2011年12月17日土曜日

コメントについて


昨日、久々に更新した「これからのこと」というタイトルの文章に対して、名無しの権兵衛さんという方からすぐにコメントをいただきました。それに対して私は「名無しの権兵衛さん、コメントありがとうございます」との返事をさせていただいたところ、「私へのコメントだけあからさまに差別していますね。今後書き込みはしないし、あなたのブログだからどうしようとかまいませんがね。あなたがこのブログを立ち上げた意味が不明です。返事は特にいりません。」という一方的な非難のコメントをいただきました。ここです。http://signifie01.blogspot.com/2011/12/sj-yokoyokosj-mc.html それに対して私はなぜ短い返事しかできなかったのかを、それこそ長い返事にしてを書いたのですが、私の気持ちはまだ収まらないようです。きっと「もういいじゃないか、ネットなんだからそんなやつもいるのが当たり前さ」と思う気持ちと、「いや、ここに真剣にコメントしてくれている多くのみなさんに対して、そしてこのブログのあり方に期待も応援もしていただいているみなさんに対して申し訳ない」という気持ちがあります。いや、それも単なるきれいごとの言い訳なのかもしれません。自分の心の中にもっと何かしらいやな気持ちが漂っていて吹っ切ることができないでいます。まあ、ふつうに考えれば「正直に気持ちを書いただけなのに、自分に対する返事だけないがしろにされたような気がして頭にきた。だからそのことを書き込んだだけ」彼(彼か彼女かさえわからないのですが)の気持ちとしてはその程度だたのかもしれません。私は彼のコメント自体に共感ができなかったので、とりあえずコメントしていただいたことのお礼を申し上げました。コメントの内容が対話を求めているとは思えなかったので、いろいろ考えた末にお礼の返事だけになったしまったのです。しかし今度はそのことに対して「差別をされた」と憤慨されてしまいました。よくあるアンチ系の言いっぱなしの掲示板にでも書けば何事もなかったのでしょうが、逆に私はそのことを見過ごせなかったのです。自分のコメントがどういった質のものなのかということをさしおいて、自分に対する返事が他の人への返事に比べて短かったということを「差別だ」と断じることに我慢できなかったのです。私としてみればはっきり言ってほんとにいい迷惑です。ですから、なぜ彼のコメントに対する返事が一行だけだったのかということを事細かに述べました。ほんとはあの2倍の詳細を書いたのですが、半分に縮めました。なぜ彼はネットに反乱しているありきたりな学会批判を羅列したのか、そしてそれに対しての少ない返事に怒らなければならなかったのか。
私は仕事柄心理学をかじっているので、どうしても名無しの権兵衛さんの行動心理を考えてしまいます。ここからはあくまで私の見解ですが、こんなふうに思いました。名無しの権兵衛さんは、何かしらコンプレックスを抱いていて、それは具体的には私は知る由もないのですが、もしかしたら幼少期の家庭環境に起因するのかもしれませんし、もしくは思春期の挫折感からくるものなのかもしれません。よくある例としては幼少期の母親との人間関係に問題があったりした場合なのですが、いずれにせよ何らかのコンプレックスが無意識のうちに今回のようなある意味「いいがかり」のような行動をさせてしまったのではないかと思っています。つまり本人は意識していないと思うのですが、あらかじめ攻撃されることを無意識の部分で想定(期待)しながら、あえて突っ込まれるようなコメントをする。それに対して言いがかり的な捨て台詞を吐くことで自分の内面的なバランスをとろうとしている。だからあのようなネット上に氾濫しているありきたりな学会に対するうわさ話を並べて共感を得ようとするフリをする。しかしそうしたことに共感を得られないことも想定済みだから、どのような返事が返ってくるかを待った上で、その返事に対して言いがかりをつけることを目的としているのだと思いました。ところが私の返事がたった一行だけの「お礼」なもんだから、ちょっと肩すかしをくらったような気持ちにもなるんだけど、そこでなんとか「差別した」という苦し紛れの自虐的な攻撃を見つけ出したのではないかと思ったのです。彼の表向きの言い分としては「せっかくコメントしてやったのに、よくも粗末にあつあいやがったな」といった気持ちでしょう。しかし彼自信も気づかない意識のその奥に「よし、これで誰かを攻撃するきっかけがつくれたぞ」とどこかで安堵していると思います。早い話が理由は何であれ、「差別された自分」をアピールすることで「攻撃する自分」を正当化したかったのではないかと思います。それはそれで勝手に思っていればいいことなのですが、関わらされた見ず知らずの私のほうが予想以上にメンタルな面にまで影響を受けてしまいました。このままきれいさっぱり忘れることができないのは、彼の無意識の部分からのゆさぶりを受けたからだと思っています。このままでは私の方が無意識の部分も含めてつらくなるのです。彼にとってはほんの気晴らしに書き込んだつもりでも、それを受け答えする私のメンタルは相当傷ついています。私もどこかで決着をつけなければ身が持ちません。「名無しの権兵衛」というHNの時点で彼が自分の言動に自ら無責任さを表明しているようにも感じてしまいます。とても残念です。せめて彼がもう一度ここにコメントを寄せて、なぜあのような薄っぺらなコメントと言いがかりともとれる言葉を書き込んだのかを正直に告白してくれれば、お互いに少しは軽くなるのになと思っています。

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