首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
【治安つぶやき】
12日未明、東京・町田市のJR町田駅前の牛丼チェーン店「すき家」に刃物を持った男が押し入り、現金4万6000円を奪って逃げる強盗事件が発生した。それでも首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」の現状維持とする。
【震災から4ヶ月】11日朝、TBS「みのもんた朝ズバ」で、東日本大震災4ヶ月を特集。そのなかで仮説住宅の問題を取り上げていた。住宅の玄関から数㍍離れたところに高速道路があり、70~80デシベルの騒音に悩まされ、夜などは寝ることもできないという非人道的な生活ぶりが紹介された。そこで、本日の相談は「騒音問題」
【快答Oちゃん】
『相談』 都内のアパートに住んでいる者ですが、2階の部屋の子供の足音がドタンバタンとうるさくて困っています。土曜や日曜日も朝6時からドタンバタンと寝ていられない。夜中に水道を使用するのかキュッキュッと音がし、トイレの排水音もひどい。どうすれば良いか?
『回答』 東京都の場合は「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」があり、「何人も規制基準を超える騒音を発生してはならない」の条文には規制基準の一覧表が掲載されています。
例えば、第1種の低層住居専用地での夜間は40デシベルです。この条例の勧告の権限は都知事です。勧告又は停止を求めることができます。罰則もあります。第一種区域は朝と夜が40デシベル。日中は45デシベル▼第二種区域は朝と夜は45デシベルで日中は50デシベル▼第三種の商業地域と準工業地は朝と夕方は55デシベル、日中は60デシベル、夜は50デシベル▼第四種は繁華街のうち特に指定された地域は朝と夕が60デシベルで日中は70デシベル、夜は55デシベルです。
40デシベルとは、環境省の目安によると、深夜の街、小鳥のさえずり、静かな住宅地をイメージ。参考のため家庭のエアコンは41~59デシベル▼温風ヒーターは44~56デシベル▼換気扇は42~58デシベル▼風呂の排水音は57~75デシベルです。
但しマンションなどの共同住宅は必ずしも数値だけでなく、お互いが生活音を出すため受忍限度があります。ある程度は我慢が必要です。
※ 区市町の環境課が所管の公害紛争処理制度があるので相談すること。
『判例』 男性は都内の某区のマンション1階に住んでいたが平成17年4月ごろ、引っ越してきた2階の幼児が室内を走り回る音に悩まされるようになった。抗議をしても幼児の父親は「文句があるなら建物に言え」と取り合わなかった。男性は騒音計などで測定、提訴。判決は「騒音の程度は50~60デシベルとかなり大きい。深夜に及ぶこともあり、被告は子供をしつけるなど誠意ある対応をすべきだ」としています。
最近のコメント