第一貯蓄銀、李大統領夫人の義兄に顧問料数億ウォン

犯罪に関与した証拠は見つからず

 第一貯蓄銀行の柳東天(ユ・ドンチョン)会長(71)=逮捕・起訴済み=が、李明博(イ・ミョンバク)大統領夫人の金潤玉(キム・ユンオク)さんのいとこに当たるキム・ジェホン容疑者(72)=逮捕済み=に4億2000万ウォン(約2800万円)を渡した容疑が浮上したのに続き、金夫人の義兄を顧問に任命し、数億ウォン(1億ウォン=約672万円)を支給していたことが分かった。

 柳会長は2008年、李大統領夫人の姉の夫に当たるファン・テソプ氏(74)を顧問に任命し、3年間にわたって毎月約1000万ウォン(約67万円)ずつ、合計で数億ウォン台の顧問料を支給していたという。

 ファン氏は元実業家で、2007年の大統領選の際には、李大統領の後援会事務局でも働いていた。だが、今年9月末に第一貯蓄銀行が営業停止の処分を受けた後、事務所に姿を見せなくなった。検察の関係者は「ファン氏が顧問料として3年間に数億ウォンを受け取っていたことは事実だが、第一貯蓄銀行側が正しく会計処理していたことが分かった。ファン氏が在職中、政・官界に対するロビー工作などの犯罪に関与したという証拠は見つからなかった」と話した。

 一方、キム・ジェホン容疑者は柳会長から、第一貯蓄銀行に対する営業停止の措置を撤回させるためのロビー工作の名目で4億2000万ウォンを受け取ったとして、今月14日に逮捕された。

尹柱憲(ユン・ジュホン)記者
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