”「学生の交流サイトがビジネスツールへと進化した」書籍『はじめて仕事で活用するビジネス・フェイスブック』より”で、Facebookが米国の名門ハーバード大学の学生専用SNSからスタートしたことを紹介しましたが、今は13歳以上でメールアドレスを持っている人なら、誰でも無料で登録できます。
さて、先日こんなツイートを目にしました。
フェイスブックやってる人ミクシイやってる人を下に見る傾向ある http://twitter.com/#!/en/status/138854016674316288
あー、なんだか容易に想像がつきますね。
Facebookに実名登録してリア充なオレたち勝ち組。
mixiって、匿名ヤンキーの出会い系でしょ?みたいな感じでしょうか。
実際のところ、どうなんでしょう?
私が放置していたFacebookのアカウントをアクティブに使うようになったのは、2年くらい前のことだったと思いますが、その頃はたしかにやたらと東大卒の人から友達申請が来るSNSだなという思い出があります。
去年の今頃、Facebookに火がついたわけですが、とある地方都市に住む知人が言うには「自分の出身校である県内で一番偏差値の高い高校の同窓生とはほとんど再会することはない。どちらかというと、二番手、三番手くらいの学校出身で実家の稼業を継いだとか、地元の中小企業に就職した人が熱心にやっている。」とのことでした。
つまり、日本のFacebookは商売に活用できそうだということで飛びついたおじさんによって広まったと言っても過言ではありません。
さて、今はどうなんでしょう?
私はお馬鹿タレントの第一人者として有名な里田まいさんと高校が同窓です。
そんな私の母校も、友達検索機能でフィルタをかけるとたくさんの同窓生がFacebook上で見つかります。(おそらく、数百人程度)
「『悪魔の詩』のラシュディ氏、フェイスブックと実名規約めぐり衝突」を読んで思ったのですが、Facebookは既に底辺高校みたいなものなのではないでしょうか?
私の母校は札幌で一番校則が厳しい学校として知られています。今は知りませんが、私の時代、髪型はおかっぱか三つ編みのみ。違反した者はかつらをかぶること、と徹底していました(笑)
馬鹿はルールを厳格に定めて、徹底的に取り締まらないと歯止めがきかなくなるからです。
Facebookも同じなんですね。以前も垢BAN祭り(実名以外のユーザーのアカウントを停止する見せしめ)がありましたが、ラシュディ氏のミドルネームすら認めないという・・・アホか?
つまり、Facebookはもはや底辺高校レベルということではないでしょうか?
事実、Yahoo!知恵袋のSNSカテゴリでは、今やmixiよりFacebookに関する質問の方が多く、ほとんどの質問者がガラケーまたはスマートフォン保持者でもパソコンは持っていない(または使えない)という人たちです。
すでに、Facebookはmixiやモバゲーで小銭を落とすクラスタの人が大量に参入しているということです。
Facebookを使いこなしていることをちょっとした自分のステータスだと思っていた人には残念な話ですが、Facebook上で一般大衆向けのマーケティング活動を行いたいと思っている業者には朗報でしょう。
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