新労使協定にこんな条項が…

　大リーグの新労使協定の詳細が１３日に判明。ＡＰ電によれば、ユニークな項目が盛り込まれている。

　（１）「（翌シーズンに）移籍せずに背番号を変更する場合は、前年の７月３１日までにコミッショナー事務局に届け出ること。例外は、選手本人が背番号入りグッズの残り在庫をすべて買い取る場合のみ」。該当するグッズは、レプリカユニホームやＴシャツ、ジャケット、マグカップなど。グッズ収入は球界の大事な財源のため、大量の在庫を抱えることを防ぐための措置となったが、もしスター選手が届け出を怠った場合は、億単位の在庫を買い取るハメになりそうだ。

　（２）「企業ロゴの入れ墨は禁止」。これは選手が報酬を得て自分の体で企業広告することを防止するものだ。

　（３）「プレーの遅延行為を６回以上指摘された選手は、最高で１万ドル（約８０万円）の罰金処分を科される」。この項目は、規制が緩いプロ野球を経てメジャー挑戦する日本人選手は、要注意！？