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サザエさん

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アニメ「サザエさん」の薀蓄
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気をつけよう、甘い言葉と…▽父さん、寝言で首に!?

 2011年12月11日の『サザエさん』の感想です。お話は、
「父さんのばっかもん(新聞の番組欄では「波平ばっかもん」と表記)
「マスオ、男のメンツ」
「夜道にご用心」
の三本。
(「父さんのばっかもん」と「夜道にご用心」は当日、「マスオ、男のメンツ」は同月12日に視聴)
 
1.夜道にご用心(作品No.6564)
脚本:城山 昇 演出:見陰智史 原画:江沢聖三 背景:清水菜未
 
 ある夜に防犯訓練をするサザエさんとマスオさん。マスオさんは、サザエさんに自分をを引ったくりと思わせてサザエさんからバッグを取ろうとするが、うまくいかない。不器用なうえに、迫力が無いな。(原作ネタ)
 しかし、マスオさんのおかげで、サザエさんはバッグを抱えていればいいということがわかったようでした。実はサザエさん、友達と食事会に行く約束をしていました。家族の誰かが迎えに行ければいいけれど、あいにく、父さんとマスオさんの出張が重なってしまい、それどころではない様子。サザエさんは、夜道にはじゅうぶん気をつけると言ったのですが…。
 
 翌日、マスオさんは出張に出かけたので、家には母さんとサザエさんと子供達の5人しかいない。カツオくんは、何があってもいいように、父さんとマスオさんの分を引き受けると言う。カツオくんがワカメちゃんに、自分を父さんだと思わせ、タラちゃんにもマスオさんだと思わせる。そのときのワカメちゃんとタラちゃんの想像で笑っちゃいましたよ。二人とも、面白いって。
 さらにカツオくんは、父さんの真似で「バカモ〜ン!」と叫んだり、マスオさんの真似でワカメちゃんを呼ぶ練習をしましたが、子供にしか聞こえないと自分でも思いましたよ。サザエさんが玄関を出たところで一人二役までしちゃって!
 
 食事会が終わって帰る途中、暗い道に出くわしたサザエさん。通りすがりの男についていこうとすると、男はマフラーやかばんを取りに戻るのでなかなかついていけない。原作ネタかな。
 
 家の玄関で母さんとカツオくんが待っていると、外ではサザエさんと見知らぬ男の会話が。連れがあってよかったとホッとした母さんとカツオくんでしたが、実はサザエさん、怖かったからずっと一人二役をやっていたんですって。ええ〜!?
 
 翌日の晩のこと。出かけていた母さんから電話が。少し遅くなるから先に晩ご飯を食べててって。そこでカツオくんは、また父さんの口真似ですか。
 帰る途中にお巡りさんから犯罪が増えているから気をつけてと言われた母さん。しばらくすると、お婆さんに呼び止められた! 殺されるかと思いきや、愚痴話を聞かされましたよ。母さんはそのお婆さんと一緒に帰り、家で話を伺う。母さんに愚痴を聞いてもらったお婆さん、すっきりして、食事までよばれましたよ。みんなでお婆さんを家まで送って家に帰ると、門の戸が開いてる! なんと父さん、最終便に間に合ったので、今日帰ってきたんですって。カツオくんたら、泥棒が侵入したと思ってお巡りさんを連れてくるんだから。もう知らん。
 
2.マスオ、男のメンツ(作品No.6563)
脚本:牟田桂子 演出:長友孝和 原画:金子いさお 背景:亀崎経史
 
 マスオさんがカツオくんとワカメちゃんに、クリスマスプレゼントは何がいいか聞くと、カツオくんは鉛筆、ワカメちゃんは消しゴムと言う。見くびってますね。(原作ネタ)
 そんなマスオさんが、ある日、会社で部長に、甥っ子が結婚することになったが、相手の家族と一緒に住んでほしいと言われて迷っているので、参考までに、様子を見せてもらうように言われました。マスオさんも奥さん(サザエ)の家族の家に同居しているからですね。マスオさんにも男のメンツ――世間様に対する別の顔――があるって本当なんでしょうか。
 
 当日、サザエさんは着物姿でお出迎え。紅茶を淹れて角砂糖を添えて出そうとしたら、落としてしまった。拾ったはずが平田さんにタラちゃんのさいころを出してしまう。相変わらずそそっかしいな。
 
 お昼にうな重をとり、カツオくんとワカメちゃんが食べ終わると客間に来てマスオさんに宿題を教えに。マスオさんは二人に連れて行かれたので、平田さんが適当にくつろぐと、お茶を飲んで熱がる父さんに会ってしまう。父さん、娘夫婦とはお互いに干渉しあわないと言っていましたけど。
 
 暫くしたら、中島くんが呼びに来て、マスオさんはピンチヒッターに狩り出されました。それがなんと、よそ様の家の窓ガラスを割ったので、それのピンチヒッターになれという。原作ネタかな。
 
 平田さんは、ワカメちゃんやタラちゃんとかくれんぼ。タラちゃんが平田さんを押入れに誘い、扉を開けると、中にはアルバムが。タラちゃんは平田さんにそれを見せる。それには、一家の面白写真が。
 
 やがてノリスケさんも酒を一升持って現れ、花を生けているサザエさんをおだてましたが、はさみを持って赤くなっているところがカニそっくりと言われたサザエさんは赤面してノリスケさんを押さえ込んだ。それを平田さんに見られてしまうとは!
 
