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【グラニュース】阿部、左足かかと手術2011年12月15日 紙面から
名古屋グランパスのDF阿部翔平(28)が16日に、左足のかかと付近の痛みの原因となっている三角骨の摘出手術を受けることになった。阿部は手術を控えた14日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで契約交渉を行い、今季3500万円から500万円増の年俸4000万円、3年契約の提示を受けた。(金額、年数はすべて推定) FWケネディ、DF闘莉王に続き、柏とのリベンジマッチとなる天皇杯4回戦(21日・瑞穂陸)で、グランパスは左サイドバックのスペシャリスト・阿部も欠くことになった。しかし万全の状態で来季を迎えるための手術を決断した阿部は、吹っ切れたような表情だった。 左足かかと付近の痛みのため、13日から全体練習を休んでいる。三角骨という、とがった骨の先がはがれ、はがれた骨が動くことで痛みが出るという。力いっぱいボールを蹴ると痛みはひどく、痛みがピークだった夏に検査を受けて、原因は分かっていた。シーズン終盤は痛みは出ないときも多かったが「突然痛み出すと厄介だな」と、手術を決断した。 15日に愛知県豊田市内の病院に入院、16日に骨の摘出手術を行う。19日の退院後、2週間ほど安静期間が必要となるが、術後約1カ月で通常の練習ができるようになるという。昨年12月、同じ摘出手術を受けたFW玉田から「(骨を)取ってしまえば痛みはなくなるよ」と聞き、さらに背中を押された。 2010年から2年契約を結んだ阿部は今季で契約が切れる。クラブ側は1回目の交渉で、正確なロングキックを武器とする貴重な左利きの左DFに今季年俸3500万円から500万円増、3年契約を提示したもようだ。 阿部は「単年か複数年かも含めてじっくり考えたい」と契約更新は先送りしたが「グランパスはいいところ」とクラブ側の期待や評価にも好感触を得ている。 今季は勝ち点1差で柏にJ1優勝を譲ったが「勝つことに貪欲になっている」と、強さを本物にしつつあるチームに手応えも感じている。阿部は来季もグランパスで優勝を目指すイメージを思い描き始めている。 (伊東朋子) PR情報
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