枝野新経産相「原発事故収束に最大限努力」野田首相は12日、東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐる不適切な言動で辞任した鉢呂吉雄前経済産業相の後任に、枝野幸男前官房長官(47)を任命した。 政権発足後初となる第178臨時国会は13日召集され、首相は衆参両院本会議で初の所信表明演説を行い、東日本大震災復興と原発事故収束に全力を挙げるとともに、野党にも協力を求める考えだ。これに対し、野党は、鉢呂氏に関する首相の任命責任を追及する構えだ。 枝野氏は12日夜、皇居・御所での認証式を経て正式に経産相に就任した。原子力経済被害担当相も兼務する。枝野氏は同日の就任記者会見で、停止中の原子力発電所について「安全性を確認し、周辺住民に理解していただく努力をしたうえで、稼働すべき原発は再稼働する」と述べた。また「(福島の)原発事故の収束に最大限の努力をしていかなければいけない」と語った。13日にも福島県庁を訪れ、佐藤雄平知事に経産相交代の経緯について説明し、陳謝する考えも明らかにした。 (2011年9月13日01時20分 読売新聞)
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