- [PR]
事件
【小沢被告第9回公判(11)】「こんなかわいい子供たちが…犯罪者の子供に…」 にやにや顔で女性秘書を「圧迫」
(16:15~16:45)
《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の政策秘書の女性に対する弁護側の証人尋問が続いている》
《昨年1月26日に東京地検特捜部の参考人聴取を受けた女性秘書は「参考人」ではなく「被疑者」として扱われ、保育園に子供を迎えにいかなければならないのに、午後11時ごろまで帰してもらえなかったとされる。弁護側は「特捜部は何でもできるところだ、捜査の拡大がどんどん進む」という心理的な圧迫を石川議員に与えたと主張している》
《女性秘書は、取り調べを担当した▲▲検事(法廷では実名)から、家族の写真が入ったUSBメモリのデータを見せるよう要求されたといい、その時の状況を「悲惨」だとして詳細に語っていく》
弁護人「▲▲検事は家族の写真を見て、何と言ったんですか」
証人「(▲▲検事は)『こんな…かわいい子供たちが…』」
《女性秘書は涙で声を詰まらせ、続ける》
証人「『犯罪者の子供ということになったら、どう思うだろうね』、と…」
弁護人「どんな表情でしたか」
証人「にやにやしながらでした」
《女性秘書はそのやり取りの際、すでに午後8時を回っていたと説明。▲▲検事は家に帰ることも、電話で連絡を取ることも認めなかったという》
証人「どうしても帰りたい、と言ったら、(▲▲検事は)『人生そんなに甘くないよ』と。せめて子供が無事に家にいるか、確認させてほしいとお願いしましたが、初めのうちは『そんな権利はない』と。そのうちに私が過呼吸のようになり、『夫になら電話してもいいぞ』と許されました」
小沢被告 第9回のニュース
- [PR]
- [PR]