【ワシントン=御調昌邦】米下院歳入委員会貿易小委員会は14日、日本が交渉参加表明をした環太平洋経済連携協定(TPP)に関する公聴会を開催した。ブレイディ小委員長(共和)は日本を含む3カ国の参加表明を歓迎したうえで「すべての問題を交渉のテーブルに載せなければならない」と述べ、交渉時の例外は認められないとの見方を示した。さらに新たな国は「現在の2国間問題を適切に解決しようとしなければならない」と指摘した。
小委員会の民主党有力議員のマクダーモット氏は冒頭発言で特に日本を取り上げ、「日本は海外との競争に対して市場を閉ざす手法に関して悪評が高い」と批判。日本郵政問題のほか、農業・自動車・薬品などの分野の貿易障壁について懸念を示した。日本の市場開放には懐疑的な見方があるとしたうえで「このような状況は明らかに受け入れられない」と強調した。
同公聴会には米通商代表部(USTR)からマランティス次席代表が出席した。
TPP、日本郵政
日経平均(円) | 8,519.13 | -33.68 | 14日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 11,822.80 | -132.14 | 14日 12:01 |
英FTSE100 | 5,366.80 | -123.35 | 14日 16:35 |
ドル/円 | 78.10 - .12 | +0.12円安 | 15日 1:55 |
ユーロ/円 | 101.30 - .34 | -0.23円高 | 15日 1:56 |
長期金利(%) | 0.995 | ±0.000 | 14日 15:37 |
NY原油(ドル) | 100.14 | +2.37 | 13日 終値 |