シンポジウム「韓国で実現して5年 いま、外国人参政権を考える」(「定住外国人の地方参政権を考える日・韓・在日ネットワーク」主催)が4日、東京の在日本韓国YMCAホールで開かれ、約80人が参加した。 鈴木江理子・国士舘大学教員が「東日本大震災と外国人住民」について特別報告を行い、宣元錫・中央大学兼任講師が「韓国の多文化政策と外国人参政権」、樋口直人・徳島大学教員が「今こそ外国人参政権論を立て直す―東アジアで考える」と題して報告した。 パネルディスカッション「私たちの共同課題」では、地方参政権の早期実現をめざしてきた徐史晃・在日韓国青年会中央本部副会長、高柳俊哉・さいたま市議会議員、国際結婚を考える会のデレウゼ好子さんが参加。地域住民として共生社会の実現をめざし今後の地方参政権実現運動の進め方について報告者と討論した。 (2011.6.8 民団新聞) |