戦時下における性暴力

戦時下における性暴力 [ チーム ]

慰安婦たちの写真

16Days 緊急アクション
日本軍性奴隷制のサバイバーたちに正義を!

1932年から第2次世界大戦中、8万から20万人と推定されるアジア太平洋各地の女性たちが旧日本軍により、強制的に性奴隷として働かされ、何年間も強かんと虐待の日々に耐え続けてきました。しかしながら、日本政府は、いまだにサバイバー(性奴隷制の犠牲者で、その苦難を生き延びた女性)たちに対する誠意ある対応と再発防止に向けた取り組みを拒み続けています。アムネスティは、この問題を重大かつ進行中の人権侵害であると考え、サバイバーたちに対して、十分かつ明確に謝罪するよう、日本政府に要求しています。


11月25日は、国連の女性に対する暴力撤廃の国際デーです。世界では、この11月25日から国際人権デーの12月10日までの16日間を、ジェンダー暴力と闘う16日間行動キャンペーンとして、様ざまな活動が展開されています。


アムネスティはこの期間中、日本政府に対するアクション(手紙・ハガキ書き)を呼びかけています。世界中の人びとと共に、あなたもアクションを起こしてください!
下記の要領でハガキをダウンロード、またはご自分で手紙やハガキに書き写して、署名をして後、投函してください。


ハガキをダウンロードする(PDF)
日本語での要請文例

写真の女性たちをはじめとする、多くの女性たちが軍の性奴隷として召集され、第二次大戦後60 年以上経た今も正義を待ち続けています。
2007 年、米国、オランダ、カナダそしてEU 加盟の27 カ国は、この問題に緊急に対処するよう求める決議案を採択しました。決議案は日本政府が彼女たちに犯した罪を公に、明確かつ正式に謝罪することによって、こうした女性たちの尊厳を回復することを要求したものです。
私は日本政府に対して、以下の通りこの世界的な正義を求める声に応えるよう要請します。

・これらの女性たちがこうむった苦しみを認めて、「慰安婦制度」に対する責任を全面的に認め、十分に謝罪すること

・これらの女性たちに、日本の教科書に性奴隷制度についての正確な記述をすることを含む適切な経済的補償と名誉回復の措置をとること

あて先:
〒100-8968 東京都千代田区 永田町 1-6-1
内閣府庁舎 内閣官房内閣広報室
野田 佳彦 総理大臣殿
英語での文例

Dear Prime Minister,

The women pictured, and many other women just like them, who were drafted into military sexual slavery are still waiting for justice more than 60 years after the end of World War II.
In 2007, the USA, the Netherlands, Canada and the 27 member states of the European Union passed resolutions urging immediate action on this issue. The resolutions call on the Government of Japan to restore the dignity of these women by providing a public, unambiguous and formal apology for the crimes committed against them.

I urge the Government of Japan to respond to this global call for justice by:
・Accepting full responsibility for the “comfort women system” in a way that acknowledges the harm suffered by these women and providing a full apology.
・Providing adequate financial compensation and rehabilitation to these women, including accurate accounts of the sexual slavery system in Japanese educational text books.

Yours sincerely,

あて先:
Prime Minister’s Office
Cabinet Secretariat
Cabinet Public Relations Office
1-6-1 Nagata-cho
Chiyoda-ku
Tokyo 100-8968

更新情報

  1. 2009/3/19 - 「慰安婦」問題チーム・ページを公開

アマゾンアフェリエイト利用のお願い

アムネスティのアマゾンのバナーを経由して商品をご購入いただくと、購入金額の3〜7%がアムネスティへの寄付となり、アムネスティの活動の支えとなります。どうかアマゾンアフェリエイトのご利用、よろしくお願いします。

http://www.amazon.co.jp/?&camp=759&linkCode=wsw&tag=amnestyintern-22&creative=3879 ">amazon

そのほかにもさまざまなご支援の方法がございます。

クリック募金

さまざまなご支援の方法