小惑星探査機「はやぶさ」がギネス世界記録に認定されたことを記念する式典が17日、京都市左京区の国立京都国際会館で開かれた。プロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授が、中川正春・文部科学相からギネス世界記録の該当ページの額装を受け取った。
式典は、科学技術をPRする「科学・技術フェスタ」(内閣府など主催)の一環。小惑星「イトカワ」の岩石微粒子の入ったカプセルを地上に投下し、大気圏で燃え尽きた「はやぶさ」は「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った」として、今年5月に世界記録に認定された。川口教授は「日本の若者が新しいものを作り出していくことにつながれば」と語った。【花澤茂人】
毎日新聞 2011年12月17日 19時30分(最終更新 12月17日 20時51分)
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