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“タイガーマスク…?”が仮設住宅に断熱材貼り付け
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マスクをかぶり作業にあたる冨田社長
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寒い会津の冬を乗り切ってもらおうと、タイガーマスクに扮(ふん)した窓ガラスの断熱業者が14日、会津美里町にある楢葉町の応急仮設住宅を訪れ、窓ガラスに断熱材を貼り付けるボランティア作業を行った。
業者は福島市出身の冨田英樹さん(38)が社長を務める日本エコ断熱フィルム(東京)。結露で悩んでいたという、仮設住宅で生活する同町の野崎仂さん(74)がラジオを聞き、申し込んだのがきっかけ。冨田社長は「これからも支援を続けていきたい」と話した。
冨田社長によると、貼ったのはアルミ断熱材が入った特殊なフィルム。保温性が高く節電効果が期待できるほか、反射材の役割も果たすことから、外から室内が見えにくいとのメリットがあるという。
作業では冨田社長が「支援の象徴」と話すタイガーマスクを自らかぶり、サンタクロースの衣装を身に着け、社員とともに10世帯にフィルムを貼り付けた。野崎さんは「本当にありがたい。少しでも結露が解消できれば」と語った。
(2011年12月15日 福島民友トピックス)
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