 そして夕食の時、平田さんはマスオさんと同じく、家族と楽しくやっていきたいと言いました。平田さん、自分の奥さんの家族と同居する決心がついたようで、一同は喜びましたよ。やはり、ありのままの家族を知ってもらうのが、サザエさん一家には一番だったようでしたね。
 
3.父さんのばっかもん(作品No.6562)
脚本:雪室俊一 演出:岡田宇啓 原画:関本典孝 背景:川上克彦
 
 真夜中に突然「バカモ〜ン!」の声。何事かと、サザエさんとマスオさんが起きて父さんと母さんの寝室へ行くと、母さんが、今の声は父さんの寝言なんだよ、ですって。夢の中で、カツオくんでも叱ってるのかな。
 
 来週、父さんの会社では泊りがけで忘年会をするという。寝言でも、あの調子で「バカモ〜ン!」なんて怒鳴られたら、同じ部屋の人は腰を抜かすかもしれない。なるべく若い人と一緒の部屋にしてもらえばどうかとサザエさんは言うのですが、部屋割りはもう決まっていました。父さんは、部長とご一緒なので、もし寝ているときに父さんが「バカモ〜ン!」と叫んだら、部長は《私に向かってバカモンとは何だね!》と言われて首にされるかもしれない。もし父さんが首になったら、カツオくんたちは路頭に迷うとは本人の弁。暫くしたらタラちゃんが起きてきて、怖い夢を見たデスと言いました。もちろん、おじいちゃんが怒っている夢。タラちゃんの夢にまで影響が及ぶなんてね。
 
 父さんの会社にて、父さんが部長に呼ばれましたよ。父さん、忘年会の幹事に部屋割りの変更を頼んだとか。いびきが凄いので部長に迷惑をかけると思って、そうしたと言いましたが、本当のところは、寝言が原因なんでしょう?
 
 カツオくんが父さんに、自分を怒鳴りたくなったときはこれを出してと、「ばっかも〜ん」と書いた紙を見せました。父さんの寝言に一家の生活が懸かっているからと考えて、見せたのに、父さんに断られてレッドカード。サッカーの審判みたい。

 ワカメちゃんは、くどくど言われるより怒鳴られたほうがいいと言う。同級生の岩崎くんのお母さんなんか、しょっちゅう岩崎くんに《勉強なさい!》と怒鳴るんですって。ここでも原作ネタが入ってました。
 
 花沢さんちに寄ったカツオくん、りんごをご馳走になりながら、花沢さんに寝言のことを言われました。同じ寝言でも、花沢さんのお父さんとはレベルが違うですって。知らない女の人の名前を寝言で叫んだ。お母さんはかんかんで白状させようとしたのですが、お父さんは「知らない」の一点張りで大ゲンカに。
 カツオくんが帰ろうとしたら、花沢さんは一冊のファイルをカツオくんに。預かっていたカツオくんのテストを返してあげましたよ。
 
 その日の晩に、カツオくんはそのファイルを父さんに見せました。まとめて見ていただいた方が手間が省けると思ったらしい。答案はどれも赤点なので、見ていくたびに怒りがこみ上げ、父さんが怒鳴ろうとした瞬間に母さんに止められるのですが、カツオくんがレッドカードを出すと、「バッカモ〜ン!」と怒鳴られた。答案なんか見せなきゃ良かったのに。
 
 父さんが忘年会に出かけた当日の夜、父さんは部長の大いびきで眠れない。いびきが止まって、やっと眠れると思ったら、また大いびき。翌朝、カツオくんが茶の間に来ましたが、半分寝ているみたい。父さんのことが心配で、よく眠れなかったって!? 父さんも部長のいびきがうるさくて一睡もできなかったらしく、これでカツオくんの生活も安泰のよう。

 カツオくん、学校の授業中に居眠り。生活の心配で眠れなかったと言う花沢さん。と突然、カツオくんは夢の中で父さんに叱られ、急に起き上がって父さんに謝っちゃって、まあ。クラスのみんなに恥をかかれたカツオくんでしたとさ。
 
 次週は「コタツのない冬」「母さんの忘年会」「過保護はお断り」の三本をお送りします。
 そして予告の父さんのコメント!
 
> 波平です。
> 通勤かばんが少々くたびれてきました。
> 買い替えも考えましたが愛着もあります。
> よーし、手入れしてまだまだ使うぞ。
 
 私の愛用のリュックもほころんできましたが、手入れは難しそうなので放っています。では、また。

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早起きは三文の得というが…▽動物語の通訳?

 もう12月。磯野家の茶の間にも、こたつが入りました。でも、それでしか暖がとれないなんて、かわいそうな気もします。
 というわけで2011年12月4日の『サザエさん』の感想です。お話は、「カツオ紅一点」「タマの名通訳」「早起きのススメ」の三本。(「タマの名通訳」と「早起きのススメ」は当日、「カツオ紅一点」は同月7日(本日)に視聴)
 
1.カツオ紅一点(作品No.6559)
脚本:雪室俊一 演出:佐藤 豊 原画:西阪晃子 背景:清水菜未
 
 庭に、見知らぬ盆栽が。中島くんのおじいさんからもらったのを、カツオくんが置いたんですって。作ったのは、中島くんのおじいさんの友達。真っ赤で、いい枝ぶりのモミジでしたね。サブタイにあった「紅一点」とは、このことか。
 
 マスオさんに「燃えるような赤がなんともいえない」と盆栽を褒められたカツオくん、宿題のテーマとして盆栽を写生。サザエさんに、「凡才が盆栽を描いてる」なんて言われちゃって!
 
