まゆゆら、ＡＫＢ“アニメ声”ベスト９決定！

　ＡＫＢファミリーの“アニメ声”ベスト９が１３日、決定した。来春放送予定の人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８を題材とした初アニメ作品「ＡＫＢ００４８」の声優公開オーディションが同日、都内で行われ、渡辺麻友（１７）ら９人が合格。ＡＫＢ４８、ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８、ＨＫＴ４８の４グループ計２００人が参加した倍率２２倍超の“狭き門”を突破したアニメボイスを持つ９人は、同作の主題歌も歌う予定。

【写真】まゆゆ「絶対に受かりたいと思っていました」“アニメ声”ベスト９決定！

　萌（も）え系、かっこいい系、かわいい系…。思い思いの“声”で倍率２２倍超の狭き門を突破した。１００人のファンが見守る中、ＡＫＢ初の声優オーディションで、渡辺ら９人が“アニメ出演権”を手に入れた。

　「争っているだけなら、あんなにチームワークがいいわけない！！仲間を信頼して、助け合って、それが私のなりたいＡＫＢ００４８なんだよ！！」‐。１次オーディションを勝ち抜いた３０人が、同じ課題セリフで表情豊かに演じた。

　ＮＭＢ研究生から“声優のミタ”となった三田麻央（１６）は、マンガ雑誌を購入した際には、必ず声を出して読む習慣があったことを明かし、「音読で何役もやっていたので、緊張しましたけど、その効果が出ました」と胸を張った。

　地声がアニメ声で、コンプレックスを抱いていたという佐藤亜美菜（２１）は、「ＡＫＢに入って、自分の声が認めてもらえた。それを生かしてオーディションに臨みました」とその声を逆に武器とした合格に笑顔。同じくアニメ声の渡辺は「小さいころからアニメが大好きで、絶対に受かりたいと思っていました」と思いの強さを強調した。

　審査した秋元康総合プロデューサー（５５）は「もっともっとわれわれは、（彼女たちが活躍する）階段を作らないといけない」と、メンバーが見せた新たな才能にうなった。アニメの聖地・秋葉原で生まれ、国民的アイドルにまで上り詰めたＡＫＢ軍団から生まれた声優９人が、新たな魅力でファンを萌えさせることになりそうだ。


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