矢嶋武弘のページ
矢嶋武弘のページ で紹介された YouTube 動画
-
トロイカ
昔、歌声喫茶などでよく歌ったロシア民謡に『トロイカ』がある。 本歌は地主に恋人を奪われた御者の悲しみを歌ったものだが、日本では明るく健康的な歌詞に変えられた。こういうのは珍しい。 外国の明るい歌でも日本に入ってくると、やるせない、切ないものに変わることが多いからだ。 トロイカは3頭立ての馬車、あるいはソリの意味である。楽団「カチューシャ」が歌詞をつけた『トロイカ』を以下にアップしておきたい。(2011年12月12日) トロイカ Troika 東京少年少女合唱隊 注・・・なお、楽団「カチューシャ」は間違えて他の「トロイカ」を訳詩したため、このように明るい歌になったというのが本当らしい。
-
明日は咲こう花咲こう
下の動画はいずれ削除されるだろうが、それでも構わないからアップしよう。 1965年(昭和40年)の日活映画『明日は咲こう花咲こう』の主題歌である。吉永小百合はこの時20歳、保健婦(今の保健師)の役だ。彼女が最も輝いていた頃ではなかったか。一緒に歌っているのは三田明、当時最も人気のある歌手だった。 この映画は見ていないが、歌は大好きである。 「暮しの中に根をはろう」という歌詞は堅実で、明日への希望を抱かせるものだ。音楽は伊部晴美。 削除されるのを覚悟して、以下に『明日は咲こう花咲こう』をアップしておきたい。(2011年12月9日) 吉永小百合、三田明「明日は咲こう花咲こう」ニューエディション
-
さざんかの宿
妻が庭に山茶花が咲いていると言う。は~~山茶花? 花に疎い私はよく知らないが、大川栄策の『さざんかの宿』を思い出した。山茶花は晩秋から冬に咲くという。わが家のは白い花だ。歌の方は赤い花だが、まあいいや(笑)。 『さざんかの宿』は1982年にリリースされ、180万枚も売れた大ヒット曲である。作詞は吉岡治、作曲は市川昭介。不倫・密会の歌だが、典型的な日本の演歌だろう。以下に、歌詞を添えてアップしておきたい。(2011年12月8日) 大川栄策 さざんかの宿 くもりガラスを 手で拭いて あなた明日が 見えますか 愛しても 愛しても あゝ他人(ひと)の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざ...
-
2011年12月8日(木)
太平洋戦争勃発(1941年12月8日)から今日でちょうど70年。日本の運命を大きく狂わせる戦争だった。 あの日、開戦の臨時ニュースを聞いた人々は、どのように思っただろうか。自分は生まれてまだ3カ月の乳飲み子だったから、何も知らない。母親の懐に抱かれて、すやすやと眠っていたのか。 多くの人が、重大な事態になったと感じたという。また、かなりの人が緒戦の勝利に「やったーっ!」と歓声を上げたという。ごく少数だろうが、日本も来るところまで来たか、いよいよ終わりだな~と思ったかもしれない。各人各様の思いであの臨時ニュースを聞いたのだろう。 太平洋戦争開戦ラジオ放送
-
太平洋戦争から70周年
明日12月8日は太平洋戦争、つまり日米開戦からちょうど70周年の日である。70年前の今頃、ハワイ・真珠湾を攻撃するため、日本海軍の連合艦隊は粛々としてハワイに近づいていた。その5日前に「ニイタカヤマ ノボレ」の攻撃命令が下っていたのだ。 戦争はもちろん良くないし、日本を敗戦のどん底に突き落とした太平洋戦争は愚かだったかもしれない。しかし、我々の祖先や大先輩らは決死の覚悟で戦争に突入したのだ。開戦の十数時間前、彼らはどのような思いでハワイを目指していたのだろうか。きっと、胸が締め付けられるような思いであったに違いない。 以下に「軍艦行進曲」とともに、当時の映像を振り返ってみよう。(2011...
-
北へ
今日は一日中“空しい気分”に襲われたが、ふと小林旭の『北へ』を思い出した。ユーチューブで何度も聴いているうちに すっかり気分が穏やかになった。 この曲は1977年発表といわれるが、歌詞もメロディーも大好きである。また、歌手・小林旭も大好きである。作詞・石坂まさを、作曲・叶弦大 。以下に『北へ』をアップしておきたい。(2011年12月5日) 小林旭 北へ 名もない港に 桃の花は咲けど 旅の町には やすらぎはないさ お前と別れた むなしさ抱いて 俺は明日も また北へ流れる お前のやさしさ 酒に浮かべひとり 遠い霧笛に あの夜をさがす 愛していりゃこそ つれなくしたが 今もこの胸で ゆれるほほ...
