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東日本大震災:市民放射能測定所、世田谷にオープン--福島の団体運営 /東京

 市場に流通している食品の放射性物質を市民が測定する「CRMSせたがや市民放射能測定所」が14日、世田谷区北沢2にオープンした。福島県内9カ所で測定所を運営する任意団体「CRMS市民放射能測定所」(丸森あや理事長)が同県外で初めて運営する施設となる。

 丸森さんは世田谷区出身の整体セラピスト。福島第1原発事故を受けて、食品による内部被ばくの不安を解消しようと福島市を拠点に活動している。

 せたがや測定所では、都内に流通している農産物や加工品を自分たちで選んで測定。結果をホームページ(http://crms-setagaya.jimdo.com/)で公開する。運営資金は寄付などで賄い、地元の市民団体「世田谷子ども守る会」が中心となりボランティアのスタッフを務める。

 事務所長の一橋大大学院生(社会学研究科)、隅田聡一郎さん(25)は「来春からは一般の人からの食品測定の依頼も受け付けたい」としている。【黒田阿紗子】

〔都内版〕

毎日新聞 2011年12月15日 地方版

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