掃除機のちりからもセシウム検出 岩手、千葉にも拡散東電福島第1原発事故の影響を調査している市民団体「福島老朽原発を考える会」は16日、岩手、福島、千葉県などで住宅の掃除機のごみに含まれるハウスダスト中の放射性セシウムを分析したところ、原発から離れた岩手県一関市や千葉県柏市で、ちり1キログラムに換算して6千ベクレル弱を検出したと発表した。 福島市では最大で同1万9500ベクレルを検出。同会は「ちりから出る放射線量は微量だが、身近な汚染が広がっていることが判明した。こまめな室内清掃が必要だ」としている。 また岩手、福島県で3~22歳の男女20人の尿検査をしたところ、12人から微量のセシウムを検出。 【共同通信】
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