APRS 1k2/9K6両用デジピータの実験
TH-D72は内蔵TNCでデジピートが出来ます。
有事の際臨設デジピータが設置出来て有利ですね。
APRSはメッセージ送受機能があるので使い道があります。
外部スピーカマイクを繋ぐと、AバンドはAPRS、Bバンドは音声通話が可能です。
Aバンドを9600bpsにして、Bバンドのスピーカマイク端子ににTNCを繋ぐと...分かりますね。
厳密には両バンド同時送信は出来ないのとクロスでデジピートは出来ませんが、アンテナが1本で済むメリットがあります。
パケットで間欠送信を行うので、両バンド送信になる可能性は実際は低いです。
結果は問題なく動きました。
当然ですが間欠受信はOFFにして、ビープ音は鳴らさず、Bバンドのみの音声が出るように設定します。
内蔵GPSはメニューのCOM SetupでOFFにして位置固定にしましょう。
9600bps側は内蔵リチウムイオンバッテリーがあるので停電には強いです。
電源をどう確保するか、実際の山上はフロントエンドが飽和して意外と受からないなど技術的な問題は残りますが、鉛蓄電池の常時充電、BPFの設置等考えたいと思います。
同様のことはTM-D710でも可能です。
価格が高いですが、常設する場合はこちらが有利です。
アメリカから輸入すると5万円しないみたいですが...日本ではそのままでは使えないですね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント