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2011年12月12日(月) 12:05 |
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千足古墳の石障、保存作業へ
岡山市にある国の史跡・千足古墳から劣化した石障が取り出され、損傷を食い止める保存作業をするため、12日朝、岡山市中区の埋蔵文化財センターに運び込まれました。
石障は、12日朝、岡山市の職員が見守る中、専門スタッフらによってトラックから積み降ろされました。 岡山市北区にある千足古墳の石障は長い間、水に浸かっていた影響で、表面に施された紋様が傷んでおり、損傷をくい止めようと11日、古墳の石室から慎重に取り出されました。 石障の重さは、推定300キログラム。 トラックから降ろされた石障は、台車に乗せられて保管室に運び込まれました。 岡山市では石障を、およそ1年間乾燥させ、表面に施された彫刻の状態をチェックしながら、保存方法を検討することにしています。
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