 担任の先生に絵を褒められたカツオくん、カオリちゃんと花沢さんに盆栽を見せる。花沢さんは「水を掛けたくなっちゃうわね」と言いましたが、カツオくんは自分の紅一点が泣くからと止めました。カオリちゃんに「手入れが大変なんでしょ?」と言われると、カツオくんたら、赤ちゃんを育てるようなもんだね、ですって。二人に株を分けてあげるとも言ってましたけど。
 
 カツオくんが盆栽にスプレーで水をやっても、父さんは何もしないで放っておけばよろしいと言い、翌朝、盆栽を、あまり日に当てたらよくないと思って棚の真下に置けば、日当たりは関係ないと言う。もしかして父さん、盆栽にやきもち妬いてる?
 
 カツオくんが学校から帰ると、裏のおじいさんに会う。おじいさん、父さんの盆栽を展示会に出さないかと言ったのでした。カツオくんの盆栽を熱心に見ていたのですが、それを出すかもしれないと思ったカツオくん、それはまずい、父さんを差し置いて、自分の盆栽が展示されたらどうなるかサザエさんに聞いたら、父さんは傷つくだろうと返答。父さんの盆栽より、カツオくんの盆栽のほうが優秀だとわかったら、父さんはショックで寝込んでしまうかも。
 
 帰ってきた父さんに、あの盆栽は父さんが作ったことにしてもいいと言ったら、その必要は無いと言いました。あの盆栽は作り物とは思えないほどよくできている。それを母さんは知っていたとは。カオリちゃんと花沢さんに株を分けてあげると言った事を家族に話すと、父さんは中島くんのおじいさんに作ってもらうんだな、ですってさ。
 
 そして、父さんと母さんは盆栽展へ。父さんの盆栽を見つけると、男の人が来て、父さんは思わず久しぶりと返答。誰だか覚えていないみたいでしたが、母さんはその人の盆栽を指しました。佐藤勉という人だったんですね。父さんは、どうも最近、人の名前が思い出せない様子。母さんもですけど。
 と、そこで笑っている男女に会う。二人が誰なのかわからずに笑うと、男の人は「どいてください」と言いました。写真を撮るところだったとは、道理で思い出せないはずだ!(原作ネタ)

2.早起きのススメ(作品No.6561)
脚本:城山 昇 演出:村山 修 原画:関本典孝 背景:清水菜未
 
 マスオさんと穴子さんが飲みに行って帰りのこと。あったまったけど、朝になってたたき起こされるとつらいと言う二人。穴子さんちでは、今年は床暖房にしたと言いましたが、それは冗談。まだストーブか! それであったかい布団の中で、ぎりぎりまで寝ていたいですって。私だってそうしたいですが。
 
 翌朝。マスオさんの横の目覚まし時計が鳴ったので、止めようとすると、時計が逃げていく。(原作ネタ)カツオくん達に起こされたマスオさん。会社で穴子さんが自分で起きたと言いましたが、今日から奥さんを起こすことに。でないと、奥さんが朝ご飯を作れなくなるからですって。奥さんも考えましたね。
 
 どうせ早起きするなら、何か健康法を始めたいと思ったマスオさん。早起きし、冷水浴で皮膚を鍛え、体を作って風邪予防…のはずが、最初の一日目で挫折とは。でも、ホントにあしたからにするの?
 
 どうしても起きないマスオさんに、カツオくんは鼻をつまんで呼び出しの真似。受付に美しい女性の方がご面会ですと言ったら、マスオさんは跳ね起きた。騙されてるとは気づかずに!
 
 マスオさんが体操から始めようと言うと、サザエさんは、体操よりいいウォーミングアップの方法があるって。それは門の前の掃除。すると浮江さんが来てお手伝い。次に体操。早起きすると、健康的にいいって感じがしますよね。
 次の朝、また早起きして門の前を掃除すると、浮江さんではなく甚六さんの姿が。浮江さん、前日にあしたから掃除を始めると言ってなかった!? え、甚六さんと1週間おきに…そうなのか。
 
 会社へ向かう途中に穴子さんに会ったマスオさん。穴子さん、コンビニかどこかで朝飯の買物をしたらしい。寝坊したとはね。で、あしたから二人で早起き、か。長続きするの?
 
 その次の朝、甚六さんは起きようとしない。お軽さんに言われて起きると、すぐさま電気ストーブをつけてあたる。しかしマスオさんはいつものように体操。でも部屋の中で、ストーブをつけてやってる。どっちも未練がましいなあ。
 
3.タマの名通訳(作品No.6560)
脚本:雪室俊一 演出:森田浩光 原画:山ノ内ゆり子 背景:清水菜未
 
 タラちゃんがリカちゃんと一緒に公園で遊んでいると、子連れの外人女性のバッグから毛糸の玉が落ちた。タラちゃんがそれを拾って、日本語で「落ちたデスヨー」と届けると、女性も日本語で「おー、ありがと!」と返事。英語がわかったと言ったタラちゃんでしたが…。
 
 その人は、キャシーさんといって、日本語ぺらぺらの在日アメリカ人だそうです。梅干しと、ラッキョウが大好きという日本通。サザエさんとは、時々スーパーで会うとか。若い時には、同時通訳もやっていたという。いや、凄いお方だ。
 カツオくんが知っている英語は、イエスノーサンキューだけですって。でも、本人はそれだけで十分ですって。でも、今時の学校教育では、小学生のうちから英語を習うといいますけど、サザエさんワールドじゃ昔のように中学から習うのかな?
 