-
破戒
島崎藤村の名作『破戒』の映画をDVDで見た。1962年(昭和37年)の大映作品で、監督は市川崑である。非常にシリアスで文芸作品の典型みたいなものだ。初めて見たが、胸をえぐられるような映画である。涙が流れてきた。 特に、主人公の小学校教員・瀬川丑松が、自分が穢多(えた・被差別部落)の出身であることを生徒たちに打ち明けるところは、見ていて胸が詰まるものがあった。瀬川は土下座して「許して下さい」と謝るのだが、明治時代だとあのようになるのだろうか。 なぜ謝らなければならないのか! 同じ日本人に生まれてきて、なぜ差別を受けなければならないのか! 今の日本では絶対に許されないことだ。見ていて、こんな...
-
[転載]家畜の苦悩
福島原発10キロ圏内 / 泣き叫ぶ牛たちの末路 Many cattle are dying. 転載元: ☩†Meteora†☩
-
たき火
今日から師走、急に寒くなってきた。童謡『たき火』が発表されたのは、ちょうど70年前の1941年(昭和16年)12月9日である(NHKのラジオ番組)。ところが、太平洋戦争の開戦直後ということで、軍部から「焚き火は敵機の攻撃目標になる」 「落ち葉は風呂を焚く貴重な資源だからもったいない」などのクレームが寄せられた。このため、NHKは3日間の放送予定を2日間に短縮したという。 それはともかく、寒くなると焚き火にあたっていた子供の頃を思い出す。日本の歌百選にも選ばれている『たき火』を以下にアップしておきたい。(2011年12月1日) たき火
-
[転載]東電の事故状況解析発表について/小出裕章@たね蒔きジャーナル
まず、東電が福島第一原発の事故で、溶け落ちた核燃料が今どこにあるかということを推定して発表したというニュースについてなんですが、私、正直いいまして、東電の発表の言葉を聞いても、小出先生、意味がよく判らないんです。是非、このことを教えていただきたいんですが、小出先生が今までどういうことを主張してらっしゃったかっていうことを、私の言葉でおさらいしてみますので、間違ってたら教えてくださいね。 東電がメルトダウンの可能性をずっとしていたような早い時期から、小出先生はおっしゃっていたのは、 『すでにメルトダウンしている。更に圧力容器は通り抜けて、その外側にある格納容器をも一部破損させて、底に穴が開...
-
小沢一郎氏とアメリカの子供たち
紹介しようかどうか迷ったが、良い話ならいいだろう。民主党の小沢一郎氏については悪い話が多いが、実に良い話もある。ある人から紹介されたのだが、小沢氏はほぼ毎年、アメリカの小学生10数人から20人ぐらいを日本に招いて、日米・草の根交流を続けているのだ。 小沢氏が「ジョン万次郎財団」を設立し日米親善活動をしているのは知っていたが、アメリカの小学生を毎年のように招待しているとは知らなかった。率直に言って、大したものである。私などは彼の足下にも及ばない(笑)。 小沢氏は親中国派のように言われるが、こうした活動を見るとアメリカとも友好親善を図る気持がとても強いことが分かる。今日だけは“一日小沢派”に...
-
ダニエル・ダリュー
夢の中に往年のフランスの名女優ダニエル・ダリューが現われたのでびっくり。とにかく美しかった。どうしてこんな夢を見るのだ。最近、人の名前をすぐに忘れるので、ダニエル・ダリュー、ダニエル・ダリューと何度も自分に言い聞かせる。目が覚めても名前を復唱・・・すぐに調べたら、ダニエル・ダリューは今もご健在。御年94歳だって! 最近も現役で活躍されているとか。 1950年代だったが、あのジェラール・フィリップと共演した『赤と黒』が忘れられない。その頃は彼女はもう中年に差しかかっていたが、戦前は“絶世の美女”と謳われたそうだ。夢の中ではなにか半分、カトリーヌ・ドヌーヴに似ていた感じがするが、フランス美人...
-
[転載]東電「ゴルフ場の放射性物質は東電の物ではない」と主張:東京地裁の決定は「東電は除染しなくていい」
2011年11/28(月) 大阪毎日放送ラジオ 小出裕章氏 音声10分 http://www.youtube.com/watch?v=Naj5lD1vlmY&feature=player_embedded ・福島第1原発から45km離れた所に,営業停止したゴルフ場がある 営業できないから8月に 東京電力に除染してくれと東京地裁に仮処分を求めた. 東電側の主張は「放射性物質は東電の物ではない」 東京地裁は,11月14日に申し立てを却下. 東京地裁はゴルフ場の芝が,原発事故で汚染されたことは認めたが 除染方法が確立していないから,東電は除染しなくていい という内容ですが? 小出氏:東電の原子...
