(cache) ヒッグス粒子、98・9%存在 巨大加速器のデータ解析で - 47NEWS(よんななニュース)
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  • ヒッグス粒子、98・9%存在 巨大加速器のデータ解析で


     日本も参加するアトラスチームの検出器(CERN提供)

     ものが持つ質量の起源として存在が予言されている「ヒッグス粒子」を探している二つの国際研究チームが13日、欧州の巨大加速器での実験データを解析し「粒子が存在する可能性が高まり発見に近づいた」と発表した。

     東京大も参加するアトラスチームの結果では、粒子が存在する確からしさは98・9%。物理実験で「発見」を宣言できるのは99・9999%以上のため、データ蓄積を進め来年には最終結論を出すとしている。

     宇宙の至るところに潜み「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子は、宇宙を形成する最も基本的な粒子の一つ。正式に確認されれば、世紀の大発見だ。

      【共同通信】