 タラちゃん、タマの通訳になるデスって。お友だちを連れて帰ってきたタマに、何ていう名前か聞いたら、タマはニャ〜ンと鳴いた。タラちゃんにはそれがわかったけど、名前は誰にも教えない。ケチなところもあるんだな。
 
 ある朝、花沢さんが走って登校すると、キャシーさんの「ハナコ〜!」という呼び声が。ハナコというのは、キャシーさんちのペットの猫の名前で、それが迷子になったって。花沢さん、自分を呼んでるのかと思ったら、違うんですね。

 猫に自分と同じ名前をつけるなんて、失礼にも程があると言った花沢さん。カツオくんが、花沢さんのことを知っていたら、つけなかったんじゃないかなと言ったら、花沢さんは、それってどういう意味? ですって。
 
 キャシーさんは猫を探しているというのを聞いたカツオくん、「そうか!」と言って、家に帰ってタラちゃんに名通訳にすると言いましたよ。三毛猫を連れて茶の間にやってきたタマに、三毛猫の名前を聞いたら「ハナコ」という名前ですって。で、ワカメちゃんが「ハナコ」と呼んだら、ニャ〜ンと鳴いて寄ってきた。どうやら、そうらしいですね。
 さらに、どこの家の猫か聞いたりして、でたらめじゃないかと私も思いましたけど。
 
 カツオくんがハナコを呼んだら、花沢さんが来ちゃった。カツオくんだったら呼び捨てOKだなんて、花沢さん、カツオくんにすっごく惚れこんでるね。
 
 その晩にマスオさんが帰ってくると、玄関の入り口の前にハナコの姿が。いつの間にか帰ってきたらしい。ハナコを家に入れてやると、キャシーさんが子供を連れてやってきた。迎えに来たのに、ハナコはキャシーさんのところに行こうとしない。タラちゃんが言うには、キャシーさんが赤ちゃんばっかりかわいがるから、気分を害してるですって。キャシーさんがサザエさんに赤ちゃんを渡してハナコを呼ぶと、ハナコはキャシーさんのところに来た。

 タラちゃん、今度はカツオくんに聞かなかったと言いましたけど、サザエさんが「聞かなかったとはどういうこと?」と言うと、カツオくんは逃げようとする。あ〜あ、タラちゃん、今度もカツオくんに聞いたんだ。カツオくんて悪知恵が働くから困るな。
 
 次週は「父さんのばっかもん」「マスオ、男のメンツ」「夜道にご用心」の三本をお送りします。
 そして予告の母さんのコメント!
 
> 舟です。
> 師走に入って、わが家も何かと忙しくなってきました。
> 体の温まるものでも作って、元気に乗り切りましょうかね。
 
 わが家の場合は、下旬あたりから忙しくなりますがね。では、また。

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髪はカラスのぬれ羽色▽こんなデートしたくない

 2011年11月27日の『サザエさん』の感想です。お話は、
 「ママは天下の来々軒」
 「ブロンドのワカメ」
 「なりゆきデート
(新聞の番組欄では「デート」が省かれていた)の三本。
 (リアルタイム視聴)
 
1.ブロンドのワカメ(作品No.6557)
脚本:雪室俊一 演出:成川武千嘉 原画:金子いさお 背景:亀崎経史
 
 ワカメちゃんが、今度生まれてくるときは何人に生まれたいかカツオくんに聞くと、タラちゃんはアフリカ人に生まれたいって。アフリカには動物が沢山いるからか。ワカメちゃんはアメリカ人かフランス人に生まれたいと言う。そんなワカメちゃんのお話。
 
 カツオくんたら、姉さんが金髪にしたら、フランス人形というよりトウモロコシのお化けなんて言っちゃって。姉さんをからかってばかりいるね、カツオくんは。
 その話を聞いた父さん、くだらん話だと言い、「髪はカラスのぬれ羽色」と言って、日本人には黒い髪が一番似合うですって。純日本的なお人だ。
 
 カツオくんから金髪のことを聞いた花沢さん、ワカメちゃんを自宅へと誘う。日記帳に挟んである写真、花沢さんの七五三の時のもので、お父さんが、こういうドレスのときは金髪の方が似合うんじゃないかと、かつらをかぶって撮ったんですって。しかしお母さんに見つかって、結局、着物を着せられて、平凡な写真になったのか。そんなに、お母さんは金髪が嫌いなのかな。
 
 翌日の放課後にワカメちゃんが自分の靴箱を開けると、中に手紙が。手紙の言うとおりに誰にも気づかれないように花沢さんちへ。花沢さんに金髪のかつらをかぶらされたワカメちゃん、花沢さんのお父さんに見られたら、彼、英語が苦手なので慌てて退散。かつらをかぶったまま外へ歩かされて赤くなるは、堀川くんに会うは。でも堀川くん、英語が苦手なうえにローマ字も読めないのですぐ退散しましたけどね。
 
 妹が花沢さんちに言ったことに気づいたカツオくん、そこの花沢さんの部屋に入ると、例の金髪のかつらをかぶらされて口紅を塗られた。それを見た花沢さんのお父さん、またもすぐ退散。変装されたのに気づかなかったみたいでした。
 
 自分には黒い髪の方が似合ってると言ったワカメちゃん。サザエ姉さんに散髪されるとき、曲がってると指摘。サザエさん、揃えるのに裏ごし器を使うとは。(原作ネタ)黒い髪でも大変だねえ。
 
2.なりゆきデート(作品No.6558)
脚本:城山 昇 演出:村山 修 原画:村沢英治 背景:亀崎経史
 
 タラちゃんを寝かしつけようと、グリム童話『金のがちょう』を読み聞かせるサザエさん。しかし、ハンスが仕事にかこつけ、バーを飲み歩いたり、パチンコや麻雀にふけったなんて言って、ちっとも原作の通りじゃない。横にいた会社から酔って帰ったばかりのマスオさんの当てこすりでした。(原作ネタ)
 
