(cache) メンテナンス 革製登山靴/タカダ貿易

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1.靴を乾かす

使用後はインソールを取り出して風通しの良い場所で陰干しして下さい。(靴の内部が濡れている場合は新聞紙などを詰め、まめに交換します)雨の日などの山行などで靴がかなり濡れている場合は、陰干しだけでは靴が乾かないので、まず日なたで短時間乾かしてから風通しの良い場所で陰干しして下さい。靴の汚れがひどい場合は、乾かす前にスポーツウォッシュで水洗いしてから乾かします。
陰干し

2.汚れを落とす -お手入れの基本です-

汚れを落とす
クリーンボックスでブラッシングをしてからシュークリーンをスプレーし、濡らした布で拭く。
※シュークリーンは内側の汚れにも対応しています。ゴアテックス内張り、カーフ(仔牛革)両方に使用可能です。素材の硬化を防ぎ、しなやかな状態を保つとともにいやな臭いも防ぎます。

3.防水加工をする (3タイプの方法があります)

防水クリームを塗る

スポーツワックスアクティブクリームを指でごく薄く塗り、みがきブラシ等でブラッシングする。(ブラッシングには、光沢を出し革表面の防水を高める効果と、余分なクリームを取り除く効果があります)COLLONIL防水スプレー(ワックスプルーフなど)を全体に2~3回スプレーしてから防水クリームを塗ると、さらに高い防水効果が得られます。
■防水効果は一番高い。
■スポーツワックスは、新しいキズを隠す効果がある。
■塗りすぎると革が呼吸できなくなってしまうので逆効果。張り替えもできなくなりますので注意してください。
ビーワックスを塗る

防水ローションを塗る

ビーワックスローションを塗り、みがきブラシでブラッシングする。(ブラッシングには、ローションを均一に伸ばし色むらをなくす効果と光沢を出し、革表面の防水を高める効果があります)COLLONIL防水スプレー(ワックスプルーフなど)を2~3回スプレーしてからローションを塗るとさらに高い防水効果が得られます。
■効果はクリームとスプレーの中間。革表面に防水加工するため、塗りすぎず革もべとつきません。ただし若干革の色が濃くなりブラッシングすることで光沢がでます。
ビーワックスローションを塗る

防水スプレーを吹き付ける

COLLONIL防水スプレー(ワックスプルーフ、ヌバックスプレー、ウォータープルーフ)、LOWAウォーターストップを2~3回全体へスプレーする。
■革の風合いが変わらないので、ヌバック革の手入れに適しています。
スプレーを吹き付ける

4.栄養を与える

革用の防水クリーム・ローション・スプレーには保革作用が含まれているため、通常はあまり必要ないが、革がカサカサになったらビーワックスを指で極力薄く塗り、みがきブラシでブラッシングする。ブラッシングには、余分なクリームを取り除く効果があります。
■クリームを塗りすぎると革が呼吸できず腐ってしまうので逆効果。張り替えもできなくなりますので注意してください。

5.保管

このような保管は避けて下さい
登山靴の寿命は保管状況によって大きく変わります。
大敵は高温・多湿。できるだけ人が快適にいられる場所にビニール袋などで密閉せずに保管して下さい。
また長期間使用しない場合は、定期的に風通しの良い場所で陰干しして下さい。
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