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ストレステスト3基分提出

定期検査で止まっている原子力発電所の運転再開の前提になる「ストレステスト」について九州電力は、玄海原発2号機と川内原発1号機、2号機の結果を14日、経済産業省に提出しました。
耐えられる津波の高さは玄海原発2号機で13メートル、川内原発で15メートルなどとしています。九州電力は玄海原発2号機と、川内原発1号機、2号機について大規模な地震や津波にどの程度耐えられるかを評価する「ストレステスト」の結果を、14日午後、経済産業省の原子力安全・保安院に提出しました。
このうち玄海原発2号機は地震の揺れの強さでは想定の1.75倍にあたる945ガルまで、津波では想定の6倍の13メートルの高さまで耐えられるとしています。一方、川内原発では揺れの強さが1号機で1004ガル、2号機が1020ガルと想定の1.86倍から1.89倍、津波は、いずれも15メートルと想定の4倍の高さまで耐えられるとしています。ストレステストは定期検査で止まっている原発の運転再開の前提になるもので今後、原子力安全・保安院や原子力安全委員会が審査し、運転の再開が可能かどうか最終的に政府が判断することになります。一方、玄海原発3号機について、九州電力は、評価自体は終わったものの、今月9日に、1次冷却水
が漏れるトラブルが見つかったことから、今回は提出を見送ったことを明らかにしました。

12月14日 19時24分

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