蹴球探訪
ゴン中山 来季も現役続行へ(12月10日)
トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 紙面から一覧 > 記事
【大相撲】白鵬 雲竜型土俵入り 憧れの双葉山の故郷・大分で2011年12月5日 紙面から 双葉山生誕100周年記念として、横綱白鵬(26)=宮城野=が4日、大分県宇佐市の宇佐神宮で1938年の双葉山以来73年ぶりとなる横綱奉納土俵入りを披露した。本来は不知火型の白鵬だが、双葉山への敬意を込めて自ら雲竜型でやることを提案して実現。憧れの双葉山の古里で無事に務め終えた白鵬は「双葉山関も喜んでくれたと思う」と感慨深そうに話した。 白鵬が雲竜型の土俵入りでせり上がる姿に、宇佐神宮に詰めかけたファンから「ハクホー、フタバヤマ〜」と掛け声が飛んだ。 横綱が本来と異なる型の土俵入りをするのは1971年の北の富士以来40年ぶり。「双葉山関への敬意です。相撲人生、これからの忘れられない日になった。双葉山関も喜んでくれたと思うし、いい経験をさせてもらった」という白鵬。直前までビデオを見て研究。「淡々と堂々と土俵入りする姿がイメージにあった」と前半はゆったりとした動作で入り、後半は「自分の型である、思い切ってしゃがんでせり上がる。ダブルでやった」と双葉山と“合体”した土俵入りだった。 土俵入りを見守った横綱審議委員会の沢村田之助委員は「100点満点どころじゃない。国技館でも1日交代でやってほしい。そのくらいファンサービスしてもいい」と感激。白鵬は「すごさは誰よりも知っている自信がある。もっともっと好きになる」と、双葉山への尊敬の念はさらに深まったようだった。(岸本隆) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|