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【芸能・社会】

ノッてる俳優 ノッてるバンドがタッグ 来年1月放送フジ系ドラマ「ハングリー!」

2011年12月13日 紙面から

 4人組ロックバンド、THE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)が、来年1月10日スタートのフジテレビ系ドラマ「ハングリー!」(火曜午後10時、関西テレビ制作)の主題歌を書き下ろすことが12日、分かった。ノリにのっている俳優向井理(29)の約3年ぶりの連ドラ主演作で、ボウディーズにとっては初めてのドラマ主題歌。メジャーデビュー2年目で念願の日本武道館公演を成功させ、こちらも絶好調のタイミングでの抜てきだ。

 ドラマは、向井ふんする山手英介(29)が、オーナーシェフの母親が急死したため、ミュージシャンになる夢を捨ててフレンチレストランを継ぐ決意をするところから始まる。が、ダメダメおやじのせいで店を乗っ取られ、かつてのミュージシャン仲間と自分の店をオープンさせようと奮闘。そんな中で、英介の料理のとりこになってしまった女子大生、3歳年上の彼女との恋の行方などが描かれる。

 ボウディーズは、インディーズ時代からすべて英語詞のオリジナル曲にこだわって、ロック魂を見せつけてきた。スタイリッシュでエネルギッシュなステージで着実にファンを獲得。7月にZepp Tokyoで行ったライブを聴いた関西テレビの河西秀幸プロデューサーが、「唯一無二な音楽性で、懐かしくもあり、でも新しくもあり、圧倒的なパワーに衝撃を受け」、ドラマのモチーフにマッチしているとしてオファー。

 書き下ろしを依頼されたバンド側も、快諾。向井と直接会って構想を練りたいとのメンバーの意向で11月末に対面が実現した。ボーカルのROYは、「世代も近く音楽やスポーツその他趣味など共通の話題も多く、温かい方だったので、お会いできたことにより楽曲を制作するにあたっての大きなヒントを得ることができた」という。

 さっそく届けられたデモテープを、タイトルバックの撮影時に聴いた向井も「シンプルだけど無駄がなくて、かっこよくて、ボウディーズらしいなと思いました。渋めの声と音で、かっこいいけど、ちょっと懐かしいロックの感じがあって、素敵な曲を作っていただきました」と手応え十分。曲は目下仕上げ段階で、来年2月8日発売が決まった。

 なおドラマの共演は、稲垣吾郎、瀧本美織、国仲涼子、塚本高史、三浦翔平ら。

 ◆THE BAWDIES 小学校からの同級生のROY(ボーカル、ベース)、JIM(ギター)、MARCY(ドラムス)と高校からの同級生TAXMAN(ギター)によって2004年1月1日に結成。リトル・リチャード、レイ・チャールズを敬愛。R&B、ロックンロールをルーツに、すべてのオリジナル曲を英語詞で創作。06年にアルバム発売、09年メジャーデビュー。今年11月27日に初の日本武道館公演を行った。最新アルバム「LIVE THE LIFE I LOVE」はオリコン初登場6位。

 

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