AKB48の新戦略は「世界」。Googleとタッグを組んでメンバーの言葉を世界同時発信
週プレNEWS 12月13日(火)13時4分配信
冒頭で秋元氏は、AKB48の「会いに行けるアイドル」というコンセプトが、いまや規模が大きくなりすぎたため「会いに行けないアイドル」になってしまったことを懸念。そこで今後、ファンとどうやってつながっていくかを考えた結果、『Google+』を使いメンバーとファンをつなぐ新たな仕組みを導入する考えであることを明かした。
Google+はFacebookやmixiと同じSNS(ソーシャルネットサービス)。メンバーそれぞれがアカウントを持ち、情報を発信。その言葉が英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語に翻訳され、リアルタイムで世界に届くというシステムだ。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48に加え、12月17日からはインドネシアのJKT48も参加、AKB48グループの全メンバーである260名がこのプロジェクトに参加するという。
前田敦子は「世界中のみなさんに愛していただけるように、私たちも色んな国のみなさんと交流を進んでやっていけたらいいなと思います」と世界進出に意欲を見せた。
また、ツイッターのフォロワー数が78万人と日本2位の篠田麻里子は、「ツイッターやブログもやっているので手が足りないんですけど(笑)。全世界に向けてAKBのことを知ってもらうためにはいい機会だなと思って更新していきたいと思います」とやる気じゅうぶん。
会見ではビデオチャットが楽しめるハングアウト機能を使って、前田敦子がランダムに選ばれた幸運なファン9人と交流。「AKB48のなかで好きな曲は?」「私のどんなところが好きですか?」など、質問を投げかけて会話を楽しんだ。
今後、コンサートのストリーミング配信も予定されており、プラチナチケット化必至の12月20日に行なわれる『AKB48紅白歌合戦』や、1月19日〜22日『リクエストアワーセットリストベスト100 2012』をはじめ、日本のファンがなかなか見に行けないJKT48のライブもこのGoogle+で見れるようになるという。
6年前、秋葉原の小さな劇場で始まったAKB48が今や国民的アイドルになり、ついにはGoogleと手を組んで世界へ。AKB48ストーリーは、まだまだ序章だ。
(取材・文・撮影/関根弘康)
【関連記事】
「メンバーを舐めちゃう?」AKB48が切手になって登場
プロ野球選手、Jリーガー、競輪選手、プロレスラー? AKB48ファミリーに増えるスポーツ選手の娘たち
応募総数5988人、仮合格者はわずか16名!「SKE48」5期生が決定
AKB48恋愛妄想ゲームの新作に、あの“幻のメンバー”が登場?
日本中が峯岸化? AKB48・峯岸みなみがプライベート画像流出騒動で謝罪(?)会見
最終更新:12月13日(火)13時4分
記事提供社からのご案内(外部サイト)
【特集】日本はさっさと国家破綻したほうが |