-
星の界(よ)
夜空が澄んできたように思うが、この『星の界』を聴くといつも心が洗われるようだ。元々は「エリー」と言うアメリカの曲だが、旋律があまりに美しいので讃美歌などにもなった。日本でもいろいろな歌詞が付けられたが、『星の界』は明治43年(1910年)、杉谷代水によって作詞されたものである。(2011年11月29日) 星の界(Hoshinoyo)
-
愛国の花
戦前の古い歌だが、1937年(昭和12年)に作られた国民歌謡に『愛国の花』がある。銃後を守る日本女性の想いを桜、梅、椿、菊にたとえた歌だ。大和撫子の美しい心が伝わってくるようである。たまにはこういう歌も良いだろう。作詩・福田正夫、作曲・古関裕而。 以下に、歌詞を添えて『愛国の花』をアップしておきたい。(2011年11月28日) 懐メロ 愛国の花 淀かおる 真白き富士の けだかさを こころの強い 楯として 御国(みくに)につくす 女(おみな)らは 輝やく御代の 山ざくら 地に咲き匂う 国の花 老いたる若き もろともに 国難しのぐ 冬の梅 かよわい力 よくあわせ 銃後にはげむ 凛々しさは ゆ...
-
赤い月
映画『赤い月』をDVDで見た。戦前から戦後にかけての満州を舞台に、主人公の女性・森田波子を中心に人間の生き方を追究した作品だろうか。 なかにし礼の原作を読んでいないが、男の自分には波子の生き方に違和感を持った。これは仕方がないだろう。男は大義とか理想などに生き、そして死んで行くのが普通だが、女は愛に生きようとする。生き方が違う。 「男はすぐに死にたがるのね」と波子は言う。彼女は子供を抱え生きるために生きていく感じだ。ところが、男たちは武士道や大義に殉じる者が多い。その違いがよく表われていると思う。彼女にとって“卑怯”とは簡単に死ぬことであり、なんとしても生き抜くことが勇気なのだ。しかし、...
-
青い山脈
今日は朝一番に『青い山脈』をアップしておきたい。1949年・昭和24年、日本中に元気と希望をもたらし爆発的にヒットした名曲だ。原曲でどうぞ。(2011年11月27日) 青い山脈 藤山一郎さん 奈良光枝 さん 原曲 1 若くあかるい 歌声に 雪崩は消える 花も咲く 青い山脈 雪割桜 空のはて 今日もわれらの夢を呼ぶ 2 古い上衣よ さようなら さみしい夢よ さようなら 青い山脈 バラ色雲へ あこがれの 旅の乙女に鳥も啼く 3 雨にぬれてる 焼けあとの 名も無い花も ふり仰ぐ 青い山脈 かがやく嶺の なつかしさ 見れば涙がまたにじむ 4 父も夢見た 母も見た 旅路のはての その涯の 青い山脈...
-
ウエストサイド物語
30年前に事故死したアメリカの女優ナタリー・ウッドの死因について再調査が行なわれるという。今さら“水死”は変わらないだろうが、彼女が主演の『ウエストサイド物語』を思い出す。 1961年だからちょうど50年前の映画だ。あの頃のアメリカ映画は輝いていた。今もか? それはともかく「トゥナイト」を聴きたくなった。以下にアップしておこう。(2011年11月25日) West Side Story-Tonight
-
[転載]ドイツのNews番組:「犯罪会社東京電力」:日本は異常だ
2011年11/16(水) ラジオ文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」:上杉隆氏 吉田氏: 今回の原発事故で,日本の偽善的な面は,怒りと絶望を通り越して 笑うしかありません. 反原発6万人デモを報道すらしない大手新聞. 大手新聞の原発報道はウソッぱち. 上杉氏: ドイツのテレビインタビューに答えたが 日本の原子力は異常だとみんな笑ってました. 政府・東京電力・保安院・マスコミがお笑いの対象. 枝野官房長官の発言に,みんな大爆笑. 吉田氏: タイトルが「犯罪会社東京電力」でしたね. ドイツのニュース風刺番組 「犯罪会社東電」 動画3分 http://www.youtube.com/wat...
-
藍より青く
本田路津子さんの歌声が好きでユーチューブを調べていたら、NHK朝ドラ『藍より青く』の主題歌『耳をすましてごらん』を見つけた。このドラマは1972年(昭和47年)に放送されたが、新婚間もない私は妻と一緒によく見ていたものだ。 熊本県天草を舞台に、戦争で夫を亡くした若い女性の健気な半生を描いた物語だが、主演の真木洋子さんも好きだった。彼女のおおらかな雰囲気が妻に似ていたからか(笑) 真木さんは2000年に急性白血病で亡くなったと映像の字幕に出ている。でも、私は彼女は自殺したと聞いている。それはともかく、真木さんを偲びながら以下に『耳をすましてごらん』をアップしておこう。作詞・山田太一、作曲・...