２．コンテンツツリーの編集画面
コンテンツツリーの編集画面から、いつでも親作品を設定できます。

親作品は動画マイリスト、静画クリップ、コモンズダウンロード履歴のいずれかから探すか、作品IDを入力して設定してください。作品IDを複数入力する場合は、スペースで区切ってください。

コンテンツツリーに親作品を設定すると、あなたの作品が子作品になったことが親作品の作者に通知されます。親作品には、自分の作品の元になった作品だけを設定してください。

なお、削除動画、非公開動画、およびコミュニティ限定動画は親作品に設定することができません。

また、子作品を自分で指定することはできません。

もちろん可能です。オリジナルの場合は、コンテンツツリー設定画面において、オリジナル作品である旨を表明してください。

正当な権利者からの権利侵害の申し立てを受け付けます。作品が投稿されている各サイトの削除申請窓口から、必要事項を記入のうえ削除依頼を行ってください。その際は、自身が正当な権利者であることを明示していただく必要があります。

子作品に設定された動画は、親作品を元にしたという宣言をしているとみなされます。このため、親作品の作者は子作品を権利者として削除申請することが可能です。作品が投稿されている各サイトの削除申請窓口から、必要事項を記入のうえ削除依頼を行ってください。