渡辺麻友ら９人が声優オーディション合格

　人気アイドル集団、ＡＫＢ４８をモチーフにした初のテレビアニメ「ＡＫＢ００４８」（来春放送予定）を、ＡＫＢのメンバーが演じる声優オーディションの最終審査が１３日、東京・新宿バルト９で行われ、第３回選抜総選挙のメディア選抜メンバーで唯一残っていた渡辺麻友（１７）ら９人が合格した。

　アニメは「マクロス」シリーズで知られる河森正治監督が手掛け、芸能活動が禁じられた近未来宇宙の９人組アイドルが主人公。オーディションには姉妹グループを含む約２００人が参加し、最終審査に残った３０人が１００人の観客を前に、アニメのキャラになりきってせりふを朗読した。

　幼いころからアニメが大好きな渡辺は本番前に「絶対センターになってみせます！」と気合十分。はきはきとしたせりふ回しで熱演した。

　声質などバランスを加味して選ばれた合格者９人は主題歌も担当。また、審査員特別枠も設けられ、４人が選ばれた。念願のアニメ声優デビューをかなえた渡辺は「アニメをたくさんの人に見てもらえるように頑張りたい」と、心待ちにしていた。

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