マックスターンとバーンアウト
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筆者自身の徒然の備忘録がブログですから、思わぬ勘違い、誤謬、明らかな間違いなどがあるかもしれませんが、その節はご容赦を。ところで先ほど来、ネット検索してみますと、マックスターンとは実は複合語の一般名詞ではなく一単語の一般名詞、つまりは映画・マッドマックスで披露されたバーンアウトの芸の亜型を示す和製英語という事らしいですね。英語、つまりは国際的にはドーナッツ donut と言われるとか。 バイクをご存じない方は、いったい何をわけのわからない事をごちゃごちゃと書いているんだい、とお思いのはずです。御免なさい。さあ、以下はそんなあなたの為にお書きする記事です。と言う事で、ご興味ないライダー様方は、さようなら。 ところでその昔、うーむ度忘れ三十年くらい前だったかな、マッドマックスという映画がありました。私はこの映画は多分、予告編をちらっとみただけ程度のうろ覚えで、粗筋も良く知りませんが、四輪やらバイクやら、スピード狂達がわんさか登場して壮絶なスピードレースを展開するアクション物だったでしょう。そのワンシーンがユーチューブにありました。はい、これです・・ 後輪からモクモクと煙が出ていますが、タイヤがぶんぶんと回っていて地面との接地面からの煙ですから、タイヤが摩擦熱で焼かれている状況である事はわかるでしょう。しかも両足をえっちらおっちらして前輪を軸として一周するわけですから地面に丸い輪の焦げ目ができます。これを和製英語でマックスターンと言い出したようです。いわばスラング。冒頭に戻って国際的にはドーナッツ donut と言われるとか。 そこで、もうひとつ、動画ですが・・ suzuki gsxr 600 srad donut burnout smile http://www.youtube.com/watch?v=a0YEf2xKH7k&NR=1 ただし、外野のおじさん達が話す言葉はドイツ語です。ドイツでもドーナッツと言う事がわかりました。それにしてもねえ、大切なタイヤの溝をわざと焼いて煙を出して喜んだり、地面に焦げ目を書いて喜んだり、おキチガイさんというしかありません。 このようにタイヤから煙を出す芸当は一般的にはバーンアウト burn out と呼ばれます。更にはまんまるの焦げ目を自目に書けばドーナツですから、ドーナツのバーンアウトを和製英語でマックスターンと言うらしいのです。これですっきり。バイクでのバーンアウトは前輪のブレーキをしっかりと握り締めてアクセル全開、つまりは後輪が滑り出したら後は楽チンという技でしょうね。勿論、私は怖くて試した事はありません。実はバーンアウトを四輪で行う曲芸があるのです。正直申しますと、私は昔から不思議でしかたなかったのです。だって四輪。ブレーキ踏んでいたらそもそも後輪も回らないと思うのですが。 http://www.youtube.com/watch?v=Hbn9NG1VhPw 脱線しました。バイクに話が戻って、あれこれ違った意味でも用いられるようになった言葉・マックスターンですが、例えば・・ などのように用いられる事もあるようです。もっとも私はこの動画のターンはアクセルターン、あるいはドリフトと言われるターン方法の極形と表記したほうがよいかな、とも思うのですが。ついでですが・・ の動画の表記もドーナツのタイヤ痕を地面に残す意味は全くなく、ヘアピンカーブをギュッと回るという意味で使っていらっしゃるに間違いありません。私もそのように捉えていたのです。それにしてもこの方の演技はジャンプターンと呼ばれていましたっけ。フローティングターンでしたっけ。 以上、お披露目した技ですが、私はどれひとつとして出来ません。というどころか言葉をつい先ほど知っただけです。でも凄く精神的にリッチになった感じがします。こんな気違いじみた技の練習の必要すらありませんが、せめて言葉だけでも使い込めたら還暦近い私には十分に合格!ぶふっ
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