ベルギー さらに女性の遺体が
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ベルギー さらに女性の遺体が

12月14日 23時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ベルギー東部で、13日、男が手投げ弾を爆発させたうえ、銃を発砲した事件では、これまでに、この男を含む4人が死亡、120人以上がけがをし、新たに男の立ち回り先から、女性1人の遺体が見つかったことから、捜査当局が事件との関連を調べています。

この事件は、ベルギー東部のリエージュの中心部にある広場で、13日、ノルディーヌ・アムラニ容疑者(33)が、手投げ弾を爆発させたうえ、人混みに向けて銃を発砲したもので、1歳の赤ちゃんを含む3人が死亡、125人がけがをし、アムラニ容疑者も、その場で自殺しました。地元の検察は、14日、記者会見を開き、新たにアムラニ容疑者の立ち回り先から、40代の女性の遺体が見つかったことを明らかにし、アムラニ容疑者が殺害したものとみられるとして、事件との関連を調べています。また検察は事件について、組織的なテロではなく、アムラニ容疑者による単独の犯行との見方を示しています。アムラニ容疑者は、去年まで、武器の所持や大麻の栽培などの罪で刑務所に服役しており、事件当日も別の容疑を巡って警察に出頭することになっていたということで、捜査当局では、アムラニ容疑者の自宅を捜索するなどして、動機や背景を詳しく調べています。