 カツオくんに、サザエさんにご機嫌をとっておいたほうがいいと言われたマスオさん。どこかへ出かけないかとサザエさんを誘うも、行き先がなかなか決まらない。ホームへ上がってみると、男が息をきらして電車へ乗り込んだ。が、それは回送電車だったので、お昼はサザエさんのおごりに。どっちがお昼をおごるか、賭けをしていたんですね。
 
 電車の中でも行き先が決まらない二人。芸術の秋だからと、とりあえず美術館へ行くと、サザエさんは男の人に、お父さんにどうぞよろしくと言われました。その男の人が父さんの誰なのか、『考える人』のそばで考える人になるとは!(原作ネタ)
 
 館長に自分の絵が展示できないと断られた画家、芸術のよさをわかってもらおうと出口で絵を客に見せてる。(原作ネタ)しつこい気がしました。
 
 モミジを見に公園へ行くと、池の鯉を見たサザエさんは佐竹さんを思い出した! さっきの人は、父さんの釣り仲間だったんですね。
 
 あちこち歩き回って疲れた二人、子どもたちにとケーキをお土産に買って帰った。なりゆきデートなんてするもんじゃなかったかね。

 その晩、サザエさんはまた童話を読み聞かせ。でも、また童話にかこつけて言っちゃって。ダメだなあ。
 
3.ママは天下の来々軒(作品No.6556)
脚本:雪室俊一 演出:森田浩光 原画:見陰智史 背景:清水菜未
 
 来々軒にサザエさんが来店。そこの主人、募集の店員さんがお見えになったと思って、奥さんにお茶を出せと言うと、奥さんに、ただのお客さんだと言われてサザエさんは顔を赤らめてご立腹。(原作ネタ)
 
 サザエさん、主人に、一週間だけでもいいから手伝ってくれと泣きつかれ、父さんにお願いして一週間店を手伝うことに。
 
 花沢さんがカツオくんと中島くんを連れて店に行き、ラーメンを三つ注文すると、主人はチャーシューメンを三つ、大盛りなんて言うし、奥さんにギョーザも焼けと言う。一週間お世話になる店員の弟だからって、すごい大盤振る舞いですねえ。
 
 サザエさんが出前から戻ると、マスオさんとノリスケさんが変装して店内に。店主は、奥さんが心配して様子を見に来たと思い、奥さんに、晩酌にとビールをじゃんじゃん差し出すように言う。
 
 カツオくんは、マスオさんに、自分と同じことをしたんだから、父さんに一緒にお説教されようと言ったのですが、そのすぐ後、父さんがマスオさんと一緒に酔って帰ってきた! 父さん、あの店へ行ってマスオさんやノリスケさんと一緒に飲んだなんて。世の中、狭いもんだと父さん。翌朝、サザエさんは主人と奥さんに、弟と主人たちが食事をした分は、自分の給料から差し引いてほしいと頼み。主人はど〜んと引かせてもらうように了解。
 
 サザエさんが働くのも、あと一日と惜しんだ主人。奥さんはサザエさんに頼んで、あと一週間延ばしてもらおうと言いましたが、サザエさんは断らないだろうと主人は言って、外に貼ってある「スタッフ大募集」と書かれた紙を破りました。これでサザエさんも辞められると思って。しかし翌日、サザエさんが、新しい店員が見つかったんだろうと思い、最後のお手伝いに。しかし、あの食事代は給料から引かれていなかったそうです。
 
 今度は、サザエさんが子供たちと一緒に来々軒へ。サザエさん、ガラス戸の貼り紙を見て、新しい店員さんを連れて、温泉にでも行ったんじゃないの? と子供たちに。しかし、あれは主人の見栄でやったこととは気がつかないのでした。(原作ネタ)痩せても枯れても、“天下の来々軒”…か。

 次週は「カツオ紅一点」「タマの名通訳」「早起きのススメ」の三本をお送りします。
 そして予告のマスオさんのコメント!
 
> マスオです。
> 穴子くんが夫婦喧嘩をしたらしく、
> ぼくに、一緒に謝ってくれないか〜って頼むんです。
> おいおい、ぼくを巻き込まないでくれよ。
 
 一緒に謝ってくれないか〜というところで、穴子さんの声真似をするなんて芸が細かいな。では、また。

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ランドセルと文通▽女性に大根足は禁句?

 2011年11月20日の『サザエさん』の感想です。お話は、
 「消えたランドセル」
 「マスオ大根の花
(新聞の番組欄では「マスオ」が省かれていた)
 「二泊三日の居候」
の三本。(当日視聴)
 
1.消えたランドセル(作品No.6553)
脚本:雪室俊一 演出:森田浩光 原画:石丸哲也 背景:清水菜未
 
 学校の帰り道、カツオくんと中島くんは一羽の青いインコを発見。カツオくんがつかまえようとトラックの荷台の上にランドセルを置いたら、そのトラックが走りだしてしまい、その晩、カツオくんは父さんに叱られました。
 「バッカモ〜ン!! 小学生がランドセルをなくすということは、武士が刀をなくすようなもんだ!」ランドセルは、小学生の魂だという意味ですって。それに、ワカメちゃんがカツオくんに、どうやって教科書やノートを持っていくのか聞いたら、父さんは風呂敷にでも包んでいくんだな、ですって。江戸時代の寺子屋に行くんじゃないんだから…。
 
 翌日。マスオさんは、カツオくんにブックバンドというものを貸してあげました。昔の大学生がよく使っていたものなんですって。今時の若い衆にはわからないですけど。

 国語の時間、カツオくんは隣の花沢さんの教科書を、花沢さんと一緒に見る羽目に。先生がカツオくんを当てると、二人が一緒に立ちましたが、先生が、花沢は立たなくてよろしいと言ったので、みんなは大笑い。
 
