周辺のビルの照明を消し、ろうそくで街を照らすイベント「100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ」が14日夜、大阪市北区の茶屋町地区一帯であった。約1万本のキャンドルに火がともる幻想的な雰囲気の中、会場を訪れた約11万人(主催者発表)が身の回りの環境や日々の暮らしに思いをはせた。
キャンドルナイトは今回13回目。毎日新聞社▽阪神電鉄▽吉本ビルディング▽第二吉本ビルディング▽阪急電鉄▽サンケイビルでつくる実行委の主催。午後6時ごろからキャンドルに火がともりはじめ、同8時に周囲のビルの明かりが消えた。
今回は特定非営利活動法人「コーナス」(大阪市阿倍野区)に通所する知的障害者が手がけた絵画とろうそくをミックスした作品が展示された。展示を担当した笠谷圭見さん(42)は「もっと多くの人に障害者アートを見てもらう機会がほしかった。ぜひ作品の持つ力強さを感じてほしい」と話した。【石戸諭】
毎日新聞 2011年12月15日 1時47分(最終更新 12月15日 1時59分)
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