千葉県柏市で7日、大学生の女性(20)が「男に切られた」と交番に届け出た事件で、この女性が調べに対し、届け出は虚偽だったと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は近く、女性を軽犯罪法違反(虚偽申告)容疑で千葉地検に書類送検する方針。
県警によると、女性は7日午前9時55分ごろ、柏市新柏の交番に「自宅近くで、前から来た男に切られた」と届け出た。左脇腹には4カ所の切り傷があり、傷害容疑で調べていた。
しかし、女性が着ていたコートやカーディガンが破れていないのに左脇腹に傷があるなど、女性の説明と傷の状況に不自然な点があることが分かり、県警で調べていた。女性は「みんなの気をひきたかった」と話しているという。