 家に帰って、のん気に漫画を読んでいたカツオくん、神様が休暇をくれたですって? なんだかなあ。しかし、学校に彼のランドセルが届いたという知らせが。そのランドセル、山梨の親切な女の子が送ってくれたという。その女の子の名前は、「鈴木マリナ」といって、カツオくんは、その子をカワイイ子と思っていましたよ。
 
 ランドセルに入っていた46点のテストの答案を見て、父さんはカツオくんにお説教、いやその前に、送られてきた手紙をカツオくんに読まさた。マリナちゃんは、そのテストの答案を見て思わず大笑いしたけれど、それは、自分も今日返してもらった算数のテストが46点だったから、ですって。46点の子は日本中に掃いて捨てるほどいるとカツオくんが言うと、父さんは、100点の子も大勢いると言いましたが、さて、どちらが多いのか、私にはわかりかねましたよ。さらに、手紙には46点同士で文通しませんかと書かれていたので、カツオくんはマリナちゃん宛ての手紙を書いて翌日ポストへ。
 
 数日後、マリナちゃんから返事が返ってきました。何でもテキパキとこなす人が大好きですって。さらに彼女、算数のノートの落書きを見て、これがカツオくんの自画像だと思ったらしい。自分は、中島くんの絵を描いたのに、マリナちゃんはその子をカツオくんと勘違いしたようですね。「私の兄も眼鏡を掛けているので、眼鏡を掛けた人は大好き。嫌いなのは坊主頭の子……そこを読んでカツオくんは落ち込み、晩に中島くんに、幸せの青い鳥はカツオくんに来たのではなく、君に来たんだよと言いました。返事を出してやって、ですって。そして遠回りして帰ると、街灯の下で別れよう、お互い別の道を歩いていこうと言う二人の男女に会いました。カツオくんは、どっちかが自分と同じ方向に行くんですね、と言いましたよ。「別れる」の意味をはきちがえてるみたいでした。(原作ネタ)
 
 さて、中島くんはマリナちゃんに、差出人の名前と住所はカツオくんのままで返事を書いて出したんでしょうかね。

2.マスオ大根の花(作品No.6554)
脚本:雪室俊一 演出:長友孝和 原画:平野剛士 背景:亀崎経史
 
 カツオくんや中島くんが、秋子という女性を見て「400円なり」と言う。なぜみんなそう言うのかマスオさんに聞いたら、今、大根が200円ぐらいだからと返答。それを聞いた秋子さん、怒ってマスオさんを追いかけた。(原作ネタ)秋子さん、脚にコンプレックスがあるみたい。
 
 ある日の買い物で秋子さんに会ったサザエさん。人の脚を大根呼ばわりした男の奥さんに会いたいと言う。しかし、サザエさんが秋子さんを知っているとはね。そんなに親しくないのに。

 あの事件には、カツオくんが絡んでいたのか。でも彼はホントのことは言わない、「お姉さんのはいているストッキングの値段です」とか言うみたい。
 
 夕食の時、女性の脚を大根に見立てるのは不謹慎極まりないと言った父さん。カツオくんが、父さんも若い頃は、やったんじゃないかと聞いたら、父さんは値段までは付けなかったと返答。じゃあ、やったのかな。
 
 翌日。サザエさんはデパートに行かないのと聞くと、マスオさんは一緒に歩いてるところを見られるとまずいから行かないと言う。そんなわけで留守番をし、お昼ご飯を食べて散歩していたら、公園でタイコさんとイクラちゃんに会いましたよ。で、マスオさんがイクラちゃんと遊んでいたら、通りかかった秋子さんにその様子を見られた! 秋子さんはスーパーでサザエさんに会い、先ほどマスオさんがしたことを報告。どうやら、彼女はマスオさんをタイコさんの夫、イクラちゃんの父親だと思っていたらしい。
 
 さらに、秋子さんは公園でリフティングしていた中島くんと目が合い、彼を捕まえて磯野家の住所を聞いてきた。からかわれたことが、相当頭にきてるらしいと、サザエさんは言ったのですが…。
 
 翌日、磯野家にお客さんが。秋子さんが、和服を着てやってきたのでした。実はまだ独身の彼女、マスオさんに結婚相手を紹介してもらいたくて来たらしい。マスオさんを公園で見かけたときに、家庭的な姿がうらやましかったから…か。マスオさん、カツオくんに“歩くマイホーム”なんて言われちゃって。サザエさんに、秋子さんのキューピットになってほしいとも言われましたね。はたして、いい結婚相手は見つかるのでしょうか。
 
3.二泊三日の居候(作品No.6555)
脚本:城山 昇 演出:岡田宇啓 原画:村沢英治 背景:亀崎経史
 
 ある真夜中に、門の戸を叩く音が。サザエさんとマスオさんが玄関に言ってみると、なんとノリスケさんが。タイコさんとイクラちゃんは実家に里帰りしていたので、遅くまで飲んでいて、家に帰ったら、鍵が無いのに気がついて、それで磯野家に…というわけね。
 
 鍵はイクラちゃんが持っていたんですって。ノリスケさん、イクラちゃんにパパは鍵をなくすと思われたみたい。そんなわけで、日曜まで磯野家にいることになるのか。
 
 母さんがノリスケさん用に買ってきたお茶碗を、ノリスケさんは回して遊んで割ってしまい、急いで買ってきたお茶碗は、割ったのよりひと回り大きいもの。では、お代わりの手を何度も煩わせちゃ申し訳ないから、そんなのを買ってきたわけですね?
 
 一緒に遊ぼうとするカツオくんとワカメちゃんから逃れようとするノリスケさん。見つかってジュースをおごらされ、お菓子を買わされる。しかし三度目はそうはいかないと、空の財布を口を開けてぶら下げるとは。子供たちにわかってもらおうと思ってやったのか。
 
 晩はカツオくんやタラちゃんと一緒にお風呂に入り、その後タイコさんとイクラちゃんを迎えに。するとタイコさんとイクラちゃんのほうから迎えにきて、子供たちはイクラちゃんと遊ぶ。現金な子供たちですねえ。
 

 次週は「ママは天下の来々軒」「ブロンドのワカメ」「なりゆきデート」の三本をお送りします。
 そして予告のカツオくんのコメント!
 
> カツオです。
> ご飯のおいしい季節です。
> お代わりすると、姉さんは「食べ過ぎよ」って言うけど、
> たくさん遊んでるから大丈夫。
> 姉さんこそ、何杯食べるのさ。
 
 私はご飯は一度しかお代わりしないから、関係ない話だな。では、また。

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久々の七五三▽ティッシュ配りについて

 2011年11月13日の『サザエさん』の感想です。お話は、
 「父さんのトラの巻」
 「セニョリータ花沢さん
(新聞の番組欄には「セニョリータ」が省かれていた)
 「磯野家でも七五三」
の三本。(当日視聴)
 
1.磯野家でも七五三(作品No.6552)
脚本:城山 昇 演出:村山 修 原画: 金子いさお 背景:亀崎経史
 
 去年までやらなかった、七五三に因んだお話です。
 
 あるお母さんが、息子の七五三のために千歳飴を買いましたが、外袋は要らないと言いました。紙の無駄遣いはゴミのもとですって。店の主人が、風情がないから頼むと言っても、お母さんはダメと言い張る。考えが甘いとも言いましたとさ。(原作ネタ)エコの時代とはいえ、そこまでしなくてもいいのにね。
 
 ワカメちゃんが、母さんに着物を着せてですって。ワカメちゃんは小学校三年生で九歳なのに、なぜかというと、ミキちゃん(七歳)が七五三だからですって。で、お父さんに写真を撮ってもらうと、ミキちゃんはワカメちゃんに、一緒に撮られようと言ったのですが、ワカメちゃんはこんな服じゃなんだから、着替えに帰ったというわけ。
 
 さてここで、ワカメちゃんが七歳の時の回想。ケーキを食べようとすると、母さんやサザエさんは慌ててエプロンやナプキンを持ってきた。タマとじゃれていると止められた。で、お軽さんがワカメちゃんを見にきたら、母さんに呼ばれたワカメちゃんは洋服に着替えちゃった。(原作ネタ)と、大変だったんですって。
 
 話は元に戻って、再びミキちゃんの家に行ったら、ミキちゃんの両親は急用があって出かけてしまい、おばあちゃんも、とてもカメラは扱えないと言う。そこでワカメちゃんは、マスオさんを連れて行き、写真を撮ってもらうことに。マスオさんには期待できそうもなかったけれど。
 
 ミキちゃんの家に行く途中、裏のおじいさんにワカメちゃんは七五三かと思われてしまう。そしてミキちゃんの家の庭で、写真を撮ってもらいましたが、マスオさんは自信がないらしく、何枚も撮っちゃった。
 
 父さんとタラちゃんが散歩の途中、七五三の子を連れたお母さんに会いました。それを見て、父さんはタラちゃんもああいうときがくると言う。カツオくんも七五三をしたそうですが、彼は欲張りなので、同じ七五三の男の子を見て、《ああいう服も着たい!》と言って親を困らせた。それで、洋服を借りて着せて、サザエさんに写真を撮ってもらったというわけ。おや? サザエさん、使い捨てカメラ(レンズ付フィルム)で撮ってましたね。
 
 タラちゃんにはどんな服が似合うか、父さんが言ったら、タラちゃん、全部いいデスって。カツオくんより欲張りですね。しかし、全部揃えるとなると大変そう。借りるにしても、マスオパパが全部払うのですから。で、タラちゃん、1つでいいデスって。経済状況がわかってるね、この子。
 
 道中で七五三に間違われてばかりいたワカメちゃん、父さんやカツオくんやタラちゃんと一緒に写真を撮ってもらうのですが、お軽さんにも七五三と間違われちゃって、まあ。
 
 ある神社で、おはらい回数券を販売しているというのでサザエさんが見てみたら、神主さんにひとつどうかと言われましたが、サザエさんは断って、代わりに御参拝受付のしおりをもらいました。
 色々なおはらいがある。七五三と入学はタラちゃんが使え、金婚式は父さんと母さんが使える。カツオは受験だね、と母さんが言ったら、カツオくん、神頼みしなくても大丈夫、むしろこっちだねと、成人式の絵を指す。サザエさん、ワカメちゃんが受験かと言ったら、ワカメちゃんは結婚式がいいですって。それを見た父さん、ワカメちゃんの着物を見て、はあ…とため息。そんなに末娘が嫁に行くのが嫌なんでしょうかね。
 
2.セニョリータ花沢さん(作品No.6551)
脚本:雪室俊一 演出:岡田宇啓 原画:村沢英治 背景:清水菜未
 
 皆さんも一度は、広告入りティッシュを街頭でもらったことがあるはず。花沢さんも、ある朝の学校の教室で、カツオくんに広告入りティッシュを見せました。
 
「オープン! セニョリータ美容室」
 
 ここにいる教室の女子の中で、ティッシュをもらったのは花沢さんだけ。花沢さんは、自分がカオリちゃんや早川さんより大人っぽく見えたからもらえたと言いましたが、カツオくんは、花沢さんがティッシュを持っていないように見えたので、親切でくれたのかもね、ですって。一体、どっちが正しいのやら。
 
