新任教諭自殺は公務災害 児童の問題行動で負荷と静岡地裁(12/15 16:34)
静岡県磐田市の市立小学校教諭だった木村百合子さん=当時(24)=が自殺したのは仕事上のストレスによるうつ病が原因だとして、公務災害ではないと判断した地方公務員災害補償基金静岡支部の認定を取り消すよう両親が求めた訴訟の判決で、静岡地裁は15日、原告の訴えを認め、認定を取り消した。
判決理由で山崎勉裁判長は「採用直後に担任したクラスで児童の問題行動が相次ぎ、強い心理的負荷を受けた」と指摘。同僚からの適切な支援も得られず、精神状態を悪化させたのが自殺の原因とした。
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