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【プロ野球】

えっ、キャンプでカラオケトレ? 中畑監督が仰天プラン

2011年12月15日 紙面から

報道陣のために広いカラオケボックスを急きょ借りて会見を開いた横浜DeNAの中畑監督(右)=東京都世田谷区太子堂で

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 DeNAの中畑清監督(57)が14日、来年2月の沖縄・宜野湾キャンプで歌のトレーニングを導入する考えであることを明かした。新指揮官は大のカラオケ好きで有名。新生・DeNAは、選手も投げて打って、歌えることが求められる?

 この日、東京都内のカラオケボックスで取材に応じた中畑監督。現役時代に自身がレコードで出した「港」を歌い、ウキウキした気分になったのか。「朝の声出しの代わりにアカペラで歌わせてもいいし、宿舎の大広間でカラオケ大会をやってもいい。オレと勝負させるか、ガハハ。カラオケでは1コーラスを歌って点数を競い合う。一番いい点を出したものが支払いをするんだ。負けるのはオレのプライドが許さない」。冗舌だった。

 この珍トレーニング、趣味の不条理な押しつけ、という訳ではない。「オレがここまでやれたのは声の大きいおかげ」。野球は声を出すことで活気づくというのが持論。歌のトレーニングでおとなしいと言われるDeNAの選手を元気にし、4年連続最下位のチームの活性化に役立てたいと考えている。「声の掛け合いは大事なんだ。落ち込んでいるとき、きついときも声を出すと違う。ワンランクアップできる」。声を出すことで、連係プレーでもいい面が出ると考えている。

 キャンプでは、朝の体操時に大声を張り上げて目標を表明するのはよく見られる光景だが、中畑流は歌。本当に導入されたら、選手は朝から相当テンションを上げなければならなくなる。キャンプは1カ月の長丁場。今からレパートリーを増やしておいた方が良さそうだ。 (後藤慎一)

 

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