 ワカメちゃんも、美容院のティッシュをもらえるかなと言うと、タラちゃんはかわいいからもらえるデスって。で、サザエさんやカツオくん、タラちゃんと一緒に駅前に行って、もらえるかどうかテストをする。ワカメちゃんがティッシュ配りの人の所へ向かうと、その人からティッシュをもらった! ワカメちゃんが、お母さんによろしくと伝えるように言ったら、サザエさんは怒りましたよ。自分のことをお母さんだと思われたらしく。それで、サザエさんは機嫌を悪くしちゃった。小学3年生の子の母親に間違えられたのが相当悪かったらしく。
 
 暫くすると父さんが帰ってきて、あのティッシュを母さんに。父さん、パチンコ屋の宣伝かと思っていたと言いましたよ。広告を見なかったんですね。いちいち確かめるほど暇じゃないですって。じゃあ、何でもらったんでしょうね。
 
 その頃の花沢家。花沢さんがマンガを読んでいると、お父さんが帰ってきて例のティッシュを花沢さんに。そしたら店を出て、ティッシュ配りの人に事情を聞きに行ったのですが、その翌日、カツオくんにその人はいなかったと言いました。でも、カツオくんのお父さんも、花沢さんのお父さんもセニョリータ、か。カツオくん、花沢さんにこの件は秘密にされましたね。
 
 学校で授業中、担任の先生がクシャミをしたので、鼻をかもうとティッシュを出したら、それが例の広告付きのものだったので、花沢さんに、軽々しく見せないでくださいと言われました。みんな笑っちゃって、まあ。
 
 タラちゃんも、あのティッシュをもらうとは。それが甚六さんの友だちの前川という人で、昨日まで駅前で例のティッシュを配っていたという。では、なぜ男の人たちにティッシュを配っていたかサザエさんが聞くと、夜になっても、だいぶ残っていたものだから、男の人にも配るように、美容院のオーナーに言われたと前川。もらった男の人は、家に帰って、奥さんや娘さんに渡すだろうからって、そういうことなんですね。
 
 父さんと花沢さんのお父さんが寿司屋でティッシュのことを話していると、隅っこで飲んでいる人物を、セニョリータじゃないかと言う。で、板前がその人に、ご婦人の方は2割引と言うと、その人は「助かったわ」ですって。やはりセニョリータか。でも、そのすぐ後、板前は旦那さんに、2割なんてとんでもないと叱られましたけどね。(原作ネタ)
 
 数日後の駅前でのこと。前川とは違う人が、小学生の子たちにティッシュを配っていました。それを見ていたカツオくんとクラスメイトたちが、そこへ行くと、みんなティッシュをもらったのに、カツオくんだけもらえなかった。カツオくんがなぜもらえなかったか聞くと、そのティッシュには進学塾の広告が。カツオくんには必要ないと思ったんですってさ。ははは。
 
3.父さんのトラの巻(作品No.6550)
脚本:雪室俊一 演出:佐藤 豊 原画:国保 誠 背景:亀崎経史
 
 カツオくんが、お茶を飲んでいる父さんのところへやってきて、この問題をどう解くのか聞いて見せると、父さんは難しい顔で問題を読む。するとカツオくんは中島くんに野球に呼ばれ、その隙に逃げた。
 
 本屋で算数の参考書を買おうとレジに向かった父さん。息子へのプレゼントと言うと、店員にリボンをかけられて渡されました。父さん、自分のために買うつもりらしいのに。
 
 翌日、タラちゃんがタマとリボンで遊んでいると、サザエさんがやってきた。タラちゃんから、そのリボンはごみ箱にあったと聞き、それを借りてマスオさんに詰問。しかしマスオさんは知らないと言う。しかし翌日、あのリボンは参考書にかけられていたものとわかったサザエさん、リボンのことで疑われたマスオさんにお詫びの電話。…サザエさん、邪推しすぎ。
 
 給食の時間に、花沢さんから渡された卵を食べようとしたカツオくん、先生に見つかって怒られ、花沢さんと一緒に職員室に呼ばれる羽目に。そして学校の帰り、うちに電話されるだろうなとカツオくんが言うと、花沢さんは困った時の魔法があるから平気と言いました。お父さんに勉強のことを聞くと、必ず急用を思い出すんですって。
 その晩、父さんに呼ばれたカツオくんがあの魔法を使うと、父さんは何でも聞きなさいですって。で、案の定お説教。父さんにはこの魔法は聞かなかったか。そこへワカメちゃんとタラちゃんが助けに来た。父さんはあやとりのリボンに気がつき、慌てて急用を思い出し、その場を去りましたよ。算数はマスオさんに聞きなさいですって。
 
 しかし、花沢さんが卵を持ってきたのに、何でカツオくんは怒られなければならないんでしょうね。とばっちりすぎます。それに卵くらいで家に電話がかかってくるなんて、恐ろしい学校ですねえ、かもめ第三小学校って。

 次週は「消えたランドセル」「マスオ大根の花」「二泊三日の居候」の三本をお送りします。
 そして予告のワカメちゃんのコメント!
 
> ワカメです。
> お姉ちゃんに教わってクッキーを焼いたの。
> ちょっと焦げちゃったけど、みんなには大好評。
> お兄ちゃん、食べすぎよ。
> 堀川くんにもあげるんだから。
 
 クッキーか、わが家にオーブンレンジが来てからはよく焼いていたものですが、今は仕事のことしか頭に無いため、さっぱりです。でも、いつかチャンスがあったら…そうだ、クリスマスに備えて作ってみよう! では、また。

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