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青函トンネル内当面時速140キロ/北海道新幹線
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国土交通省は14日までに、北海道新幹線新青森−新函館間の貨物列車との共用区間(82キロ)のうち、青函トンネル(54キロ)の運行速度について、当面は在来線特急並みの時速140キロにする方針を示した。
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13日に開かれた民主党の「整備新幹線を推進する議員の会」の総会で、鉄道局幹部が明らかにした。
トンネル内を整備計画の最高速度(時速260キロ)で走行すると、すれ違う際の風圧で貨物列車が脱線するなどの恐れが指摘されており、運行の安全に配慮した。
ただ、速度の抑制は2015年度に予定する新青森−新函館間の開業から「当面の措置」とし、固定化はしない考え。将来的には時速260キロに近い速度でトンネル内も走行できるよう、新幹線の車両に貨物列車を積み込む「トレイン・オン・トレイン」などの技術開発を来年度から本格化させる方針。
同省はまた、将来の札幌延伸時の最高速度も、開業当初は時速260キロに抑える方針。最高速度はJR東日本などが時速300キロ超を目指しているが、「騒音対策の費用がかさむ」(鉄道局)と判断した。
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